かねてより海外にて発表されていたYZシリーズが、国内発表。既報どおりYZ250F・YZ450FXはフルモデルチェンジ、YZ85にも手が入る徹底したフルラインナップのアップデートです
YZ250F 8年ぶりの新作エンジンを搭載、税込み979,000円
モトクロスのミドルクラスモデル「YZ250F」は、8年ぶりとなる新設計エンジンを搭載し、全域での出力・トルク向上を実現。油圧クラッチの新採用やリアブレーキの軽量化など、戦闘力を大きく引き上げています。詳しいインプレッションと開発背景は、以下の過去記事もあわせてご覧ください。
YZ450FXはエンジン・車体ともに新型へ
クロスカントリーモデル「YZ450FX」は、2026年モデルの「YZ450F」をベースにフルモデルチェンジ。2027年モデルでは、カムシャフトのバルブタイミングを変更し、吸排バルブのオーバーラップを縮小。低回転時のトルクを抑えてスムーズな出力で、エンストの発生を低減しています。また、ACMローターの外径を95mmから97mmへ拡大しトルク変動を抑制。スプロケットも50丁から51丁に変更し、低速域で粘り強く、シビアなスロットル操作を必要としない特性に仕上げました。
また、YZ450Fと同様の油圧クラッチを採用。クラッチスプリングの仕様変更により、レバー操作荷重をYZ450F比で15%低減し、ロングライド時の疲労を軽減しています。
前後サスペンションはYZ450Fと同一コンポーネントながら、初期から中間域での作動性を高めた日本専用セッティングを採用し、ウッズなどでの快適性と高速域での安定性を両立しています。
リアブレーキはキャリパー形状やピストン径、ディスク径を変更して軽量化とコントロール性を向上。
YZ85も刷新、さらなるユースライダー育成を目指す
「YZ85」「YZ85LW」もレースでの戦闘力を引き上げつつ、ランニングコストの抑制とメンテナンスのしやすさを実現。走行機会を増やすことでユースライダー育成に貢献するモデルへと仕上げられました。
2027年モデルでは、吸気抵抗が少なくスムーズな開閉を可能にするMotoTassinari製リードバルブ「VFORCE-4R」を採用。あわせて、エアフィルター吸気口を従来のφ75mmからφ85mmへ拡大し、新作マニフォールド、ジェット類の見直し、YPVS特性の変更、フライホイールマスの増大(φ60.0→φ79.5)などを織り込み、全域での扱いやすさを向上させています。これによりパワーバンドが拡大し、クラッチ操作やシフト回数の減少による乗りやすさも高めています。
クラッチは摩擦材を変更しジャダースプリングを追加、トランスミッションは使用頻度の高い3/4速ギアの表面処理を変更。さらに、スプロケットを46Tから47Tに変更し、レスポンスと扱いやすさを向上させています。
メインフレームはフロント/アンダーエンジンブラケットおよびリアアームブラケットの形状・板厚を変更し、出力向上に見合う剛性を確保。コーナリング時や大きなギャップなど負荷がかかるシチュエーションでの接地感を高めています。
メンテナンス性も見直され、フロントホイールベアリングはオイルシール付に変更して防錆性を向上、外装ボルトの長さを14mmに統一するなど整備性も高めました。
YAMAHA
YZ450F:1,182,500円(本体価格1,075,000円)
YZ250F:979,000円(本体価格890,000円)
YZ250:808,500円(本体価格735,000円)
YZ125:759,000円(本体価格690,000円)
YZ85LW:599,500円(本体価格545,000円)
YZ85:588,500円(本体価格535,000円)
YZ65:511,500円(本体価格465,000円)
YZ450FX:1,226,500円(本体価格1,150,000円)
YZ250FX:1,006,500円(本体価格915,000円)
YZ250X:819,500円(本体価格745,000円)
YZ125X:770,000円(本体価格700,000円)
PW50:247,500円(本体価格225,000円)
予約受付は「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」にて、2026年6月18日〜11月29日の期間で実施されます



