トライアンフは2025年11月11日、「Tiger 900」「Tiger 1200」をベースにした特別仕様車「Alpine Edition」「Desert Edition」を発表しました。走行性能と快適性を向上させる専用装備を備え、2026年1月から販売開始予定です

アルプスを跨いでロングツーリング、Alpine Edition

画像: アルプスを跨いでロングツーリング、Alpine Edition

元々TIGERシリーズは排気量別の900・1200というカテゴリーと、ロード向けのGT、オフロード向けのRALLYの2タイプをラインナップしてきました。Alpine Editionは、オンロード志向のGTをベースに、ヨーロッパアルプスなど山岳地域での長距離移動に対応する装備を採用したモデルです。スノードニアホワイトとサファイアブラックを中心とした専用カラーとエーゲブルーのアクセントを設定したTiger 900 Alpine Editionは、エンジンプロテクションを標準装備。サスペンションはマルゾッキ製で、前後の減衰調整を行える仕様です。

Tiger 1200 Alpine Editionも2種類の専用カラーを用意し、セミアクティブサスペンションとヒーテッドシートを標準装備しています。また、5種類のライディングモードを搭載し、幅広い環境で安定した操作性を実現しています。

RALLYよりもっとオフロードへ、Desert Edition

画像: RALLYよりもっとオフロードへ、Desert Edition

Desert Editionは、オフロード向けのTiger900/1200 RALLYをベースとしており、過酷な地形を想定したオフロード志向の内容で構成されています。Tiger 900 Desert Editionには、アーバングレーとサファイアブラックにバハオレンジを加えた専用カラーを採用。フューエルタンクプロテクションバーを標準装備し、ショーワ製前後サスペンションによる長いトラベル量を確保しています。

Tiger 1200 Desert Editionにも専用カラーを設定し、21インチフロントホイールとスポークホイールを組み合わせることでオフロードでの走破性を高めています。6種類のライディングモードを備え、特にOff-Road Proモードにより、荒れた路面での操作性を向上させています。

両エディションともに、TigerシリーズおなじみのTプレーンクランクを採用した三気筒エンジンを搭載し、低回転域でのトラクションと高回転域での出力特性を両立しています。Tiger 900は108PSと90Nmを発生し、Tiger 1200は150PSと130Nmを発生します。全モデルにTriumphシフトアシストと7インチTFTディスプレイを採用し、My Triumphコネクティビティに対応しています。Tiger 1200には、ブラインドスポットアシストとレーンチェンジアシストを含む後方レーダーシステムを標準装備し、安全性を高めています。

Tiger 900 Alpine Editionは税込201万9000円、Tiger 900 Desert Editionは209万9000円です。Tiger 1200 Alpine Editionは243万5000円、Tiger 1200 Desert Editionは259万5000円です。日本国内のトライアンフ正規販売店で予約を受け付けており、納車開始は2026年1月を予定しています。

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