チェイス・セクストンがシーズンオフにKTM初来訪

2023年のSX450チャンピオンであり、2024-25シーズンよりレッドブルKTMファクトリーに移籍してAMAシリーズを戦うチェイス・セクストンが、オーストリアにあるKTMの本拠地を訪れました。

セクストンは、KTM 450 SX-F FACTORY EDITIONのテクニカルチームとスタッフの訪問、ファクトリーマシンや資材を補完するモータースポーツビルディングの見学、自身が駆る2024年型KTM 450 SX-Fの製造ラインや、KTMの歴史を展示するKTMモトホールの見学などを楽しみました。
また、フーベルト・トランケンポルツ取締役の運転でX-BOW GT-XRに乗る場面もあり、シーズンインを前に、ファクトリーチームのルーキーとしてKTMのさまざまな面を学んだようです。

チェイス・セクストン（Red Bull KTM Factory Racing）
「とてもクールです！ここに来て、みんなに会えて、KTMのレーシング・プログラムの中心であり、僕のレースバイクが生まれた場所であることを知ることができました。モトホールでKTMの歴史やレーシングストーリーを学んで、とてもモチベーションが上がりました。
KTMは非常に成功しているし、着実に勝利しているメーカーです。僕のプランは、KTMを再びトップに返り咲かせ、その勢いを維持することです。
今まで工場の組み立てラインのようなものを見たことがありませんでしたし、さまざまなバイクが手作業で、どれほどのスピードで作られているのかも知りませんでした。この日のことは忘れません」

ピット・ベイラー（KTMモータースポーツ・ディレクター）
「チェイスを我々の組織とファミリーに迎え入れたとき、素晴らしいモーターサイクルレーサーであると同時に、非常に温かく前向きな性格の持ち主であることがわかりました。彼がここにいて、来年彼のすぐ側にあるスピリットと組織を示すことができたことは、非常に重要な瞬間であり、私たちの物語を正式に始めるための最良の方法でした。
チェイスが世界の反対側で、しかも非常に重要な市場や選手権で我々のカラーをまとってレースをすることで、我々や会社とさらにつながりを持つことができます。
彼がすべてに感動しているのを見るのはいいことだし、彼が、自分が頼れる全力を知るのに役立つと思います。私たちは彼の才能とメンタリティーを本当に信じているし、彼が私たちを信頼してくれたことに感謝しています。一緒にどんな思い出を作れるか楽しみです」