2013年7月10日、アジア市場を主なターゲットに電動バイクの
開発・製造・販売を行っているテラモーターズが、
東京・青海のテレコムセンターで新製品発表会を行った。
![画像1: 世界初! スマートフォン連携機能を備えた電動スクーター「A4000i」をテラモーターズが発表!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/03/05/7c36556afee441e09c95e3efd3bd5b24557cc69d.jpg)
![画像2: 世界初! スマートフォン連携機能を備えた電動スクーター「A4000i」をテラモーターズが発表!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/03/05/6f4932addd65d20131b91da54387cd0da089fb01.jpg)
発表会冒頭のプレゼンテーションで「この先2年で、電動バイクにおけるテスラ・モーターズのポジションを目指したい」と、アメリカの4輪EVメーカーを引き合いに出して語った徳重徹社長の手で
紹介されたニューモデルが「A4000i」。
スクータースタイルの電動バイクで、量産モデルとしては世界初のスマートフォン連携機能を備えるのが最大の特徴。
![画像3: 世界初! スマートフォン連携機能を備えた電動スクーター「A4000i」をテラモーターズが発表!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/03/05/9dfdfaaffa0f66a98a90796b96d32d0e54388fe6.jpg)
iPhoneをメーター下にセットするできる構造で、車体とはWiFiで接続、データをやりとりする。現時点で同社が開発したアプリによって、速度やバッテリー残量を表示するほか、電力消費や位置情報など走行データのログをクラウドデータベースに記録することもできる。
将来的には走行ログを活用してユーザーそれぞれに向けたお勧め情報を提供するものやナビゲーションシステム、走行管理など、さまざまなアプリの開発も期待される。また、Android端末への対応も検討されている。
![画像4: 世界初! スマートフォン連携機能を備えた電動スクーター「A4000i」をテラモーターズが発表!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/03/05/383997d56d8faca706faf3003a714e550c46ae26.jpg)
もちろん電動バイクとしての基本性能もにもこだわり、最高速度65km/h、航続距離65km(30km/h定地走行)を実現、登坂力15度と、重量物の配送やタンデムもこなせる力強さも備える。
48V・40Ahという大容量リチウムイオンバッテリーは、放電状態からのバッテリー充電時間4.5時間、5万kmの寿命を謳っている。
パーツの多くは海外から調達され、生産もベトナムで行われるが、スタイリッシュなボディデザインや各部の設計は全て日本で行うことで、日本メーカーならではの高性能と優れた品質を実現。
さらに充実したアフターサービスも提供していくという。
![画像5: 世界初! スマートフォン連携機能を備えた電動スクーター「A4000i」をテラモーターズが発表!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/03/05/352daa0304b4e67694432f6f06e7f36919989ee9.jpg)
![画像6: 世界初! スマートフォン連携機能を備えた電動スクーター「A4000i」をテラモーターズが発表!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/03/05/e73d2cdd363895ae6120af2c35ef67575af34727.jpg)
脱着式のバッテリーはシート下の前方にあり(白/青の部分)、その後方にはヘルメットなどを収納できるスペースを用意。ハンドル下にはフロントラックも備えるなど、スクーター的な実用性も確保されている。
![画像7: 世界初! スマートフォン連携機能を備えた電動スクーター「A4000i」をテラモーターズが発表!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/03/05/88a7a36e4430c2c82030af8c3ed47ca9d80a7305.jpg)
日本国内での発売開始は今年12月の予定、当初は2000台の限定発売で
価格は45万円(充電器含む)。電動ならではの静粛性や
ガソリンエンジンよりも圧倒的に低いランニングコストを活かして、
ビジネス用途への採用も期待しているという。
なお、スマートフォン連携機能を備えないモデル「A4000」も
来年発売とされているが、現時点では価格未定とされている。
■関連リンク
テラモーターズ
http://www.terra-motors.com/jp/