「夏場のレバー操作が汗で滑る」「グローブの中が蒸れて不快……」そんなストレスを感じていませんか? 気温が25℃を超える日が増えたら、いよいよメッシュグローブの出番です。本記事では、驚きの涼しさを誇る合成繊維から、安全性に妥協しないレザーメッシュまで徹底比較。万が一の際に手を守る「CE規格」の見極め方や、スマホ操作の利便性、さらに清潔に保つお手入れ術までご紹介します。指先まで快適な装備を整えて、爽やかな夏の風を掴みに行きましょう!

監修者:岡本修(Webライター)
大学時代から大型バイクに乗っていて、日常使いはもちろん、ツーリングやサーキット走行まで楽しんでいる。ジャケットやグローブといったギアを集めるのも好きで、時間があれば最新商品をチェックしている。

本記事は編集部が独自に制作した記事ですが、記事内のリンクから商品を購入すると、Amazon、楽天等のアフィリエイトプログラムから売上の一部がWebオートバイに還元されます。

バイク用メッシュグローブの選び方

夏のツーリングに向けて、グローブの買い替えを検討しているライダーは多いはずです。とはいえ、いざ選ぼうとすると「どれも似ていて違いがわからない」「安価なもので十分ではないか」と迷う場面も少なくありません。

日本の夏は高温多湿です。そのため、バイクグローブは通気性の良し悪しが快適さを大きく左右します。手汗を抑えられれば、グローブ内で手が滑りにくくなり、アクセルやブレーキ操作の安定性も高まります。つまり、メッシュグローブは快適性だけでなく、安全な操作を支えるためにも重要な装備です。

7月から9月はもちろん、気温が25℃を超え始める5月下旬から6月の日中でも効果を実感できます。ゴールデンウィークを過ぎる頃から、本格的に活躍するアイテムと言えるでしょう。本記事では、バイク用メッシュグローブの選び方を詳しく解説します。

【監修者の一言】
メッシュグローブの最大の利点は、「指先の感覚をドライに保てること」にあります。汗で湿ったグローブは、内部で裏地がヨレたり、指先が滑ったりして、繊細なブレーキ入力やクラッチワークを妨げる原因になります。特に、ミリ単位の操作が求められるフロントブレーキにおいて、常に指先がサラッとしていることは、疲労軽減だけでなく「握りゴケ」などのミスを防ぐ安全装置としての役割も果たします。

タイプで選ぶバイク用メッシュグローブ

バイク用メッシュグローブには大きく分けて「合成繊維メッシュ」と「レザーメッシュ」の2種類があります。それぞれの特性を把握したうえで、自分のライディングスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。

【監修者の一言】
素材選びの際は、「グリップの握り心地」も考慮しましょう。合成繊維メッシュは、その軽さと柔らかさから指の動きを妨げず、細かなスイッチ操作がしやすいのが魅力です。対してレザーメッシュは、使い込むほどに手の形に馴染み、吸い付くようなグリップ力を発揮します。長時間の高速走行などで、無駄な握力を使わずリラックスしてハンドルを保持したい方は、レザー素材の持つ「しなやかなコシ」が大きな助けになります。

合成繊維メッシュ

バイク用メッシュグローブは、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維で作られており、生地を網目状にすることで通気性と吸汗性に優れており、真夏の暑い時期でも蒸れずに使いやすいです。軽く柔らかいのでポケットやバックに入れやすいのもメリットです。ツーリングやデイリーユースなど幅広いシーンに対応しやすいのが合成繊維メッシュの強みです。

レザーメッシュ

一方でレザーメッシュは、耐久性のあるやぎ革や牛革を採用し、パンチング加工による通気性を確保したタイプで、保護性とフィット感を重視するライダーに向いています。街乗りからワインディングまでこなしたいという方や、見た目にもこだわりたい方におすすめです。

フルメッシュタイプ

また、真夏の涼しさを最優先するならフルメッシュタイプが理想的です。ただ、1枚で長いシーズンをカバーしたいなら、ハーフメッシュタイプを軸に検討してみてください。

【監修者の一言】
最近のメッシュグローブは、指先に「スマホタッチ機能」を備えたモデルが主流です。特に合成繊維タイプは加工が容易なため、反応が良いモデルが多い傾向にあります。ただし、レザーメッシュの場合は、パンチング(穴あけ)加工の隙間からタッチ反応が鈍くなることもあるため、ナビを多用する方は、試着時にグローブをはめたまま操作感をチェックしておくのが失敗しないコツです。

