2025年6月3日、スマートフォンアクセサリーや電動モビリティなどを企画、製造、輸入、そして販売を行うMSソリューションズは、電動バイク販売事業「XEAM(ジーム)」のラインナップにニューモデルを追加した。スクーターからネイキッドまで電動バイクを揃える「Vmoto(ブイモト)」ブランド、その最新モデルとなる「CUX Lite」は車両価格24万1780円に設定されてすでに先行予約受付が行われている。
※この記事はウェブサイト「スマートモビリティJP」で2025年6月8日に公開されたものを一部編集し転載しています。

実用性とデザイン性を兼ね備えた原付バイク

自宅で充電してモーターだけで走る電動バイクは、給油のためにガソリンスタンドへ行く必要はなく、またエンジンオイル交換の必要もないなどタイムパフォーマンス/コストパフォーマンスに優れたモビリティ。こうしたメリットもあって近年配送事業社が導入する例を多く聞くが、パーソナルユースはなかなか進まない。原付一種のように一般道を走る短距離移動モビリティこそ、電動車であることのメリットをより強く享受できるのではないか・・・ということはさておき。

大型自動二輪から軽自動二輪まで揃える米国生まれの「Zero Motorcycles(ゼロモーターサイクルス)」や、原付一種/二種のミニバイクを中心とした中国ブランド「TROMOX(トロモックス)」など、世界の電動バイクブランドを輸入・販売しているのがMSソリューションズだ。現在展開されている6つのブランドラインナップの中でもVmotoは、「スマートで環境に優しい電動バイク」をコンセプトに掲げるオーストラリア発のブランドで、アジアや欧州でも展開されている。

今回発表された「CUX Lite」は、SUPER SOCO(スーパーソコ)というスタイリッシュなデザインと乗りやすさを両立したシリーズの中のひとモデルで、日本において原付一種として販売される電動バイクだ。

画像: 最高出力2100Wのモーターにより原付バイクが苦手な坂道でも力強く登れるという。

最高出力2100Wのモーターにより原付バイクが苦手な坂道でも力強く登れるという。

電動車らしいスマートなボディデザインのCUX Lite、そのシート下に搭載したリチウムイオンバッテリー(60V・41Ah)により約80kmを走行できるという。この数値だけ見れば長距離移動モビリティとは言えないが、使用ごとに自宅で充電できるので、原付一種の一般的な用途を考えれば充分な航続距離だと考える人も多いはずだ。

このリチウムイオンバッテリーは家庭用コンセント(100V)で充電できるタイプ。しかも簡単に着脱できるので、駐輪スペースに充電設備がなくても自宅内に持ち運んで充電できるのは嬉しいポイントだろう。

最高速30km/hに制限される原付一種としては充分なパワー、最高出力2.1kWを発生するモーターを搭載しているため、赤信号からの発進だけでなく坂道発進もスムーズにこなせるのだという。

メーター画面は光検知機能を搭載したことで、周囲の環境に応じてディスプレイの明るさを自動調整されて高い視認性を保つことができるようになっている。車体のカラーバリエーションは、「ナイトブラック」「アーバンブルー」「アイスホワイト」「モードグレー」の4色がラインナップされており、いずれも車両価格は24万1780円に設定されている。

画像: 着脱式バッテリーのおかげで、駐輪場所にコンセントがなくても充電できるようになっている。

着脱式バッテリーのおかげで、駐輪場所にコンセントがなくても充電できるようになっている。

【主要諸元 CUX Lite】

全長×全幅×全高1782×727×1087mm
重量78kg
耐荷重非公開
ブレーキ前後ディスクブレーキ
バッテリーリチウムイオン(60V・41Ah)
定格出力600W
最高出力2100W
登坂性能非公開
航続距離80km
充電時間10時間
タイヤサイズ12インチ
防水性能非公開
本体価格24万1780円

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