バイクに乗る楽しさは、風を切り、景色の中を駆け抜ける爽快感にあります。しかし、長時間ライディングを続けると、多くの方が悩まされるのがお尻の痛みです。シートの形状や素材によっては、ツーリングの後半で痛みや疲労を感じ、せっかくの楽しさが半減してしまうことも少なくありません。そんなお尻の痛みを軽減するシートクッションの選び方とおすすめアイテムをご紹介します!

監修者:岡本修(Webライター)
大学時代から大型バイクに乗っていて、日常使いはもちろん、ツーリングやサーキット走行まで楽しんでいる。ジャケットやグローブといったギアを集めるのも好きで、時間があれば最新商品をチェックしている。

本記事は編集部が独自に制作した記事ですが、記事内のリンクから商品を購入すると、Amazon、楽天等のアフィリエイトプログラムから売上の一部がWebオートバイに還元されます

バイク用シートクッションの選び方

長時間のライディングによるお尻の痛みや疲労を軽減するために開発されたのが、バイク用シートクッションです。シートクッションは、現在のシートに加えるだけで、乗り心地を劇的に改善し、長距離ツーリングでも疲れにくい快適なライディングをサポートします。

この記事では、バイク用シートクッションの選び方を、「素材の種類」「取り付け方法」「サイズと形状」という3つの視点から徹底解説します。この記事を参考に、あなたにぴったりのシートクッションを見つけて、お尻の痛みを気にすることなく、どこまでも続く道を心ゆくまで走り続けましょう。

なぜシートクッションが必要なのか?その効果とメカニズム

バイク用シートクッションは、ただ単にクッション性を追加するだけのアイテムではありません。そこには、ライダーの体への負担を軽減し、より快適なライディングを実現するための科学的な工夫が凝らされています。

画像: なぜシートクッションが必要なのか?その効果とメカニズム

お尻の痛みを軽減するメカニズム

バイクのシートは、構造上走行中の振動や体重が特定の場所に集中しやすく、それがお尻の痛みにつながります。シートクッションは、衝撃を吸収する素材と、体圧を分散させる構造によって、特定の場所にかかる圧力を軽減します。これにより、長時間同じ姿勢でいても血行不良になりにくく、お尻の痛みを和らげる効果が期待できます。

【監修者の一言】
長時間のツーリングでは、特定の場所に負荷がかかりすぎてお尻や腰が痛くなることがあります。バイクの種類によってはクッション性の高いシートが採用されていますが、スポーツバイクなどでは固めのシートを採用する機種もあり、負担を感じることもあるでしょう。そんなときは、後付けのシートクッションを活用することで衝撃を吸収できれば、長時間のツーリングであっても痛みを軽減してくれる効果があります。

振動による疲労を軽減

バイクは、エンジンや路面からの微細な振動を常にライダーに伝えます。この振動は、知らず知らずのうちにライダーの体に蓄積され、疲労の原因となります。シートクッションは、この振動を吸収するダンパーの役割を果たし、体への振動を軽減することで、長時間のライディングでも疲れにくい体勢を保つことができます。

【監修者の一言】
わずかな振動でも、体に負担となる場合があります。とくに、ライディング中は常に体に負担がかかっている状態なので、気づかない間に疲れが溜まっていたり、負担がかかっていたりするのです。しかし、シートクッションを活用することで、衝撃を軽減できることから、体への負担を抑えることができます。

素材の種類で選ぶシートクッション

シートクッションの性能は、その素材によって大きく左右されます。それぞれの素材が持つ特徴を理解し、自分の求める快適性や機能性に合わせて選びましょう。

画像: 素材の種類で選ぶシートクッション

ゲル素材

衝撃吸収性と体圧分散性に非常に優れているのがゲル素材の最大の特徴です。ゲルは液体の特性を持つため、ライダーの体重に合わせて形状を変化させ、お尻にかかる圧力を広範囲に分散させます。これにより、長時間のライディングでもお尻が痛くなりにくい効果が期待できます。熱伝導率が低いため、熱がこもりにくいのもメリットです。ただし、比較的重さがある製品が多い傾向があります。

