鈴鹿8耐、もてぎ7耐に続いて、
今週は群馬県・榛名モータースポーツランドに行ってきました。
ハルナといえば、青木ノブアツ杯。
しかし今回は、ヘタの横好き参戦じゃなくて、74GPです!
74Daijiroの全国大会、今年は榛名で行われたんです。
写真・文/ナカムラヒロフミ
74GPは、全国各地の74Daijiroレースのエントラントが集まる
年に一度の全国大会。
秋ヶ瀬、そして榛名と持ち回りのように全国大会が行われてます。
で、これが毎レース、もんのすごいレースを見せてくれるんだ!
速く走るスキルはもちろん、抜き方、レース展開の組み立てとか
フェアプレー、スポーツマンシップ、そんで転び方まで
74Daijiroはたくさんのことを教えてくれます。
生前、大ちゃんと話してた時には
「ポケバイって、レースの仕方が覚えられるんです。
んーと、抜き方とかぁ…」って教えてくれたこともありました。
大ちゃんと一緒に走ってた亀谷長純や武田雄一なんかは
練習やレースに、秋ヶ瀬に集まることが楽しい、って言ってたしね。
ポケバイともちょっと違う、大ちゃんが遺したスーパーミニバイクで
4歳5歳からバイクに親しむ子たちがいる、それってスゴいこと!
それが、毎年のようにミニバイク界にライダーを送り込んで
その中から、またステップアップするタイダーを育ててるんです。
そして、今回の74GPは、榛名の「青木ノブアツ杯」での開催。
ノブアツ杯も、74と同時進行のように若いライダーを育ててくれていますが
今回も、レースプログラムに、きちんと「体験クラス」を用意してくれていて
初めてレースするキッズたちに、走る機会を作ってくれています。
スズキMotoGPマシンの開発ライダーであり
ほんの2週間前には鈴鹿8耐に出場していたノブくんが
子どもたち(小学生くらいかなぁ)を相手に
「ハイ、たとえば誰かが転んじゃったら、コースの横にいるおじさんが
黄色い旗を振ってくれます。これ、なーんだ」って
フラッグの説明をしているシーンを見たら
あぁ、このコたちが数年後にはサーキット走ってるんだな、って思って
ヨシヨシ、とニンマリしてしまったものでした。
これで日本も安心だ、じゃないけどね(笑)。
ちなみに今年の74GPは
Aグループ=速い方では#27シュウくんが
Bグループ=そうじゃない方では#9竜輝くんが優勝!
この名前、覚えておくと、数年後が楽しみだなぁ!
ちなみに「74大人クラス」も行われて、74出身の全日本ライダー大久保光や
水野涼、栗原佳佑もゲストで出場してくれていました。
こういうリンクって、大事だよね!
<ウチの子供も…ってひとが増えるといいなぁ ナカムラ>