バイク乗りはそれぞれが『主人公』だ!
ライダーにはそれぞれドラマがあって、ひとりひとり、みんなが主人公!
そう考える我々『スズキのバイク!』編集部のスタッフが、スズキ乗りを時には待ち伏せ、時には追撃してインタビューを敢行するのが当企画『SUZUKI HEROES/スズキ ヒーローズ』です。
編集部スタッフに捕獲されたら運の尽き!? 根掘り葉掘り『好き!』の気持ちを聞かせてもらうまで我々は帰りません。そんな企画に快くご協力いただいた……
スズキを愛するライダーたちのエピソード、ご覧くださいませ!
早朝ショートツーリングは娘さんのバイクで!
まだあたりも薄暗い早朝の道の駅でスズキオーナー待ち伏せをしていたところ、上下クシタニのツナギでバッチリ決めたライダーさんが入ってくるのを発見!
バイクはスズキの125ccネイキッドスポーツモデル『GSX-S125』。
オーナーはリターンですがバイク歴は40年とベテランライダーのたまさん!
……と思いきや、実はこれ10代の娘さんのバイクだそう。
ご自身でも何台かバイクを所有されているそうで、お話を聞いたところ確かに全身を覆う黒いツナギやブーツはそちらの方が似合いそうで納得。
『GSX-S125』は娘さんが気に入って選んだもので、たまさん自身はフルカウル『GSX-R125』の方がスタイリング的には好みだったそうですが、娘さんのお眼鏡にはかなわなかったみたい。
ですが、娘さんがまだ免許教習に通っているので、その間に乗らせてもらったら気に入ってしまい、すでに3カ月で1500kmほど走られているとか。
やってんなぁ~(笑)
とにかく『GSX-S125』のシャシーのバランスの良さに惚れているそう。車体の軽さに加えエンジンもパワーもあり、特に下りは非常に楽しいみたい。
また、娘さんが選んだスタイリングも気に入っていて、フレームがカバーされているところや複雑な形状のカウリングなどは、たまさんから見ると「未来のバイク」なんだとか。
「未来のバイク」という点では、ワンプッシュでエンジンを始動できる「スズキイージータートシステム」も大絶賛していました。
確かに、今の自分から見ても電子制御やクルーズコントロールを搭載するバイクは未来的に見えるのだから、旧車を複数台所持するたまさんにとって『GSX-S125』は斬新すぎるバイクなのかもしれませんね。
……それにしても、全身真っ黒のツナギ姿、カッコイイなぁ~!
(下に続きます)
娘さんが免許を取得されたら一緒に走ってみたいというたまさん。娘さんも教習頑張ってください!
早朝からインタビューに応えていただきありがとうございました!
【文:石神邦比古(モーターマガジン社)】