安全規格と性能で選ぶバイク用メッシュグローブ

バイク用メッシュグローブを選ぶ際に見落としがちなのが、プロテクション性能です。転倒時、手は真っ先に地面に接触する部位であり、グローブの保護性能が手への衝撃を大きく左右します。

CE規格

バイク用グローブのCE規格において最も一般的な基準がEN13594で、ライダーの手を衝撃や摩耗から保護するための基準を規定した規格です。グローブの素材や構造、保護性能に関して厳しいテストをクリアした製品にのみ与えられます。

EN13594にはレベル1とレベル2の2段階があり、用途に応じて選ぶことが重要です。レベル1は一般的なライディングに対応する基本的な保護性能、レベル2はより高い衝撃吸収性能が求められるスポーツ・サーキット走行向けの上位基準です。街乗りやツーリングメインであればレベル1で十分な場合がほとんどですが、ワインディングやサーキット走行を楽しむライダーはレベル2対応製品を検討する価値があります。

画像: プロテクション性能と安全規格で選ぶバイク用メッシュグローブ

プロテクション性能と安全規格で選ぶバイク用メッシュグローブ

プロテクション性能

また、プロテクターの位置と素材も重要です。拳部分にTPRラバーナックルガードを、手のひら部分にはカーボンスライダーを搭載しているグローブは、万が一の転倒時でも手をしっかりと保護してくれます。ナックル(拳)部分だけでなく、手のひら側のプロテクションも備えたモデルを選ぶことで、転倒時の保護範囲が広がります。

さらに、プロテクターによって窮屈感がある場合は、ワンサイズアップがおすすめです。グローブはアクセル、ブレーキ、クラッチといった操作性に直結するため、握った状態でのつっぱり感がないかを必ず確認しましょう。

タッチパネル操作

タッチパネル操作への対応も、現代のライダーには欠かせない機能のひとつです。タッチスクリーンに対応した特殊素材が使用されているグローブなら、グローブを着用したままでもスマホやタブレットを操作できます。ナビアプリを頻繁に操作するツーリングライダーは、この機能の有無も選定基準に加えておくと便利です。

クシタニ レイヴンメッシュグローブ3 K-5351

クシタニ(KUSHITANI)のメッシュグローブです。アーバンライクなデザインに充実のプロテクション性能を融合させた、ショート丈のレザーメッシュモデルです。

メイン素材にはしなやかな牛革を採用し、パンチング加工を施すことで、真夏の酷暑下でもレザー特有の安心感と高い通気性を両立。スマホ対応なのもうれしいところ。街乗りからツーリングまで、スタイルを問わず活躍する一双です。

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デイトナ フルメッシュスタンダードグローブ HBG-072

デイトナ(DAYTONA)のメッシュグローブです。ヘンリービギンズブランドが提案する、真夏の快適性を追求したフルメッシュ構造のスタンダードモデルです。

甲側には通気性に優れたメッシュ生地を広範囲に使用し、掌側には全面にパンチング加工を施した人工皮革を採用。シンプルながらもハードタイプのナックルプロテクターを内蔵し、安全性を確保しています。コストパフォーマンスに優れ、日々の通勤・通学から週末のツーリングまで、暑い季節のライディングを軽快にサポートする一双です。

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RSタイチ ラプター メッシュ グローブ RST442

RSタイチ(RS TAICHI)のメッシュグローブです。高い通気性を持つメッシュ素材に、カーボンプロテクターを組み合わせたスポーツライディングモデルです。

甲のナックル部分だけでなく、掌や手首にもカーボンプロテクターを配置し、さらに指先にはラバープロテクターを備えるなど、サマーグローブながら極めて高い保護性能を誇ります。手首まで保護するミドルカフ仕様と、スマホタッチ対応による利便性を両立した、ストリートからスポーツ走行までこなす本格派の一双です。

