鈴鹿サーキットは公式予選が終わりました。
酷暑、ってほどのコンディションにはならなかったんですが
お昼前に気温35℃、路面温度55℃ほどまで上がりました。
午前のセッションは先のエントリにあげたとおりですが
総合のトップタイムは↓このひと!

チームグリーン、渡辺一樹 暫定ポールポジションの座、獲得です!
写真・文/ナカムラヒロフミ
A/Bグループに分かれての第1~3ライダーのタイムアタック。
さっきにもあげたように、午前にタイム出しをしたチームは
午後も、路面温度が落ち着く時間帯を待って
第3ライダーがタイム出しする、という戦略を取っていたチームが多かったようです。
第1ライダーではヤマハ中須賀、ハルク高橋、加賀山ら有力ライダーは
ほぼタイム更新なし。午前の1回目の時間帯にタイム出ししてるからですね。
そしてヨシムラ津田が、接触で転倒を喫し、タイム更新ならず!

津田、この後にまさにここで転んじゃいました…

ヤマハファクトリーを牽引するのは中須賀! ニューR1、グッと増えました!

ぜんぜん速そうに見えない、だけど速いストーナー。1走行ごとに着実にタイムアップ!
第2ライダーでは、ヤマハファクトリーのポル・エスパルガロが劇的に速く
午前のタイムを更新する2分07秒075をマーク!
うはぁ、速ぇぇ!と感心した次の周、ヘアピンで転んでしまいました。
ライダーにケガはなかったものの、メインバイクはけっこうイッちゃいました。
転んじゃダメなんだよなぁ…これがあとあとまで響かなければいいんだけど…。
ほか、TOHO山口、ハルクのマイケル、カガヤマの芳賀(へんな表現・笑)が
午前のタイムを更新しました。あんまり気温も上がらなかった時間帯でした。
第3ライダーは、ケーシーや清成、グリーン渡辺がひしめくグループ。
まず渡辺が2分06秒656という全体のトップタイムを出したのをきっかけに
あんまり気温が下がらなかったのにも関わらず
どんどん各チームともペースアップ!
そうすると、きたきたきたきた、ケーシー・ストーナー!
ここまで、1回の走行ごとに、着々着々とタイムアップしてきたんですが
このラスト走行で、ついに2分06秒台に突入してきました!
しかも、アタックしてた周はほとんどクリアラップが取れず
抜いて抜いて、パスしてライン交錯して出したタイムが2分06秒963!
いかな世界チャンピオンとはいえ、2年間も完全ブランクがあって
CBR1000RRに何度しか乗ってないのに、このタイム!
この日、2分06秒台に入ったのはたったの4人!
その4人に入っちゃうんだから、やっぱりすげーぞ、ストーナー!
これでトップ10トライアル出場チームは、A/B各グループの上位5位ずつで
1:チームグリーン 2:ヨシムラスズキ 3:ヤマハファクトリー 4:TSRホンダ
5:ハルクプロ 6:桜井ホンダ 7:チーム加賀山 8:エヴァンゲリオン
9:TOHOレーシング 10:モトマップサプライ
ということになりました。
各グループ均等取りということで、タイムはよかったのにモンスターヤマハが
総合11位となり、トップ10トライアル進出を逃しました。
このトップ10の中でもヨシムラ、ヤマハファクトリー、TSRホンダが転倒を喫し
ナイトセッションではチーム加賀山、エヴァンゲリオンも転倒。
トップチームがこれだけ転んじゃう8耐ってのも珍しいです!

撮っちゃった…
明日はトップ10トライアルの日! その前の4時間耐久も楽しみです!
<こうして日曜までアッという間にすぎるんです ナカムラ>