オフロードバイク乗りの間でも噂になっていたハイエースのモデルチェンジがついに発表されました。今回の改良は、300/400系へのフルモデルチェンジではなく、長年にわたりオフロードライダーのトランスポーターとして圧倒的な支持を得てきた200系ハイエースの安全性能と利便性を、最新のデジタル技術によって大幅に引き上げる内容となっています。

最も大きな変更点は、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」の進化です。新たに採用された機能の中でも、プリクラッシュセーフティが交差点での検知範囲を拡大し、対向車両や歩行者に加えて自動二輪車の検知にも対応。そしてなかなか商用車には搭載されなかったレーダークルーズコントロールがいよいよ採用、カーブでの速度抑制機能や、ウインカー操作に連動した加速・減速支援、さらには先行車のその前の車両の動きを捉える先々行車検知機能などを備える先進的なACC(アダプティブクルーズコントロール)が追加されました。これにより、レース後の疲労を抱えた帰路における運転負荷が、これまで以上に軽減されることが期待されます。

ついにACCが搭載!

インテリアにおいても近代化が進んでいます。運転席には新たにカラーデジタルメーターが採用され、車両情報の視認性が向上しました。センタークラスターにはコネクティッドナビに対応した8インチのディスプレイオーディオを搭載し、スマートフォンとの連携を含めた利便性が高められています。さらに、積載物によって後方視界が遮られやすいトランポにおいて有効なパノラミックビューモニターの機能や、夜間の視界を確保するBi-Beam LEDヘッドランプ、冬場の冷え込み時に重宝するシートヒーターなど、現場での実用性を高める装備も拡充されました。


今回の改良では、主要な安全装備や快適装備が標準化されたことに伴い、車両価格は従来モデルから約40万円前後の上昇となっています。しかし、商用車の枠を超え、乗用車並みの最新運転支援システムを備えたことで、自走で各地のコースを転戦するライダーにとって、移動の質を左右する極めて重要なアップデートとなるでしょう。
発売日
2026年2月2日
メーカー希望小売価格(税込)
ハイエース バン:2,860,000円 〜 4,683,800円
ハイエース ワゴン:3,350,600円 〜 4,472,600円
主な安全機能
自動二輪車検知機能付プリクラッシュセーフティ、全車速追従機能付レーダークルーズコントロール(カーブ速度抑制機能付)、ロードサインアシスト
主なインテリア・装備
カラーデジタルメーター、8インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)、パノラミックビューモニター、シートヒーター、Bi-Beam LEDヘッドランプ

パノラミックビューモニターも装備
