いや、現役MotoGPライダーの凄みを見せつけられました!
きのうの計時予選のTOP10チームによるタイムアタック・ショーダウン!
トップ10トライアルで、ヤマハファクトリーのポル・エスパルガロがトップタイムをマーク!
タイムは、鈴鹿サーキットのJSB/EWCマシンの史上最高タイム
2分06秒000! なんとなんと、2分06秒どフラットです!
写真・文/ナカムラヒロフミ ※写真は7/24のものですよ
計時予選でのトップ10チーム、2人のライダーによるタイムアタック・ショーダウン!
これ、いろんなペースのライダーが一挙にコースにいる状態ではなくて
たったひとりで鈴鹿サーキットを占有できるタイムアタック!
その分、速い人のスリップを使えなくなっちゃう、とかのデメリットもあるんだけど
ライダーが心おきなくアタックできるショータイムです。
トップ10チームのうち、まず6~10位のチームがコースインするんですが
まずこのブロックでトップタイムを出したのは、チーム加賀山、加賀山就臣!
次いでTOHOレーシング、エヴァンゲリオン、桜井ホンダ、Sサプライの順。
しかし、お楽しみは1~5位チームのアタックにかかっていました!
先に出てきた5人のライダーのうち、魅せてくれたのがポル!
セクター1、セクター2、セクター3と次々トップタイムを出し続け
うわわ、このままじゃついにJSB/EWCで5秒が出る!と思ったら
なんと2分06秒000! 下3けたが000なのもスゴい!
これで「人類初の2分05秒」(ちょっと大げさ・笑)は持ち越しとなりました。
しかしニューR1、すさまじいですね!
後から出てきた中須賀克行も、ポルには劣ったものの2分06秒059!
もちろん、これが明日の決勝にそのままつながるわけじゃないけど
決勝もやっぱり、ヤマハファクトリーが台風の目になりそうです!
注目のケーシーは、ホントに2年もブランクがあるの?って走りで
全体の3番手タイム、2分06秒335! ハルクがセカンドグリッドです。
3番グリッドは渡辺一樹が2分06秒287を出したチームグリーンで
津田拓也が2分06秒をマークして、ヨシムラが4番グリッドとなりました。
さぁ、1ラップのタイムは速いけど、燃費が苦しいといわれるYZF-R1ですが
ホントにきびしいのか、ホントに8回ピット9スティントで走るのか
ケーシーの本気走りはどれほどなのか、タクミがやっぱり速いのか
ひたすら耐久への積み重ねを続けてきたヨシムラはどうなのか
清成を擁するチーム加賀山、悲願の初優勝はあるのか--!
すべての答えは、明日! 19時半にはすべてが明らかになります!
<天気は大丈夫そうなのね? そうだよね? ナカムラ>