最終戦MFJグランプリは、午前中のセッションが終了してます。
で、姉さん、大変です! ドえらい事件が起こりました。
JSBクラスの公式予選、コレ今回はQ1/Q2制で行なわれているんですが
Q2に進出できるtop10を決めるQ1、トップタイムは中須賀がマークしたんですが
そのタイムがスゴッ! なんとなんと2分6秒を大きく切って2分5秒192!
ちなみに昨日のフリー走行でも2分5秒781が出てたんですが
それを、さらに大きく超えるスーパーラップ! もう、鈴鹿は大変なんです!
写真・文/ナカムラヒロフミ
ちなみに鈴鹿でのコースレコードとなると
JSBでは、今年春のヨシムラスズキ津田の2分06秒103。
4ストマシンでは、今年の8耐、ポル・エスパルガロが、2分06秒000でしたね。
8耐マシンはJSBとは仕様が違って、車重も重いし、パワーも抑えてますから
JSBマシンの方が速い、ってのは大方の一致した見方なんです。
なので、今年の春の2&4では「誰が05秒台に入るか!」なんて言ってたんだけど
津田、渡辺、そして中須賀も6秒切りならず…
JSBマシンで、誰が最初に05秒台に入るか--ってのが最大の興味だったんです。
そして、とうとう06秒台の壁を破ったのが、中須賀だったってわけです。
金曜のフリーでは2分05秒781、ってタイムが出て
関係者、メディア、そしてライダー仲間も「うわぁぁぁ…」ってなってたんですが
とうとう今日、公式予選Q1で2分05秒192が出ちゃいました!
05秒192…これ、午後のQ2では5秒切っちゃうんじゃないの? いや、まさか…。
しかも、この05秒の周の前には、06秒台で4周ほど周回してましたから
決して「1発だけ!」のタイムじゃないんです。
ちなみにMotoGPは、いまは鈴鹿サーキットで公式には走っていませんが
最後に行なわれた2003年大会では、天候不順でタイムが伸びず
2002年は、ポールポジションがバレンティーノ・ロッシ=2分04秒226でした。
でも、あの頃はMCダブルシケインもなかったし
最終シケインも今の形じゃなかったから
今ならきっと中須賀のR1の方が速い…かもしんないなぁ^^
ともあれ、中須賀R1が速いのはもちろん、Q1では2番手に
これもYZF-R1を駆る、野左根航汰が入りました。
これは、ライダーが速いのはもちろん、マシンが速いんだねぇ!
午後のQ2は、TOP10ライダーが1周ずつ走って
最下位のライダーがひとりずつ姿を消していくというTOP10サバイバル。
決勝を含め、誰が中須賀がやっつけるか--それが鈴鹿のテーマですね。
<いいお天気が続いてます♪ ナカムラより>