対戦を終えた2人が、最新の『MotoGP™25』を語り尽くす!

画像1: 対戦を終えた2人が、最新の『MotoGP™25』を語り尽くす!

梅本 というわけで、『MotoGP™25』を体験してみましたが、いかがでしたか?

野左根  僕は前作の『MotoGP™24』もやっていたので進化を感じましたし、今年は「Race off」として新たにフラットトラック、モタード、ミニバイクというトレーニング環境が追加されて、個人的にはミニバイクがかなり楽しめました。レースゲーム好きとして、この大ボリューム感には満点をつけたいですし、まだまだこれからも遊びたいなって感じましたね。

画像: フラットトラック(Race off)

フラットトラック(Race off)

画像: モタード(Race off)

モタード(Race off)

画像: ミニバイク(Race off)

ミニバイク(Race off)

梅本 ゲームの内容全部を遊ぼうとしたら、丸1年楽しめるんじゃないかってくらいのボリュームですよね。

野左根 レースシーズンを疑似体験できるキャリアモードに、シンプルなタイムアタックモード、(PS5版では)画面分割モードで友達とリアルに対戦を楽しめますし、もちろんオンラインでは世界中のライダーとも戦えるので、本当にこの1作品で1年中楽しめると思います。

▶マシン・ライダーの再現度がアップ

梅本 メーカーごとのマシンの差も再現されてるんですよね?

野左根 各ライダー、各メーカー、各クラス、それぞれのマシンの特徴をすごく捉えていますよ。

画像: キャリアモードの最重要ポイントといえばチーム選び! オファーがあったチームから、どこを選ぶべきか……。

キャリアモードの最重要ポイントといえばチーム選び! オファーがあったチームから、どこを選ぶべきか……。

画像: シーズン中もライダーとして何に重点を置くか? そんな選択が迫られるシーンも。

シーズン中もライダーとして何に重点を置くか? そんな選択が迫られるシーンも。

梅本 私、キャリアモードで「こんなにメーカーごとのマシン特性が違うんだ」って結構びっくりして。それってなかかな素人にはわからないというか、なんとなく違うって感じるレベルかなと思ってたんです。でも「こういうエンジンがいいんだ」「このハンドリングがいいんだ」みたいな方向性がレース素人にも伝わってくるので、より面白いのかなって思いました。あとキャリアモードだと、SNSでのコメントを選ぶことでもライダーの評価が変わったりして、あれ、面白くないですか? 野左根選手がレース後に結構キツめのコメントを選んだら、ゲーム内での古里太陽選手の評価が下がっちゃって、ヘコんでましたよね?(笑)

野左根 そうですね。ライバルに対してもどんなコメントを返すか自分で選べたり、その内容がチームからの評価にも繋がったりするので面白いです。コメントの選び方を見たら、梅本さんは結構攻撃的なライダーなんだなっていうのが僕はわかりましたけど(笑)。

画像: ライダーからメッセージが届くこともあり、中には返信が求められることも。回答によって関係性が変化し、レース展開に影響を与えることもあるようです。

ライダーからメッセージが届くこともあり、中には返信が求められることも。回答によって関係性が変化し、レース展開に影響を与えることもあるようです。

画像: パドックではエンジニアとのやりとりも行なわれる。回答は選択式だが、開発のポイントを絞る上でも重要です。

パドックではエンジニアとのやりとりも行なわれる。回答は選択式だが、開発のポイントを絞る上でも重要です。

梅本 あはは!(笑) このライダーならどう答えるかなって想像して答えてもいいし、自分の意見としてコメントすることもできますし。一度選んだコメントは取り消しできないから、よく考えなきゃいけないけど、プライベートの言動も含めて自分と違うライダーになりきれるっていうのは面白いですよね。

野左根 逆に、ゲームの中なら良い人になる必要もないですからね(笑)。選んだライダーによって悪い部分、良い部分を使い分けてみるのも、面白いかもしれないです。

梅本 あとは私、雨の時と晴れの時で全然コンディションが違って感じたんですけど、その辺のリアリティはどうですか?

野左根 画面を見てても雨だと滑りやすそうですし、実際にていねいな操作が必要なので、現実の路面状況がすごく忠実に再現されていますね。

画像: レースは雨になることもあるし、レース中に大雨が降りだすと、レッドフラッグからのレース終了になることも。

レースは雨になることもあるし、レース中に大雨が降りだすと、レッドフラッグからのレース終了になることも。

▶コースの再現度、フィーリングが格段に進化

梅本 コースの再現度に関してはどうですか?

野左根 プレイステーション5だってことを加味しても、グラフィックがすごくきれいです。これだけグラフィックがきれいだと、動作がちょっと重くなったりするんですけど、『MotoGP™25』はそれもなくて、グラフィックがきれいなまま動きもスムーズで。いちゲームオタクとして、グラフィックがきれいになるってすごく嬉しいことなんですよ。コースの再現度に関しても、年々少しずつ着実に上がってるなと感じます。特に印象的だったのは、縁石の使い方。前作は縁石の段差が結構強すぎたりしたんですが、今作では縁石の振動はしっかり伝わってくるけど、ギャップは大きすぎずリアルな感じで、すごくうまく再現されています。

梅本 実際の走行で縁石に乗るのは怖いですけど、今日は縁石に乗ることでタイムが出るって経験が初めてできて、それが嬉しくて。「これが本来の縁石の使い方か!」みたいな(笑)。そんな体験ができるのもゲームならではですよね。そしてゲームならではで言えば! 今日、私は野左根選手に勝てました!! もうめっちゃ嬉しいです!

