バイクカバーは雨や紫外線、砂埃による傷から愛車を守る必需品。とくにバイクを屋外で保管する場合に、塗装やシートの劣化の速さに悩まれる方も多いのではないでしょうか。ここでは、バイクカバーを選ぶうえでチェックしておきたい機能をわかりやすく解説するとともに、防水性、安全性などに優れたおすすめの10商品を紹介します!

執筆者:海波爽(WEBライター)
17歳頃に原動機付自転車の免許を取得し、18~19歳頃に普通自動二輪車の免許を取得。以降バイクの楽しさに目覚め、気の向くままにゆったりと流すように出かけています。チェーンの掃除やプラグ交換など、簡単なメンテナンスは自分でしますが、オイル交換のような後始末に手が掛かるものは少し苦手です。最近は車にも興味を持ち、スポーツカーの情報を追う日々です。

本記事は編集部が独自に制作した記事ですが、記事内のリンクから商品を購入すると、Amazon、楽天等のアフィリエイトプログラムから売上の一部がWebオートバイに還元されます。

バイクカバーはなぜ必要?

バイクカバーは雨対策にとどまらず、大切な愛車をあらゆる外的要因から保護するための必需品です。屋外用や屋内用、持ち運び用など用途別にいくつかの種類があり、さらに防水や防犯など機能も様々。まずは、バイクカバー選びの前に、まず、バイクカバーを使用するべき理由を挙げてみましょう。

天候などによる劣化防止に

直射日光などによる錆びや退色を防ぎ、愛車を保護します。とくに屋外に駐車している場合、バイクカバーは必須アイテムです。カーポートや軒下に駐車しただけでは、風雨や砂埃、鳥の糞なども防ぎきれません。

画像: 天候などによる劣化防止に

悪戯や窃盗などの防犯対策に

窃盗犯は、車種や防犯状況を確認して狙いを定めます。バイクカバーをかけておけば車種の特定が難しくなるので、狙われづらくなります。さらに、防犯ロックに対応しているバイクカバーを選べばより安全です。

バイクカバーを使用することで、紫外線や風雨、汚れを防ぐことができるほか、悪戯や窃盗などの被害にも遭いにくくなるのです。屋内保管が難しい場合、劣化防止や防犯対策のためにバイクカバーを購入することを強くおすすめします。

バイクカバーの選び方 1:用途によってバイクカバーのタイプを使い分けよう

バイクカバーのタイプは大きく分けて以下の3つです。

  • 屋外用
  • 屋内用
  • 持ち運び用(ハーフカバーなど)
画像: バイクカバーの選び方 1:用途によってバイクカバーのタイプを使い分けよう

屋外用バイクカバーは前述の通り、直射日光や風雨、悪戯や犯罪といったリスクからバイクを守ることに長けています。そのため、防水性を筆頭に多くの機能を備えている商品が多いです。

一方、屋内用バイクカバーはおもに傷やホコリを防ぐ目的で使用します。そのため、車体を傷つけにくい裏起毛や不織布を使っています。屋外用と比べると紫外線などへの対策は弱いため、バイクの保護能力は低めです。

持ち運び用バイクカバーは、軽量だったり収納袋が付属していたり、ハーフカバーの商品もあります。そのためツーリングやアウトドアなど、外出先で手軽にバイクを保護できて便利です。

バイクカバーの選び方 2:価格帯ごとの特徴を知ろう

バイクカバーの金額は、素材や機能、サイズやメーカーなどによって大きく異なります。まずは、価格帯ごとの特徴を目安にしてみてください。

画像: バイクカバーの選び方 2:価格帯ごとの特徴を知ろう
低価格帯:1,000円~4,000円

4,000円までの低価格帯の場合、ポリエステル素材で、多少の防水性能と防犯用のチェーンロックを通すための穴がある程度の簡易なものが中心です。ベンチレーション機能、カウルやボディを傷つけないための裏起毛などは採用されていないものが多いでしょう。

中価格帯:4,000円~10,000円

10,000円までの中価格帯の場合、オックスフォード生地などが使われるようになり、防水性能や耐久性能、耐熱性能が向上してきます。ベンチレーション機能や裏起毛のほか、風飛び防止ベルトがついていたり、マフラー部分に耐熱シートが使われたりする商品も多いです。

高価格帯:10,000円以上

10,000円以上の高価格帯のバイクカバーは、厚手生地が使われたり、特殊コーティングが施されたりと素材も高品質になります。機能性に優れ、盗難防止用のアラーム機能付きなど、より安全性の高い商品も揃います。

バイクカバーの選び方 3:チェックすべきポイント

バイクカバーを選ぶときに見るポイントは多岐にわたります。軽く要点をまとめると以下の8つです。

画像: バイクカバーの選び方 3:チェックすべきポイント
  • サイズ
  • 防水性能
  • 通気性能(ベンチレーション機能)
  • 耐熱性能
  • 耐久性能
  • 防風性能
  • 裏地素材
  • 防犯性能

