欧州のライダーと北米のライダーがスーパークロスで雌雄を決する欧米対戦として、そして1月からはじまるAMAスーパークロスの前哨戦とも言われている、スーパークロス・デ・パリが11月18−19日の日程で開催。欧米からスター選手が集まる中、SX2(4スト250)クラスで下田丈が総合優勝を果たした。

画像1: 下田丈SX・デ・パリで勝利、Team Honda HRCデビュー戦を白星で飾る

同レースは土・日の2日にわけてレースが開催。18日土曜のレースは3ヒートを1−1−3と好成績で優勝。また19日日曜のレースも1−3−1で圧勝を遂げ、タイトル“プリンス・オブ・パリ”に輝いた。この勝利は2024シーズンからTeam Honda HRCでAMAを走る下田にとって、公式戦のデビューウイン。下田は「総合優勝できて嬉しいです。課題はいくつか明らかになりましたが、着実に準備が進んでいることがわかりました。正直、この2日間は楽しかったですね。自分のペースに自信を持っていたし、ライディング、スタートも良かった。ただ、レースは5分間しかないので、最初の2周でうまくいかなかったら、巻き返すのは困難でした。こういった難しいレースで6ヒート中4勝できるほどに集中力を発揮できたと思います。自分のやってきたことに、満足していますよ」とコメント。Team Honda HRCのチームマネージャー、ラルス氏も「時間が無い中で、丈は非常に早くマシンに適応している」とのこと。AMAでもライバルとなるトム・ビアルとの接戦を制した形で、1月から始まるAMAスーパークロスに大きな期待が寄せられる。

なお、この日は新たなTeam Honda HRC体制がスーパークロス・デ・パリを席巻。450クラスではクーパー・ウェブやケン・ロクスンらが参戦する中、450移籍2年目のジェット・ローレンス、450デビュー戦のハンター・ローレンス兄弟が1−2を決めた。

画像2: 下田丈SX・デ・パリで勝利、Team Honda HRCデビュー戦を白星で飾る

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