KTMは2025年ニューモデルとなる「SX」「SX-F」シリーズを発表しました。
2023年モデルでフルモデルチェンジしてわずか2年、2025年モデルはフレームの大幅な刷新が目玉アップデートとなりました。さらには2ストモデル「KTM 150 SX」の復活も発表。
最も大きな変更となったフレームについては、フロント、エンジンマウント、リアショック取り付け部、チューブ肉厚が変更されました。これにより安定性を損なわずシャーシのフレックス（弾性）特性を改善。重量は約300g軽量化されています。
リアのWP製XACTショックは、KTMファクトリーレーシングチームのセッティングがフィードバックされており、重量と剛性の最適化が図られています。フロントのWP製XACTフォークは、ソフト方向へセットアップされている模様。。
さらに、タンクシュラウド、フューエルタンクロール、エアインレットが一体部品化など、細部にも手が加えられ、冷却性や保護性能が向上。グラフィックスも一新され、さらにレーシーな印象に。
また、KTM PowerPartsとして利用できるコネクティビティユニットオフロード（CUO）も導入されます。 CUOをマシンに取り付けておくことにより、KTMコネクトと呼ばれる専用アプリを介して、マシンのセッティングの調整やGPSなどのさまざまな機能を利用できるようです。
2025年のモデルラインナップには、2ストローク「KTM 150 SX」も125SXをベースに復活するとのこと。旧モデルからFIの形式をTBIへ進化させての再登場です。トルク厚めの小排気量車で、125SXよりもイージーに乗れると評判の高かったモデル。どんな乗り味に仕上がっているか気になりますね。
