2025年11月12日、ヤマハ発動機は電動アシスト自転車「PAS」シリーズのラインアップに、新型モデル「PAS CRAIG ALLEY(パス クレイグ アリ―)」を追加。都内・青山のSHARE GREEN MINAMI AOYAMAにて発表会が開催された。
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ヤマハ「パス クレイグ アリ―」の特徴

画像: YAMAHA PAS CRAIG ALLEY バッテリー種類:リチウムイオン電池 モーター型式・定格出力:ブラシレスDC式・240W 電圧・容量・充電時間:25.2V・15.8Ah・約4.5時間 サドル高:805~935mm 車両重量:22.1kg 発売日:2026年3月27日(金) 税込価格:13万8000円

YAMAHA
PAS CRAIG ALLEY

バッテリー種類:リチウムイオン電池
モーター型式・定格出力:ブラシレスDC式・240W
電圧・容量・充電時間:25.2V・15.8Ah・約4.5時間
サドル高:805~935mm
車両重量:22.1kg

発売日:2026年3月27日(金)
税込価格:13万8000円

デザインと乗り心地を両立! 電動アシスト自転車のエントリーモデルにぴったり

今回のヤマハ新モデル発表会では、国内電動アシスト自転車市場の拡大と、それに伴うユーザーニーズの多様化を踏まえ、新たにスタイリッシュな小径モデル「パス クレイグ アリー」が公開された。

現在、PASの国内出荷台数は過去10年間で約1.6倍に増加しており、市場は活況を呈しているが、その需要は変化している。都市部での集合住宅居住者の増加など住環境の変化や、見た目にこだわるデザイン志向の高まりから、コンパクトな小径モデル(20インチ前後)へのニーズが高まっており、2024年における小径モデルの市場構成比は10%に達するなど、その存在感を強めている。

ヤマハが独自に行った調査によると、PASユーザーのうち初めて電動アシスト自転車を購入するというエントリー層が7割近くを占めており、彼らが最も重視するのは走行性能といった機能面よりも「車体のデザイン・形状」および「車体のサイズ感」であることが明らかになった。

「パス クレイグ アリー」は、従来の小径モデルに対する「玄人向け」のイメージが、エントリー層の購入に対する敷居となっているという課題を解決すべく、「街にさりげなく映えるスタイリッシュ ミニベロ」をコンセプトに開発。

画像1: ヤマハ「パス クレイグ アリ―」の特徴

デザインを重視するユーザーの要求に応える「スタイリッシュな外観」と、初めて電動アシスト自転車に乗る人でも安心できる「快適な乗り心地」という、相反しがちな要素の両立を目指し、モデル名には2024年3月に発売されたシンプルかつ上質なデザインの「パス クレイグ」の名を採用。さらに「アリー」(路地の意)という単語で、路地を気軽に巡りたくなるような小径車の魅力を表現した。

本モデルの主なターゲットは30代男性を中心とした若年層に設定されており、彼らをPASのエントリー層として獲得したいという強い戦略意図がある。なお、女性でも気軽に乗れるよう、サドル高は805mmから935mmの間で調整が可能。「パス クレイグ」と比べて10mm低い値となっている。

デザイン面での最大のこだわりは、電動アシスト車では珍しいダイヤモンドフレームの実現である。

モーターやバッテリーといった構造上の制約を克服するため、モノステーの採用、クランク軸を寄せる設計、そしてステアリングポストの多段スペーサーとブリッジハンドルを組み合わせることで、スポーティな外観と使い勝手の良さを両立している。

画像2: ヤマハ「パス クレイグ アリ―」の特徴

モーターのアシスト力は、同社の「パス シティ」シリーズよりも強いレベル4(6段階中)に設定。太い前後タイヤの採用は、デザイン面での可愛らしさとともに、快適な乗り心地を両立し、キャスター角を寝かせることで直進安定性を高め、自転車に乗り慣れない人でも安心して走行できる「しっとりとした走行感覚」を提供してくれる。

画像3: ヤマハ「パス クレイグ アリ―」の特徴

また、バスケットやスタンドなどの純正アクセサリーによるカスタマイズの楽しさも確保されており、購入後もユーザーの用途や愛着に合わせて車両を自分好みに仕立てていくことができるのも魅力のひとつとなっている。

カラーリングは既存モデルのラインアップにも用意される艶消しカラーの「カーキジェイド2」「マットエクリュ」に加え、新色「メルティーグラファイト」の3色を展開。発売は2026年3月27日、価格は税込13万8000円となっている。

画像: ▲バッテリー容量は15.8Ahの大容量バッテリーを搭載。電動アシスト自転車を初めて乗る人でも安心できる「ちょうどいい」アシスト機能を有している。

▲バッテリー容量は15.8Ahの大容量バッテリーを搭載。電動アシスト自転車を初めて乗る人でも安心できる「ちょうどいい」アシスト機能を有している。

ヤマハ「パス クレイグ アリ―」のカラー・人気投票

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  • 画像6: コンセプトは“スタイリッシュなミニベロ”! ヤマハが新型電動アシスト自転車「パス クレイグ アリ―」を発表
    メルティグラファイト
  • 画像7: コンセプトは“スタイリッシュなミニベロ”! ヤマハが新型電動アシスト自転車「パス クレイグ アリ―」を発表
    カーキジェイド2(ツヤ消しカラー)
  • 画像8: コンセプトは“スタイリッシュなミニベロ”! ヤマハが新型電動アシスト自転車「パス クレイグ アリ―」を発表
    マットエクリュ(ツヤ消しカラー)
  • 画像9: コンセプトは“スタイリッシュなミニベロ”! ヤマハが新型電動アシスト自転車「パス クレイグ アリ―」を発表
    メルティグラファイト
    41
    13
  • 画像10: コンセプトは“スタイリッシュなミニベロ”! ヤマハが新型電動アシスト自転車「パス クレイグ アリ―」を発表
    カーキジェイド2(ツヤ消しカラー)
    50
    16
  • 画像11: コンセプトは“スタイリッシュなミニベロ”! ヤマハが新型電動アシスト自転車「パス クレイグ アリ―」を発表
    マットエクリュ(ツヤ消しカラー)
    9
    3

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まとめ:大冨 涼

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