【監修者の一言】
ゲル素材が採用されたシートクッションは衝撃を吸収する効果を期待できます。乗り手の体重やポジションにあわせてシートクッションの形状が変化し、疲れにくいフォームを持続できるでしょう。ただ、ゲル素材自体に重さがありシートクッションが他製品よりも重いことから、持ち運びには不向きです。

エアークッション(エアセル)

空気を注入して使用するエアークッションは、内部の空気の層がライダーの動きに合わせて流動し、優れた体圧分散効果を発揮します。クッションの硬さを空気圧で自由に調整できるのが大きな魅力です。空気量によって座面の高さを変えられるため、ライディングポジションの微調整にも役立ちます。また、軽量で持ち運びがしやすい製品が多く、使わない時は空気を抜いてコンパクトに収納できます。

ウレタン素材(低反発ウレタンなど)

低反発ウレタンを主に使用したシートクッションは、ライダーの体温と体重に合わせてゆっくりと沈み込み、体にフィットします。体全体を包み込むような座り心地で、高いフィット感と安定感を得られます。衝撃吸収性も高く、手軽に乗り心地を改善したい方におすすめです。ただし、通気性は他の素材に比べて劣る製品もあるため、夏場の使用では注意が必要です。

【監修者の一言】
低反発ウレタンを使ったシートクッションの場合、体にフィットしやすいメリットがあります。衝撃吸収性、フィット感のバランスが取れており、通勤や通学などの日常使いにもおすすめです。しかし、気温が高い季節には熱がこもりやすいので、シートに座ったときに熱を感じることがあります。

取り付け方法とサイズ、形状で選ぶシートクッション

シートクッションは、取り付け方法やサイズ、形状によって、バイクへの適合性や使用感が異なります。

画像: 取り付け方法とサイズ、形状で選ぶシートクッション

取り付け方法

シートクッションの取り付け方法は、大きく分けて「バンド式」と「両面テープ式」があります。

バンド式:シートに巻き付けて固定する最も一般的な方法です。取り付けが簡単で、多くのシートクッションに採用されています。複数のバイクで使い回しができる点もメリットです。

両面テープ式:シートに直接両面テープで固定するタイプです。しっかりと固定できるため、走行中のズレやズレによる違和感が少なく、より一体感のある乗り心地を得られます。ただし、一度貼り付けると剥がすのが難しく、複数台での使い回しには不向きです。

サイズと形状

シートクッションのサイズは、バイクのシートの大きさに合わせて選びましょう。大きすぎると不格好になったり、シートからはみ出してしまったりすることがあります。また、ライディングスタイルによっても選ぶべき形状が異なります。

ライダー用:ライダーのお尻部分だけをカバーするタイプで、様々な車種に適合します。

タンデム用: 後部座席のパッセンジャー向けに設計された、コンパクトなタイプです。

車種専用:特定の車種のシート形状に合わせて作られた製品は、シートとの一体感が高く、見た目もきれいです。

エフェックス GEL-ZAB R EHZ3136

エフェックスのバイク用シートザブトンです。長距離ツーリングでのお尻の痛みに悩むライダーの定番アイテム「ゲルザブ」シリーズの埋め込みタイプ。医療現場でも使われる高性能素材「EXGEL(エクスジェル)」を内蔵し、衝撃を吸収し圧力を分散、疲労を劇的に軽減します。

シート表皮を剥がし、ウレタンを削って埋め込む加工が必要ですが、バイク本来の見た目を崩さずに快適性を向上できるのが最大の魅力。もっと遠くへ、もっと快適な旅を約束してくれる逸品です。

画像: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック エフェックス GEL-ZAB R EHZ3136 amzn.to

▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック

エフェックス GEL-ZAB R EHZ3136
amzn.to

楽天はこちら↓

コミネ AK-109 3Dメッシュシートカバー2Lアンチスリップ

コミネのバイク用シートカバーです。優れたクッション性で長距離走行時の疲労を軽減し、雨天時には水はけを良くする効果も。滑り止めパッチ付きで、ブレーキング時の体のズレも抑制。一度使えば手放せなくなる、快適ライディングの必需品です。