ほかにも通勤や通学などで使用頻度が高ければ着脱性、紫外線によるバイクへのダメージを軽減したい場合は遮光性も重要なポイント。ご自身のバイクを駐車する環境によってどこを重視するかは異なってくるはず。その点に着目して選ぶと、買った後に満足のいく商品を選ぶことができるはずです。

おすすめのバイクカバー【防犯ロック対応のもの7選+1】

まずおすすめしたいバイクカバーは、防犯用のチェーンロックに対応しているタイプです。ここでは7つご紹介します。8つ目に紹介している室内用だけは、防犯ロックには対応していません。

多くの場合バイクは、成人男性が2人いれば運ぶことが可能です。そのため防犯ロック対応を大前提として、可能ならば前後にチェーンロックを取り付けられる商品をおすすめします。

デイトナ(Daytona)バイクカバー 125cc 250cc 400cc 撥水加工 湿気対策 耐熱 バイクカバーシンプル ブラック Lサイズ 98202

デイトナから販売されているバイクカバーで、サイズ展開が豊富です。M、L、LL、3L、4Lの5種類で、色はシルバーもあるので、ご自身のバイクにピッタリのバイクカバーを選べるでしょう。

バイクカバーの前後には、幅85mmのチェーンホールが空いていおり、大型チェーンにも対応しています。風飛び防止のセンターベルトや、後ろを縛る紐もついているので防風対策も十分です。

左右のミラー部分にベンチレーション機能があり、バイクカバー内に湿気が溜まないのもポイント。また、付属の耐熱パッドが、エンジンやマフラーの熱からバイクカバーが溶けるのを防いでくれます。

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AMBOOT(アンブート)すぐかけられるバイクカバー 2Lサイズ QBC-2L

AMBOOTから販売されているバイクカバーで、サイズはL、2L、3L、原付二種BOX付きの4種類。オレンジ色の持ち手と背面ファスナーで前後がわかりやすく、なおかつ大きく開くので車体にひっかからずに簡単に着脱できます。

マフラー部分のみならずエキゾーストパイプまで広範囲に、耐熱温度約360℃までの耐熱生地を使用しているのも特徴。雨天時などすぐにカバーをかけて部屋に帰りたいときにも、パーツが冷めるまで待たなくて良いのは非常に楽です。

前後にチェーンホイールが空いているのに加えて、300Dの厚手生地で防水性能も十分です。

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レイト商会(REIT)MCPハイスペック バイクカバー バイクガード LL BC005 MBC005

レイト商会から販売されているバイクカバーで、S、M、Lのサイズ展開に加え、ロードスポーツタイプやアメリカン、ビッグスクーターやアドベンチャーなど種類が豊富。リアボックスの有無も選択可能です。

バイクカバーのフロント側にはチェーンホールが空いており、チェーンロックが使用できます。リア側は黒地が使われ、前後が区別しやすくなっています。また、キャリーハンドルがついているので、取り外しがしやすいのもポイント。

他に、ベンチレーションや風飛び防止のセンターベルトなど、多機能が備わったバイクカバーです。

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ヤマハ発動機(Yamaha) バイクカバー E+タイプ破れにくい 国産 厚手 Lサイズ Q5K-YSK-161-T03

ヤマハ純正バイクカバーです。色はシルバーを基調に、フロント側が青と黒の2種類があります。サイズはS、M、Lのほかにアメリカンやビッグスクーター、トリシティやリアボックス装着車など多種多様な展開です。

旧式のバイクカバーEタイプに比べて、コーティングを強化することで耐久性が向上しています。前後に大型のスリットが空いているので、防犯用のチェーンロックを使用できることもポイントです。

また、生地には防水加工とフッ素加工が施され、より雨が染み込みにくい仕様になっています。

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大阪繊維資材 INFIMO ツートンタフタバイクカバー軽くて扱いやすい、シンプルカバー シルバー/ブルー Lサイズ IMA91503

大阪繊維資材から販売されているバイクカバーで、サイズはS、M、L、LL、3L、4L、5Lの7種類です。

バイクカバー前後には、防犯用の大型チェーンロックに対応する色付きのチェーンホイールが空いていて、風飛びやバタつきを防止するワンタッチバックル付きのセンターベルトもあります。

ミラー部分が青色になっていて、色付きの鍵穴と合わせて前後がわかりやすいのもポイントです。手に取りやすい価格も魅力ではないでしょうか。

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レイト商会 匠 バイクカバー バージョン2ULTIMATE BIKE COVER Lスーパースポーツサイズ 国内生産製品 TA932-LSS

レイト商会から販売されているバイクカバーで、L、LL、LH、LスーパースポーツやLLサイドBOXなどサイズ展開が豊富です。

バイクカバー外側には250Dのポリエステル素材を使用。紫外線に強く、内側には熱に強いブロードを使用している二重構造になります。さらに、縫製をダブルステッチにすることで、雨水の侵入を軽減し耐久性も向上しています。

