ハスクバーナは2025年モトクロスニューモデル7車種を発表しました。2ストロークモデルはTC125/TC150/TC250/TC300の4車種、4ストロークモデルはFC250/FC350/FC450の3車種がラインアップ、計7車種がモデルチェンジされています。2023年にフルモデルチェンジをしたモトクロスモデルですが、更なる改良を加えての発表となりました。
大きな変更点は、発表された7機種全てに新フレームが採用されたことでしょう。アッパーショックマウントの周辺やフレーム前部の肉抜き加工により、直進性を損なわずに剛性最適化し、さらにマシン前方の軽量化及びコーナリング性能の向上を図っています。また4ストロークモデルには新設計のエンジンマウントが採用され、コーナリング時における俊敏性を向上させています。
そのほかにも、前後WP製のサスペンションは新フレームに合わせた最適な設定となり、リンゲージシールの採用や細径リンゲージボルトによる軽量化がなされています。またタンクシュラウドも再設計され、リヤショックアジャスターや内部へのアクセスが容易になりました。シート高は5mmアップ、一番低い部分が広くなり快適性が向上しています。グラフィックも刷新されており、スウェーデンからインスパイアされたデザインとなりました。
2025年モデルでは2ストロークの新モデルTC150/TC300がラインアップに追加され、さらに選択肢の幅が広がりました。125ccや250ccをベースに開発されており、よりパワフルにそしてトルクフルな車種となっています。