また、立体的な3Dメッシュ構造がシートとライダーの間に空間を作り、走行風を通すことで不快な熱や湿気を逃します。

画像: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック コミネ AK-109 3Dメッシュシートカバー2Lアンチスリップ amzn.to

▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック

コミネ AK-109 3Dメッシュシートカバー2Lアンチスリップ
amzn.to

楽天はこちら↓

ドッペルギャンガー バイク用シートクッションセット クール&ゲル DSC443-BK

ドッペルギャンガーのバイク用シートクッションです。通気性抜群の3Dメッシュクッションと、衝撃吸収性に優れたゲルクッションの2層構造が最大の特徴です。

夏場はセットで涼しく快適に、それ以外の季節はゲルクッションのみで疲労軽減にと、一年中活躍してくれます。純正シートに載せてベルトで固定するだけの簡単装着。長距離ツーリングがもっと楽しくなる、快適ライディングの心強い味方です。

画像: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック DOPPELGANGER バイク用シートクッションセット クール&ゲル DSC443-BK amzn.to

▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック

DOPPELGANGER バイク用シートクッションセット クール&ゲル DSC443-BK
amzn.to

楽天はこちら↓

Ceskony バイクシートクッション ゲルクッション

Ceskonyのバイク用シートクッションです。バイクの純正シートが硬くてお尻が痛い、そんな悩みを簡単に解決してくれますよ。衝撃吸収性に優れたゲル素材が路面からの振動を和らげ、体圧を分散させることで、長時間の運転でも快適さを保ちます。

通気性の良いハニカム構造で、夏場の蒸れ対策にも効果的。2本のベルトでしっかり固定でき、裏面には滑り止め加工も。手軽に愛車の乗り心地をアップグレードできる、コストパフォーマンスに優れたアイテムです。

画像: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック Ceskony バイクシートクッション ゲルクッション amzn.to

▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック

Ceskony バイクシートクッション ゲルクッション
amzn.to

楽天はこちら↓

Raatel バイクシートクッション バイク用 シートカバー

Raatelのバイク用シートクッションです。長距離ツーリングでのお尻の痛みを軽減するために設計されたエアークッションタイプ。付属のポンプで空気を注入し、自分好みの硬さに調整できるのが最大の特徴です。

内蔵された複数のエアセルが体圧を効果的に分散させ、路面からの衝撃を吸収。血行を促進し、疲労を和らげます。裏面の滑り止め加工とベルトで簡単にしっかり固定可能。空気量を調整するだけで乗り心地を最適化できる、スマートなアイテムです。

画像: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック Raatel バイクシートクッション バイク用 シートカバー amzn.to

▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック

Raatel バイクシートクッション バイク用 シートカバー
amzn.to

楽天はこちら↓

Karell バイクシートクッション 二層 メッシュ

Karellのバイク用シートクッションです。下層のゲルやクッション素材が体圧を分散し、振動を吸収することで、長時間のライディングでも快適な座り心地をキープ。上層の3Dメッシュがシートとお尻の間に空間を作り、抜群の通気性で熱や湿気を逃します。

取り付けもベルトで固定するだけの簡単設計。コストパフォーマンスにも優れた、オールシーズン活躍する便利なアイテムです。

画像: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック Karell バイクシートクッション 二層 メッシュ amzn.to

▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック

Karell バイクシートクッション 二層 メッシュ
amzn.to

楽天はこちら↓

HUACHENG 3Dメッシュシートクッション

HUACHENGのバイク用シートクッションです。優れたクッション性で疲労を軽減し、雨が降った後も水はけが良く、すぐに乾くのも嬉しいポイント。純正シートに被せて固定するだけの簡単装着で、ライディングを格段に快適にしてくれるアイテムです。

立体的なメッシュ構造がライダーとシートの間に空気の層を作り、走行風を通すことで熱を効率的に逃すので、夏でも快適です。

画像: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック HUACHENG 3Dメッシュシートクッション amzn.to

▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック

HUACHENG 3Dメッシュシートクッション
amzn.to

楽天はこちら↓

マルト ハニカムゲルシートクッション GSC-F

マルトのバイク用シートクッションです。自転車用品の老舗メーカーが手掛ける、信頼性の高いゲルクッション。衝撃吸収性に優れたゲルをハニカム構造にすることで、お尻にかかる圧力を効果的に分散し、長時間のライディングでも底付き感なく快適な座り心地をキープします。

通気性も抜群で、シートの蒸れを大幅に軽減。ベルトで留めるだけの簡単装着で、日々の通勤からツーリングまで、ライダーの疲労を和らげる心強い味方です。

画像: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック マルト ハニカムゲルシートクッション GSC-F amzn.to

▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック

マルト ハニカムゲルシートクッション GSC-F
amzn.to

楽天はこちら↓

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

マルト(MARUTO) ハニカムゲルシートクッション GSC-F ブラック
価格:9,221円(税込、送料無料) (2025/8/11時点)


ASPALAND バイクシート クッションシートカバー

ASPALANDのバイク用シートカバーです。夏のライディングで悩みの種となる、シートの熱さや汗による蒸れを解消する3Dメッシュ構造のカバー。立体的な厚手のメッシュがシートとライダーの間に空気の通り道を作り、走行風で熱や湿気を効果的に逃します。

適度なクッション性があり、長時間の運転でお尻が痛くなるのを和らげる効果も。純正シートに被せて紐やマジックテープで固定するだけの簡単装着で、夏の快適性を手軽に向上させます。

画像: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック ASPALAND バイクシート クッションシートカバー amzn.to

▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック

ASPALAND バイクシート クッションシートカバー
amzn.to

楽天はこちら↓

シートクッションを快適に使うためのTIPSと注意点

シートクッションは、ただ取り付けるだけでなく、正しく使うことでその効果を最大限に引き出すことができます。ちょっとしたコツを頭に入れておきましょう。

シートクッションの正しい座り方

シートクッションを敷くことで、座面がわずかに高くなります。これにより、ライディングポジションが変わるため、正しい姿勢で乗ることを心がけましょう。背筋を伸ばし、クッション全体に均等に体重がかかるように座ることで、体圧分散の効果が高まります。

画像: シートクッションの正しい座り方

メンテナンスと保管方法

シートクッションも、汗や汚れが付着します。使用後は、濡れたタオルで拭き取る、または取り外して陰干しするなど、定期的なメンテナンスを行いましょう。特にウレタン素材のクッションは、水洗いができないものが多いため、防水カバーが付属している製品を選ぶと便利です。

【監修者の一言】
ライディング中は常にシートクッションの上に座っています。汗や汚れが付着しやすい環境であることから、ライディング後はしっかりと汚れを拭き取りましょう。また、基本的には水洗いができないので、タオルを水で塗らしたあとにしっかりと絞ってから拭き取るようにしましょう。さらに、しっかりと乾燥させることが大切です。その際、直射日光に当たらないところで乾燥させるのがポイントです。

シートクッション装着時の注意点

シートクッションを装着することで、座面が高くなり、足つき性が悪くなることがあります。特に足つきに不安がある方は、座面が高くなりすぎない薄手のクッションを選ぶか、あらかじめ試着して確認することをおすすめします。また、走行中のズレは危険なため、しっかりと固定できる製品を選び、定期的に固定状況をチェックしましょう。

まとめ:シートクッションで、お尻の痛みから解放されるバイクライフを

バイク用シートクッションは、お尻の痛みやライディング中の疲労を軽減し、あなたのバイクライフをより快適で安全なものにしてくれる力を持っています。

この記事で解説した「素材の種類」「取り付け方法」「サイズと形状」といった選び方のポイントを参考に、あなたのバイクとライディングスタイルに合った最適なシートクッションを見つけてください。

お尻の痛みを気にすることなく、どこまでも続く道を心ゆくまで走り続けられる快適なバイクライフを、シートクッションがサポートしてくれるでしょう。

This article is a sponsored article by
''.