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HYOD ST-X CORE D3O® GLOVES

ヒョウドウ(HYOD)のバイク用グローブです。ナックル部分には柔らかく柔軟性の高い衝撃吸収剤「D3O®」プロテクターを装備した、高い安全性を誇るレザーグローブです。

掌側にはパッドを装備し、フィット性とての負担を軽減。グローブを着用したままスマホ操作ができる利便性も備え、快適なライディングをサポートします。

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アルパインスターズ Reef V2グローブ

アルパインスターズ(Alpinestars)のメッシュグローブです。一見すると街乗りに馴染むカジュアルなデザインですが、その実態は通気性を極限まで追求した本格的なサマーモデルです。

手の甲に伸縮性と透湿性に優れたストレッチ素材を採用し、快適性としなやかなフィット感を演出。真夏の熱気を効率よく逃がしながら、素手のようなダイレクトな操作感を実現。掌には広範囲にパットを配置し、クッション性を高めています。CE認定レベル1KPを取得。スマホ操作も可能です。

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ダイネーゼ MIG 3 AIR TEX GLOVES

ダイネーゼ(DAINESE)のメッシュグローブです。「MIG 3 AIR」は、優れた通気性とスポーツライディングに必要な保護性能を、ダイネーゼらしい洗練されたデザインでパッケージしたサマーグローブです。

手の甲には広範囲に高強度のメッシュ素材を配置し、走行風をダイレクトに取り込むことで真夏の不快な蒸れを解消。掌にはしなやかで耐摩耗性に優れたAmicaスエードレザーを採用しており、高い操作感と安全性を両立しています。

※CE認証取得(EN13594 Level1)

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ファイブ バイクグローブ RS3 EVO AIRFLOW

ファイブ(FIVE)のバイクグローブです。本モデル「RS3 EVO AIRFLOW」は、優れた通気性と快適性を追求したメッシュタイプのライディンググローブです。

手の甲側には広範囲にハニカムメッシュを採用し、走行風を効率よく取り込んで真夏のライディングでも手元の蒸れを最小限に抑えます。人間工学に基づいた独自のプロテクション設計により、高い安全性を確保しながらも突っ張り感のない自然なレバー操作を可能にしています。

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JRP STM サマーメッシュグローブ

ジェーアールピー(JRP)のメッシュグローブです。 香川県の職人による「純国産」にこだわり続けるJRPが、夏の快適なライディングのために作り上げたロングセラーのレザーメッシュモデルです。

メイン素材には、水に濡れても硬くなりにくい耐水加工牛革を採用。手の甲から指先に至るまで贅沢に施されたパンチング加工により、レザー特有の手に吸い付くようなフィット感はそのままに、驚くほどの涼しさを実現しています。洗練されたシンプルなデザインは、どんな車種にも馴染む「大人のための夏グローブ」です。

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カエディア プロテクターメッシュグローブ KDR-GL5

カエディア(Kaedear)のメッシュグローブです。横浜発のバイク用品メーカーであるカエディアが、日本の夏を快適に走るために開発したプロテクターメッシュモデルです。

甲側には通気性を極めた大口径のメッシュ生地を、掌側にも通気口を設けて蒸れにくい構造になっています。ナックル部分には衝撃吸収に優れたプロテクターを配置し、中と外の二重クッション構造で疲れにくさにも配慮。スマホ操作も可能です。コストパフォーマンスと機能美を追求するライダーに最適な一双です。

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ラフ&ロード ジェットエアアドベンチャーメッシュグローブ RR8426

ラフ&ロード(ROUGH&ROAD)のメッシュグローブです。真夏の過酷な環境下での走行を想定し、圧倒的な通気性とプロテクション性能を突き詰めたアドベンチャー志向のモデルです。

甲側にはビッグホールのメッシュ生地を随所に配し、掌側にもパンチングレザーを採用することで、手全体を包み込むような涼しさを実現。一方で、2ピース構造のフローティングナックルパーツや各所のパッドにより、万が一の際の安全性も徹底的に追求されています。機能美あふれるタフな外観が、ライダーの冒険心を掻き立てる一双です。

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山城 アイディール バイク用グローブ 春夏モデル ID-001 アクシス

