この週末はツインリンクもてぎに来ております。
全日本ロードレース第3戦、いやぁ晴れました。
きょう土曜は公式予選日。
そして、JSB1000クラスは、まったく新しい予選方式が!
その名も「TOP10サバイバル!」です。

画像: どんなスタイルだろうが速い!ニューR1と中須賀克行、ポールポジション!

どんなスタイルだろうが速い!ニューR1と中須賀克行、ポールポジション!

撮影・文/ナカムラヒロフミ

新しい予選スタイルは、まずQ1で上位10名を決める計時予選があって
その10人がトップ10サバイバルに進出。
10人が走るQ2では、いっせいにコースインして10周します。
で、1周目、2周目、3周目と、その周のタイムがいちばん悪いライダーが
ひとりずつ脱落。一人、また一人減り
最後に残ったふたりのうち、速いほうがポールポジション!となります。

画像: 最初の脱落は秋吉。1周目が終わったらひとり脱落、残り9人で周回します。 これを9周繰り返してトップを決めるわけですね。9人が走り続けても、ひとりピットイン させられるライダーの心情、いかばかりか…。9位加賀山の向こうに10位秋吉が見えます。

最初の脱落は秋吉。1周目が終わったらひとり脱落、残り9人で周回します。
これを9周繰り返してトップを決めるわけですね。9人が走り続けても、ひとりピットイン
させられるライダーの心情、いかばかりか…。9位加賀山の向こうに10位秋吉が見えます。

つまり、見かけの順位はまるで関係ない、ってこと。
事実、ずっと2番手を走っていた津田拓也が、途中で脱落!
見ているほうは結構エキサイティングだったわけですが
これ、やってるほうはなかなかツライだろうなぁ、って方式でした。
だって、闇雲に走ってタイヤ使っちゃったら、後半タレちゃったりするし
セーブしすぎたら早々と脱落させられちゃったりして
なかなかに戦略も必要な予選方式だったわけです。
一人、またひとりとライダーが減っていって
ラスト4人は中須賀、野左根のヤマハ勢と、柳川、渡辺のカワサキ勢。
ここで野左根、渡辺の順に脱落して、中須賀と柳川の一騎打ち。

画像: む…ケガしてなかったっけ?の2番手柳川。

む…ケガしてなかったっけ?の2番手柳川。

結果、最後まで残ってポールポジションを射止めたのは
中須賀克行+ニューYZF-R1。いやぁ、速い!
第2戦オートポリスで勝って、このもてぎで連勝を狙います。
中須賀はこれがもてぎでのポールポジション。
柳川も競り勝ってたらもてぎ初ポールだったのにねー!
ほかクラスは、J-GP3が、先日NHKでも取り上げられてた國峰啄磨!
2番手に栗原佳佑、3番手にKTM-RC250Rの古市右京!
J-GP2はオートポリス大会ウィナーの高橋裕紀がポールポジションで
生形秀之が2番手、岩田悟が3番手につけております。
ワンメイクタイヤのST600葉、今年はヤマハタイランドの横江竜司がポールで
ST600初年度の大久保光が2番手、3番手にデチャ・クライサート!
明日、雨だって言われてましたけど、徐々に予報が好転しております♪

<今日は曇り予報だったのに激アツ!ナカムラ>

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