風飛び防止のセンターベルトやダブルサイドバックルにも対応しているほか、バイクカバー前後にチェーンホールや両面ベンチレーションも装備している高機能バイクカバー。愛車をしっかりと守りたい方におすすめです。

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エマーソン(Emerson)エコノミータイプ<リアBOX対応>バイクカバー EM-288

エマーソンから販売されているバイクカバーで、サイズは、S、M、L、LL、XLの5種類に加え、リアボックス対応のSB、MB、LBの3種類で合計8つです。

バイクカバー前後には、大型チェーンロックを取り付け可能なスリットが空いており、前側をツートン使用にすることで前後が判別しやすく、薄暮の時間帯でも迷うことがありません。ワンタッチストラップやリアに設けられた縛り紐など、強風時にも安心して使用できるバイクカバーです。

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キタコ(KITACO) バイクカバー(不織布)汎用 フリーサイズ(210×65×130cm)小型 中型 大型 ポリプロピレン製 882-9010000

キタコから販売されている屋内用バイクカバーです。通気性はありますが、屋内用のため防水性能はありません。屋内でバイクを保管したい方向けのバイクカバーです。

小型バイクから大型バイクまで幅広いサイズに対応できるところも魅力ですが、一部の超大型バイクなどには非対応になります。

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おすすめのバイクカバー【持ち運びに便利なハーフカバー2選】

ハーフカバー型のおすすめバイクカバーは以下の2つです。いずれもキャンプやツーリング時などに便利なコンパクトなタイプです。

デイトナ(Daytona) バイクカバー大型 撥水加工 旅行先/キャンプ場での雨除け ブラックカバー コンパクトハーフカバー ラージサイズ 22144

デイトナから販売されているハーフカバー型のバイクカバーで、サイズはラージとミディアムの2種類です。キャンプやツーリング時などの夜露や悪戯防止に適しています。

夏場の直射日光によるハンドルやシートの温度上昇を抑えるために使用するのもおすすめです。

また、こちらのバイクカバーには撥水コーティングが施されています。全面を覆うほどではありませんが、出先であることを考えれば防水性能も必要十分。生地裏の縫い目は、シームテープで止水処理されています。

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ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER)ツーリングハーフカバー 着脱簡単 携帯コンパクト パニア対応 キャンプツーリングに デイジーチェーン付き収納袋 DCC526-KH

ドッペルギャンガーから販売されているハーフカバー型のバイクカバーです。色は黒とカーキの2種類。ツーリング先での突発的な雨やキャンプサイトでの結露を防ぐのにおすすめです。

フロントフェンダーまで保護できるカバー範囲に加えて、サイドバッグなどのパニアを装備したバイクにも対応可能です。左右のミラー部分には、湿気を逃がすためのベンチレーション機能もついています。また、風飛び防止用のセンターベルトと延長用のベルトもついているので、強風対策も十分です。

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扱いやすくて高機能! 愛車を守るためのバイクカバーのTIPS

昔のバイクカバーはビニールなどを使った簡素なもので、通気性が悪く内部に湿気がこもりやすかったようです。近年ではポリエステルやオックスフォード生地などが使われたり、フッ素加工が施されたりと多くの点で改良が見られます。

さらにベンチレーション機能や紫外線カット機能、耐熱機能や防犯アラーム機能など付加価値がある商品も多いです。

最近のバイクはスロットルバイワイヤやアシスト&スリッパークラッチ、スーパーチャージャーなどが搭載されています。そんなバイクの高性能化に伴って、地味ではありますがバイクカバーも進化しているんです。

最後に、バイクカバーを使用するときの注意点を紹介します。

画像: 屋外に駐車している方はぜひバイクカバーを!

屋外に駐車している方はぜひバイクカバーを!

冒頭からお伝えしているように、バイクカバーは劣化防止や防犯対策に非常に有効ですが、台風などの強風時には注意が必要になります。

というのも、強風でバイクカバーが擦れて、タンクやカウルなどに傷がついてしまうことがあるからです。さらには、バイクカバーが強風を受け止めてしまい、バイクを転倒させてしまう事態にもなりかねません。

バイクが飛び石などで傷ついてしまう可能性はありますが、たとえば台風が近づいている場合などは、あえてバイクカバーを外した方がいいこともあります。台風の場合は、可能な限り屋内に置くのが間違いない選択でしょう。自宅の駐輪スペースに不安がある方は、近隣の時間貸し駐輪場などで安心できる場所を探しておくのもいいかもしれません。

バイクカバーの選び方まとめ

バイクカバーのチェックポイントは多岐に渡ります。まずは、屋外用と屋内用、持ち運び用(ハーフカバーなど)に分けて、ご自身の使用用途に合ったものを探しましょう。

そのうえでサイズや防水性能、ベンチレーションの有無やマフラー部分などの耐熱性能で絞り込んでください。スペースに余裕がある場合は、テント型を検討してみるのもよいでしょう。

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