山城(YAMASHIRO)のメッシュグローブです。「IDEAL(アイディール)」ブランドの第一号モデルでロングセラーとなっているこのID-001アクシスは、通勤からツーリングまで幅広くカバーするスタンダードな春夏モデルです。

甲部はナイロンメッシュ素材で、掌部は耐摩耗性の高い合皮を採用。全体に薄手なので操作がしやすいのも特徴です。主張しすぎない洗練されたデザインが、大人のライディングスタイルをスマートに演出します。

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コミネ EN-016 ストライカーグローブ

コミネ(KOMINE)のメッシュグローブです。内蔵型のソフトナックルガードを備え、自然なフィット感と高い安全性を両立しています。

手のひら側には衝撃を吸収するフォームパッドを配置。プロテクターを装備しながらも、握りやすさを追求した立体パターンを採用しているため、長時間のライディングでも快適な操作性をキープできます。さらに、着用したままスマホを操作できる実用性も備えた、夏場に最適な一双です。

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バイク用メッシュグローブを快適に使用するためのTIPS

画像: バイク用メッシュグローブを快適に使用するためのTIPS

バイク用メッシュグローブを快適に使用するためのTIPS

ポイント①:定期的な洗濯

バイク用メッシュグローブを長く快適に使い続けるためには、使用後のケアが重要です。メッシュグローブを手入れする際は、必ず事前に洗濯表示や素材を確認しましょう。素材によって洗い方が異なります。

  • 全面メッシュの場合:水、あるいはぬるま湯と中性洗剤を混ぜて、優しくもみ洗いをしてください。
  • レザーが使われている場合:水洗いを避けるか、革専用の洗剤(レザーシャンプー等)を使用し、型崩れやひび割れを防ぐ手入れを行ってください。

一通り洗い終わったら、綺麗な水で洗剤を落として風通しの良い場所で陰干しをしてください。タグを洗濯バサミで挟むと生地が傷みにくいので覚えておくと便利です。

ポイント②:インナーグローブと組み合わせて使用する

また、真夏の酷暑期にはインナーグローブとの組み合わせも効果的です。冷感素材のインナーグローブはメッシュグローブとの相性が抜群で、グローブの汚れ防止にもなるうえ、吸汗速乾素材で作られているため通気性のよいメッシュグローブをさらに快適に使えます。特に長距離ツーリングではこの組み合わせを試してみてください。

ポイント③:直射日光を避けた風通しのよい場所で保管する

保管の際は直射日光を避けた風通しのよい場所に置くことで、素材の劣化を抑えられます。シーズンオフはグローブ専用の収納袋や箱に入れて保管すると、型崩れや日焼けを防ぐことができます。

【監修者の一言】
洗濯の際、忘れがちなのが「マジックテープ(ベルクロ)部分」のケアです。メッシュ素材の繊維がマジックテープに絡まると、固定力が弱まるだけでなく、生地を傷める原因になります。洗う際はマジックテープを閉じた状態でネットに入れるか、ゴミが詰まっている場合は使い古しの歯ブラシ等で優しく取り除いてください。手首がしっかり固定されることで、レバー操作の安定感が長く維持されます。
インナーグローブの併用は、「グローブの着脱をスムーズにする」という点でも非常に有効です。真夏の汗ばんだ肌にメッシュグローブを直接はめると、裏地が引っかかって指が奥まで入りにくくなったり、脱ぐ際に裏地が飛び出したりすることがあります。薄手のインナーを一枚挟むだけで、驚くほどスッと着脱ができるようになり、休憩時のストレスが劇的に解消されます。

まとめ:バイク用メッシュグローブを取り入れて、快適なバイクライフを

夏のライディングを快適かつ安全に楽しむために、バイク用メッシュグローブ選びは妥協したくないポイントです。素材とタイプの違いを把握し、CE認証の有無やプロテクターの配置を確認したうえで、自分のライディングスタイルに合った1枚を選んでください。

正しいグローブを手にしたら、あとはお気に入りのルートへ走り出すだけです。風を感じながら走る夏のツーリングは、最高の装備とともに何倍も楽しくなります。今シーズンのベストな相棒を、ぜひこの記事から見つけてください。

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