焚き火とバイク、静かな夜。ソロキャンプで分かるVストローム250SXのマルチ性能

“ファラオの怪鳥”と称されたスズキのDR-BIGなど、かつては“ビッグオフ”と呼ばれていたようなジャンルが「アドベンチャーバイク」と呼ばれるようになったのはいつの頃からでしょうか。
そのジャンルは現在では人気カテゴリーのひとつとなりました。
スズキで言えば、目的地までの道中すらも楽しむというスタイルを確立し、道を選ばない自由を提供してくれる「Vストローム」シリーズがそれ。キャンプツーリングやアウトドアにもピッタリのマシンです。


荷物の多いキャンプツーリングでは、大型パニアケースが装着しやすく、未舗装路の走りも想定されたブロックタイヤやサスペンションなどのしなやかな足まわりが備わっているマシンが最適。
その中でも、車両重量164kgという軽量な車体に、スズキ独自の250cc油冷単気筒エンジンを搭載した「Vストローム250SX」は、Vストロームシリーズの中でもNo.1と言っても過言ではないほど冒険キャンプツーリング向きのバイクだと筆者は思っています。

今回、スズキの海外版YouTubeサイト「Suzuki Motorcycles Indonesia」に、Vストローム250SXで絵に描いたようなソロキャンプを楽しむ映像がありましたので、この冒険ムービーをちょっと見て欲しいんです。
バイクでキャンプを楽しむだけの動画なら他にもいっぱいあるかと思いますが、この映像にはキャンプツーリングで遭遇するであろう、Vストローム250SXの未舗装路での走破性に加えて、このマシンに備わっている機能的な部分の紹介まで見られるようになっているんです。

そしてVストローム250SXがキャンプツーリングという、過酷でありながらも魅力的なアクティビティに適しているかを雄弁に語っています。
動画の舞台は、インドネシアの西ジャワ州に位置するボゴール。この地は、熱帯特有の豊かな自然に囲まれ、時に未舗装の険しいトレイルも存在する、まさにアドベンチャーバイクの真価が試される環境です。
動画はVストローム250SXがアスファルトの整備された公道を軽快に駆け抜けるシーンから始まります。しかし、物語が進むにつれて、バイクは次第に人の手が加えられていない、自然の奥深くへと分け入っていきます。

日本では純正オプションとしてスリーパニアの設定はありませんが、それらを装着してもオフロードを走れるフレームやディメンションなのでしょうか。荷物の多いキャンプツーリングとの相性も抜群。SXの持つ可能性を感じさせてくれます。
目的のキャンプ地について荷下ろしすると、テントやマットを広げて今宵のキャンプサイトを作って行きます。

美しい自然の中で、テントを張り、焚き火を囲み、静かにコーヒーを淹れるシーンは今すぐにでもキャンプに出かけたくなるほど。
自然の中での時間を楽しむその静謐な描写は、Vストローム250SXが提供する価値の核心を突いています。このバイクは、単に「移動」の役割を果たすだけでなく、「非日常的な空間」へのアクセス権を与える鍵なのです。



ソロキャンプサイトが仕上がると、お待ちかねのキャンプ飯の準備。薪をバトニングして火をおこしています。
アドベンチャーバイクと共に時間をかけて旅をし、自らの手で野営地を設営する。そのプロセス全てが、旅の醍醐味であり、ライダーの充足感や非日常が味わえる特別な時間----。
(下に続きます)
この映像はVストローム250SXならではのソロキャンプツーリング・ムービーになっています。
約18分と結構なロングムービーですが、キャンプツーリング好きなら一気に観れてしまう映像になっていますので、是非チェックしてみてくださいね!
「Vストローム250SX」のガチキャンプムービーはこちら!
V-STROM 250SX | BOGOR CAMP TOURING
www.youtube.com










