談:Ruriko/写真:webオートバイ編集部/まとめ:大冨 涼

オートバイ女子部
Ruriko
"日本中をバイクで旅する系"YouTuberとして活躍する反面、webオートバイの生配信の裏方、動画制作なども担当中です。求められるがままに変顔をしていたら、いつの間にかクオリティがアップ。本人は無自覚のようですよ。
▶▶▶YouTubeチャンネルはこちら:「Ruriko_675」
他称“雨女”Rurikoが備えるリアルなレイングッズとは?

※イメージ(画像はDALL-Eによる生成)
せっかくの休日、遠くへ出かけようとバイクを走らせたけれど、山を越えたら急な雨→ずぶ濡れ、なんていう経験はバイク乗りなら誰しもがあるはず。
さらにいえば、「レインウエアがあるから今度は大丈夫」と思っていたけれど、本降りになって小一時間で雨が浸透→ずぶ濡れ、という経験までも、セットで体験されている方は少なくはないでしょう。

オフショット:てるてる坊主LookのRurikoさん。
そこで、数々の修羅場ならぬ“雨場”を経験しつつも旅を続けてきたオートバイ女子部・Rurikoさんに、どんなレイングッズを持っていくのか尋ねてみました。
レインウエアの選び方や着用のポイントなどもあわせ、“雨ニモマケズ”に走れるツーリング装備を紹介してもらいます。
Rurikoの雨対策グッズ7選
1.レインウエア上下

mont-bell ストームクルーザー デタッチャブル フード Women's
税込価格:2万9700円

mont-bell ストームクルーザー パンツ Women's
税込価格:1万7050円
ツーリングライダーにとっては必需品ともいえるレインウエア。バイク用品メーカーからも販売されてますが、Rurikoさんが愛用しているのはアウトドアブランド・モンベルのものでした。
Q.モンベルを選んだ理由は?
Ruriko:レインウエアっていろいろあるけど、バイクだとやっぱりどれも濡れちゃうんです。距離をたくさん走るから、はじめは大丈夫でも次第に浸透していって、結局ずぶ濡れってことはたくさんありました。で、いろいろ試した結果がモンベル。これ、本当に濡れないの!

襟元までしっかりファスナーを上げることで、雨水の侵入を防ぎます。

洋服はレインウエアにしっかりin。レインウエアの着用の基本です。

洋服はレインウエアにしっかりin。レインウエアの着用の基本です。
\ココがポイント/
フードはヘルメットに突っ込むべし!

Ruriko:普通のジャケットだと、バタつきが気になって邪魔になることも多いフードだけど、レインウエアは別! ヘルメットの中に隙間なく押し込むことで、首元から雨水が侵入してくるのを防いでくれます。
短髪の人だと、フードを被ってヘルメットを被るっていうパターンもあるみたいだけど、私は髪の毛のせいでか、ちょっとしっくりこなくて(笑)。 ウエアの中に束ねた髪の毛を入れて、襟元をフードでカバーする作戦で雨を乗り切ってます!
Q.レインウエアを選ぶときのポイントを教えて!
Ruriko:ちょこっとバイクでツーリングに出かけるならバイク用品店売っているものでも大丈夫でした。でも、「雨でも長距離移動が必須」「絶対濡れたくない! 」って人は、少し高いお金を出してでも、アウトドア用のしっかりしたレインウエアを選んだ方がいいかもしれません。あとは、バイクに積むときに邪魔にならないサイズ感を意識しています。

収納サイズは、ズボン(左)が7×7×11cm、ジャケット(右)が7×7×14cm。収納難に陥りがちなバイク乗りだからこそ、できる限りコンパクトにしまえるものを選ぶのがおすすめです。
※右の袋は熱々のサイレンサーにぶつけて溶けてしまったとのこと。
2.レイングローブ

レイングローブ
一度濡れると乾くまでにかなり時間がかかるグローブ。愛用している革製のグローブを雨に濡らしたくない! という想いから、地元の2りんかんで購入したとのことです。
肝心の性能ですが、期待するほどの防水性能はなかった模様。製品や使い方次第ではあるかと思いますが、これまで使ってきたものはすべて、早かれ遅かれ雨が染みてきてしまったそうです。
それでもレイングローブを用意する理由は「濡れてもいいグローブ」を1つ持っておくため。普段使っているグローブの寿命を延ばしたり、雨の日の翌日でも快適に走行するため携行しているそうです。
3.ブーツカバー

