土曜のメインイベント、鈴鹿4時間耐久が終了しました。
ノービス(今は国内ライセンス)の甲子園と言われ
8耐や全日本への登竜門となっていた鈴鹿4耐ですが
しばらく人気低迷していたとはいえ、この数年、また注目度が高くなってます。
それは、アジアンライダーたちの甲子園(それもヘンだな・笑)になってるからです。
日本では国内ライセンスのライダーによる近畿選手権ですが
アジアンライダーたちにとっては日本のロードレースへの挑戦!
この4年、アジアンライダーたちが優勝してきましたが
ついにアジアン連続優勝記録がストップ!
勝ったのは38歳と14歳のコンビでした!
写真・文/ナカムラヒロフミ
鈴鹿4耐は、今年で35回目を数える由緒ある大会。
かつてはレーサーレプリカのTT-F3規定のマシンによる戦いだったが
現在ではST600によるレース。この辺は時代の流れだよね。
近い将来は4スト250ccによるレースになるかも、って言われてます。
その4耐、もちろん2人のライダーによる4時間耐久ですが
タイヤ交換なし、っていうルールがけっこうヤバいです。
経験から言っても、市販溝付きタイヤで50℃を超えるような路面温度だと
30分もすればずるずるきちゃうもの。
それ、4時間だもんね、レースもかなりの波乱が起こっちゃうんです。
その激戦を制したのは、TTSレーシング速心YSSサンタバイクNCC(長い・笑)の
中村敬司&和田留佳。Keizyこと中村は38歳、和田は14歳!
和田は、かつて13歳で4耐を制した酒井大作につづく
史上2番目の若さでの4時間耐久を制しました!
2着はインドネシア・アストラホンダのアンディ・イデハとアディチャ・ハナフィ。
3着にはCLUBモトラボEJ+TCPブラックがんばっぺ石巻の玉田祐紀&桐井有希。
4着にはしばらく優勝チームとカワサキZX-6Rの1-2を築いていた
チーム飯塚&バイクアートの松崎克哉&アズランシャアのコンビでした。
Keizy+和田の優勝で、アジアンライダーの優勝は4連覇でストップ!
来年はまた、鈴鹿4耐優勝の座を狙って、アジアから刺客が送り込まれるでしょう!
<4耐…出たいなぁ… ナカムラ>