PHOTO/TEXT:八橋秀行
▶▶▶写真はこちら|「タミヤ『1/12 Honda CB1000F』キットレビュー」
未塗装でも実車のようなリアリティを再現!

TAMIYA
1/12 オートバイシリーズ No.144
1/12 Honda CB1000F
価格:4620円
発売日:2026年4月18日

TAMIYA
1/12 オートバイシリーズ No.144
1/12 Honda CB1000F
価格:4620円
発売日:2026年4月18日

TAMIYA
1/12 オートバイシリーズ No.144
1/12 Honda CB1000F
価格:4620円
発売日:2026年4月18日

TAMIYA
1/12 オートバイシリーズ No.144
1/12 Honda CB1000F
価格:4620円
発売日:2026年4月18日
タミヤの「1/12 Honda CB1000F」は、実車の魅力を高い精度で再現しながら、初心者でも組みやすい設計を両立した最新オートバイキットだ。
2026年4月18日に発売され、STD仕様とヘッドライトカウル付きのSE仕様を選んで製作できるほか、現行3色の車体色を再現できるデカールも付属。組み立ては基本的に接着剤を必要とするが、未塗装でも高い完成感が得られる点が特徴となっている。

CB1000Fが箱全面に描き下ろされた迫力のボックスアート。見応え十分のイラストは、完成後も思わず取っておきたくなる魅力がある。

メーターやスイッチに加え、現行の車体色「ウルフシルバーメタリック(ブルーストライプ・グレーストライプ)、グラファイトブラック」を再現できる水転写式デカールが付属。未塗装でもデカールを貼るだけで仕上がりがぐっと向上する。

キットのランナー(パーツとパーツを繋いでいるプラスチックの枠)数は7枚。そこに一体成形されたフロントフェンダーとタイヤ、固定用のビスが付属する。

組み立てはエンジンから始まりフレーム、足まわり、外装面の順に制作。キットを組み立てながらバイクの構造も学ぶことができる。パーツの一部はかなり小さいので組み立て時の紛失には注意!
プラモデルと侮るなかれ! これはまさに“卓上1000F”だ




注目すべきは、ネイキッドモデルならではの“見える部分”への徹底した作り込み。金型表現で再現された水冷エンジンのラジエターホースのメッシュ模様、後方からチラリと存在感を放つモノショックサスペンション、別体成形されたブレーキディスクなどなど、実車さながらの精密感はさすが老舗のタミヤクオリティといえる。

フロントフォークのインナーチューブはメッキで別パーツ化、搭載されるφ310㎜のフローティングダブルディスクはインナーとアウターがパーツごとに分かれ、ブレーキホースはビニールチューブで再現。足まわりに実車さながらのリアル感を与える見どころのひとつとなっている。


シートは座面のワディングやレザーの凹凸感を金型でリアルに再現。SE仕様のステッチや刺繍タグも、付属デカールで表現できる。本当にプラスチック成形か疑うほどのシートの独特な質感は、キットの完成度をグッと引き上げる。

ヘッドライトカウルやクイックシフターを取り付けることで、上級仕様の「CB1000F SE」に。ヘッドライトカウルは完成後も簡単に着脱可能だ。


外装パーツにも工夫が光る。燃料タンクやフロントフェンダーはそれぞれ一体成形とすることで、従来必要だった接着面の処理を省略しつつ、実車の流麗な“ストリームライン”を自然に表現している。


ミラーはシールではなくメッキパーツで再現されており、なんと鏡面仕上げ! 同スケールのライダーフィギュアなどを乗せれば、ミラーから覗かせるライダーに思わずニヤリとする。

豊富な情報を備えた5インチフルカラーTFTメーターもデカールで再現。デカールの貼る場所も説明書に記載があるので、丁寧に仕上げれば実車さながらの迫力に!
プラモデル初心者も経験者も大満足の傑作キット!

ここまで解説した1/12 HondaCB1000Fキット。完成までの時間はプラモデル経験者の筆者でデカール貼りも合わせて8時間〜10時間程度。組み立てには接着剤を要するため一見敷居が高いと思われがちだが、パーツ細部にタミヤらしい高精度な造形と組みやすさへの配慮が見て取れた。
“作って楽しく、飾って映えるCB1000F”に仕上げられた本キット。CB1000Fオーナーはもちろん、いつの日かオーナーになる日を夢見るライダーの卵まで、老若男女におすすめしたいアイテムだ。