WILDWING ブーツカバー SC-001(シューズカバー)
税込価格:2750円

WILDWING ブーツカバー SC-001(シューズカバー)
税込価格:2750円
グローブと同じくブーツも、一度濡れると乾かすのが大変。かといって、ライディングブーツを2足も3足も持って移動するのは現実的ではありません。
そのために持っておくと便利なのがブーツカバーです。ワイルドウイングから販売されている写真のブーツカバーは、完全防水のラバー素材で、持ち運んでもかさばらないうえに超防水。豪雨でも足元が濡れるのを防いでくれるそうです(経験済み)。
また、Rurikoさんが着用しているのは35mmの厚底ブーツ。それでもすっぽり、ぴったり着用できるのが魅力です。

ゴム製なのでステップの上でも滑りにくく、耐久性も抜群だそう。着用するときは椅子に座って履くのがおすすめです。

「こんなに伸びるんだよ⁉ 」とすごい勢いで伸ばしてくれました。
4.折り畳み傘

mont-bell トレッキングアンブレラ
税込価格:6600円~7150円

mont-bell トレッキングアンブレラ
税込価格:6600円~7150円
ライディング中の雨対策ばかり考えていると忘れがちなアイテムである折り畳み傘。サービスエリアでの移動や観光を楽しみたい場面では、レインウエアよりもこっちが必要ですね。
Rurikoさんが使っている折り畳み傘は、レインウエアと同じモンベルの製品。強度があるのにかなり軽量で、折りたたむと大きさは25cmほど。非常に軽くて普段使いもしやすそうでした。
5.ビニール袋&ジップロック

ビニール袋&ジップロック
財布やカードケース、貴重品はウエストバッグに入れておきたいけど、バッグが防水じゃないしなあ……という方におすすめなのがジップロック。絶対に濡らしたくないものを入れてしっかり封をすれば、最悪バッグは濡れても中身は無事。ツーリング用のバッグに数枚常備しておくとよさそうですね。
使わなくとも持ち運びには苦労しないので、コンビニ袋やビニール袋とあわせて持っておくのがおすすめです!

Rurikoさんの場合は写真の様にお財布などを守っているそう。簡単に手に入るアイテムで防水対策を考えるなんて……さすが他称“雨女”のRurikoさんです。
6.シートバッグのレインカバー

シートバッグ用のレインカバー
※タナックスのシートバッグ付属品
Rurikoさんが愛用しているタナックスのシートバッグには専用のレインカバーが付属しているので、雨の時はこれを使用しているそう。万一破れたり、穴が開いたりしても、レインカバー単品で購入できるので安心です。
たま~にゴミ袋などを被せて雨対策をしている方もいらっしゃいますが、吹き飛んだりすると危ないのでバッグのサイズにあったカバーを購入しておきましょう。

シートバッグからレインカバーを取り出し、全体を覆うようにしっかり被せます。カバーをかけると物が取り出せないので、財布や貴重品など手元に置いておきたいものはサブバッグなどに移しておきましょう。

シートバッグからレインカバーを取り出し、全体を覆うようにしっかり被せます。カバーをかけると物が取り出せないので、財布や貴重品など手元に置いておきたいものはサブバッグなどに移しておきましょう。

カバーの裾は紐でしっかりすぼめて結っておきます。この工程を忘れると飛んでいってしまう危険性もあるので、しっかり結んでおきましょう。
7.スマホ用防水カバー

クアットロック iPhone 13 Pro | レインカバー 雨天/汚れ/防塵対策
税込価格:3850円
スマートフォンのナビを使うのが当たり前になっている世の中、スマホ自体が防水設計になっていたとしても走行中ずっと雨にさらしておくのは心配です。
そんな悩みを解決するアイテムがこのスマホ用の防水カバー。防水性はもちろん、水滴が液晶画面にあたって勝手に操作されてしまう困った現象もこれで解決。写真はワイヤレス充電ができるバイク用スマホホルダー「クワットロック」専用のレインカバーです。

液晶画面はしっかりガード。密着しているので水が入る心配なし。裏面はカメラ部分が保護されているのでこれまた安心です。

液晶画面はしっかりガード。密着しているので水が入る心配なし。裏面はカメラ部分が保護されているのでこれまた安心です。

写真だとわかりにくいですが、視認性はばっちりとのこと。ただし、カバーを装着してしまうとタッチ操作ができなくなるので、カバーの装着前にナビなどはセットしているそうです。
雨対策グッズまとめ

雨対策グッズリスト
①レインウエア(上下)
②レイングローブ
③ブーツカバー
④折り畳み傘
⑤ビニール袋
⑥シートバッグのカバー
⑦スマホカバー
談:Ruriko/写真:webオートバイ編集部/まとめ:大冨 涼