2025年7月7日、Acalieはハイスペックの電動モビリティ「EVEREST XING CITY(エベレスト エクシング シティ)」シリーズを発表し、同年8月1日には発売するという。同シリーズでは特定小型原付の「CITY」と電動アシスト自転車「CITY Plus」の2機種で展開され、同社のフラッグシップモデルとして位置づけられるという。
※この記事はウェブサイト「スマートモビリティJP」で2025年7月9日に公開されたものを一部編集し転載しています。

共通デザインの電動バイクと電動アシスト自転車をラインナップ

Acalieの発表によると、特定小型原付新設からの2年間での国内累計販売実績は3万台、特定小型原付に限っても2.6万台以上と、多くのユーザーからの支持を受けるメーカーとなっているようだ。こうした実際に利用したユーザーからの意見を集め、形にしたのが今回登場する「EVEREST XING CITY」シリーズなのである。

同シリーズは共通の車体デザインを採用した兄弟モデルともいえる仕様で、ペダルがない電動バイク版は特定小型原付として、ペダルとチェーンが付いたモデルは電動アシスト自転車としてラインナップされる。

画像: 手前が特定小型原付(電動バイク)の「CITY」、奥は電動アシスト自転車の「CITY Plus」だ。

手前が特定小型原付(電動バイク)の「CITY」、奥は電動アシスト自転車の「CITY Plus」だ。

両モデルともに、定格出力500W・最高出力1100Wのハイパワーモーターを搭載するため、登坂能力は驚異の51%を誇る。また、フロントバスケットとセンタースタンドを標準装備し、IPX6の防水性能、バッテリーの脱着にも対応しているなど日常使いでの利便性に優れていることも特徴だ。

ボディカラーは両モデルとも「WIND BLUE(ウインドブルー)」「SLATE BLACK(スレートブラック)」「PEAK SILVER(ピークシルバー)」の3色をラインナップする。

特定小型原付の電動バイク「EVEREST XING CITY」

「EVEREST XING CITY」は、16歳以上が免許不要で乗れる特定小型原付規格の電動バイク。一充電走行距離は60kmと、このジャンルのモデルとしては長めで、バッテリーの脱着にも対応するので充電にまつわる作業で困ることは少ないだろう。

また、前述のとおり最大勾配51%の坂を登坂できるため、スペック上は日本国内の公道で登れない道は存在しないことになる。「坂道が多い地域に住んでいて、漕がずにラクに移動したい」というニーズにぴったりの1台である。

画像: 前かご・リアキャリア(オプション)を装着すると、自転車のような積載能力を発揮する。

前かご・リアキャリア(オプション)を装着すると、自転車のような積載能力を発揮する。

特定小型原付の規格上チェーンやペダルはなく、車体フレームもまたぎやすいように低く設計されているので、乗り降りしやすいというのも嬉しいポイントだ。ちなみに、国土交通省の性能等確認制度にて「適合認定」を受けているモデルであるため、車両の保安基準にもお墨付きを得ていると言えるだろう。

【主要諸元 EVEREST XING CITY】

全長×全幅×全高1640×595×1100mm
(折りたたみ時)非対応
重量21kg
耐荷重100kg
ブレーキ前後ドラム式ブレーキ
歩道走行モード対応あり
バッテリーリチウムイオン(48V・13.2Ah)
定格出力500W
最高出力1100W
登坂性能51%
航続距離60km
充電時間6時間
タイヤサイズ20インチ
防水性能IPX6
本体価格19万8000円

電動アシスト自転車「EVEREST XING CITY Plus」

もうひとつのラインナップ、「EVEREST XING CITY Plus」は電動アシスト自転車となる。一般的な電動アシスト自転車は定格出力250Wのモーターを採用していることも多いが、同製品では定格出力500W(最高出力1100W)を発揮するので、急坂の登坂や坂道発進など大トルクを求められるシーンで圧倒的なアシスト力を体感できるはずだ。

また、電動バイクモデルでは対応していないチャイルドシートもオプションで用意されていること、そしてサイドスタンドではなくセンタースタンドを標準装備していることなど、子どもをうしろに乗せるための装備が揃っている。子どもを乗せるのにハイパワーな自転車を探しているひとにうってつけのモデルである。

画像: チャイルドシートをオプションで用意。標準装備のセンタースタンドとの組む合わせで、子どもの送迎にぴったりの電動自転車として便利に使えるだろう。

チャイルドシートをオプションで用意。標準装備のセンタースタンドとの組む合わせで、子どもの送迎にぴったりの電動自転車として便利に使えるだろう。

なおハイパワーモーターを採用しているため、原付バイクと同じくナンバー取得や自賠責保険への加入が必要なモペッドに該当するのではないかと心配するユーザーがいるかもしれない。しかし、「EVEREST XING CITY Plus」は普通自転車・駆動補助機付自転車(いわゆる電動アシスト自転車のこと)の両方で型式認定を取得しているモデルなので、安心して利用できる。

ペダル付きということもあり、一充電走行距離は電動バイク仕様よりも40km長い100kmを実現している。充電の頻度が少ないということ、バッテリーが切れてもペダルを漕いで移動できる安心感を求めるひとは、こちらのモデルを選択すると良いかもしれない。

【主要諸元 EVEREST XING CITY Plus】

全長×全幅×全高1610×555×1100mm
(折りたたみ時)非対応
適応身長150cm以上
重量26.5kg
耐荷重100kg
ブレーキ前後ドラム式ブレーキ
ギア段数なし
バッテリーリチウムイオン(48V・13.2Ah)
モーター500W
航続距離100km
充電時間6時間
タイヤサイズ20インチ
防水性能IPX6
本体価格ベーシックモデル:17万6000円
リアキャリアモデル:18万6000円
リアチャイルドシートモデル:19万8000円

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画像: smart-mobility.jp
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