野左根 いやもう、マジで本当にめちゃくちゃ悔しいですね〜!

画像: ゲーム中の2人、撮影はさておき、真剣勝負となったのでした。

ゲーム中の2人、撮影はさておき、真剣勝負となったのでした。

画像: 左のルカ・マリーニ選手を操作するのが野左根選手、右の小椋藍選手を操作するのが梅本まどかさん。

左のルカ・マリーニ選手を操作するのが野左根選手、右の小椋藍選手を操作するのが梅本まどかさん。

画像: 画面分割モードだけに、明暗クッキリのフィニッシュでした。

画面分割モードだけに、明暗クッキリのフィニッシュでした。

梅本 もちろんね、私にはAIによる難易度調整が入った状態での対決なので、そのアドバンテージを最大限に生かした勝利ではあるんですけど(笑)。あとはやっぱり、対決前に野左根選手にいただいたアドバイスを忠実に守ったことが勝因かなと。私は小椋藍選手の名前で登録したので、小椋選手として勝ててすごい嬉しかったです!

野左根 練習の時に教えすぎましたね(笑)。それでも勝てるかなと思ってたので、2連敗という形で終わってしまったのはちょっと不甲斐ないんですけど…。梅本さんは、自分が来る3時間前から練習をされていて。

梅本 はい! 野左根選手が今日は13時入りと聞いたので、私は10時から入ってずっと練習してました(笑)。普段、そんなにゲームをする方ではないので、『MotoGP™25』での対決、しかもプロのライダーであり、日本のレース界きってのゲーマーである野左根選手が来られると聞いたので、これはちょっと練習しなきゃいけないなと。自宅でも前々日くらいから、毎日3時間くらい自主練してました。

野左根 3時間ってなかなかの練習量ですよ!(笑)

梅本 当日いきなりだと、絶対勝負にならないと思ったんです(笑)。それに野左根選手と対決できるなんて、めちゃくちゃ贅沢じゃないですか。せめて周回遅れにはならないように持っていきたいなって。

野左根 この負けず嫌いさと情熱に負けましたね。実際、今日の練習でも、自分が「こうした方がいいですよ」「ああした方がいいですよ」って言ったアドバイスをすごく上手に、忠実に守られてて、それでちょっと負けちゃったので。次はアドバイスしすぎしすぎないように気をつけます(笑)。

▶新機能「Arcade Experience」モードとは?

梅本 師匠! 嬉しいコメントありがとうございます!!(笑) 私は最初、今作から新登場の「Arcade Experience」で走ってたんですよね。

野左根 そうそう、初めてゲームをやる人でも最初から速く走れるのが「Arcade Experience」です。

梅本 それで私が走ってたら、1分40秒台とかの現実離れしたタイムが出て(※実際のMotoGPのコースレコードは1'44.461)。最初はそれで対決しようと思ったら、野左根選手から「さすがにそれはやめてくれ」ってクレームが入りました(笑)。野左根選手でも「Arcade Experience」と「Pro Experience」で比較すると、5秒ぐらいラップタイムに差が出たので、ゲーム初心者には本当にめちゃくちゃ嬉しいモードが登場したなと思います。「Arcade Experience」だと、サーキットによってはひたすらアクセル全開でも走れちゃうんですよ。

野左根 ただ、「Arcade Experience」と「Pro Experience」は対決できないんですよね。モードは統一しないと対決できなくて。

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梅本 はい。レーシングゲームをやり込んでる野左根選手相手に「Pro Experience」での対決は厳しいかなって思ってたんですけど、「ライディングエイド」で全部の支援をオンにすればいけるんじゃない? と言っていただいて、そこから育てていただきました(笑)。あとは支援がオンになってる中でも、上手くブレーキングしなきゃいけないポイントはあって。例えばもてぎだと、90°コーナーが良くないと、その後の最終コーナーがうまく上がれないんです。そこの最終セクターのつながりが難しい印象が私にはあって、やっと90°がうまく曲がれるようになってきた頃に、最終コーナーのアドバイスをいただいたんですよね。

野左根 正直、もてぎの最終コーナーは複合コーナーで、現実でもいちばんむずかしいんです。梅本さんは最終の左から右に行くタイミングで苦労してたので、「左コーナーのクリッピングポイントで、もう右にカーソルを動かしてください」ってアドバイスをして。基本的に、最近のレースゲームはマシンの動きが体の動きに近いんですよ。特にバイクのゲームはそうで、現実の僕たちも左に曲がりながら右の動作をして切り返そうとしてるんですけど、カーソルの動かすタイミングもそのイメージで、左の時にもう右に切ってくださいって話をしたら、見事にその技を習得して、対決モードのときにはもう僕が抜かす隙がなかったですね(笑)。

梅本 めっちゃ嬉しいです!

野左根 ほんと教えすぎたとは思うんですけど(笑)。でもこうやってレースゲーム初心者の梅本さんと、レースゲームをやり込んでる僕が互角に戦えるのが『MotoGP™25』のすばらしさですよね。

梅本 本当にすごいですよね、MotoGPの世界をゲームとして体感できる『MotoGP™25』、絶賛発売中ですので、皆さんもぜひ試してみてください!

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■タイトル:MotoGP™25
■ジャンル:モータースポーツレーシング
■プラットフォーム:PlayStation®4/PlayStation®5/Xbox One/Xbox Series X/Nintendo Switch/PC(DMM GAME PLAYER)
■開発会社 Milestone Srl.

画像: MotoGP™25 - Beyond the Grid- YouTube youtu.be


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