個人的大本命・津軽岩木スカイラインを豪雨により阻止され、そもそもの目的である北の大地を拝むため竜飛崎へと歩を進める津軽半島。せっかくなので道中寄り道していきます!

メロンロードで津軽半島を北上し竜飛崎へ!

画像1: メロンロードで津軽半島を北上し竜飛崎へ!

大雨の影響で津軽岩木スカイラインを走れずしょんぼりしていましたが、一応今回の旅の目的は「北海道の大地をこの目に焼き付ける」こと!

落ち込んで足を止めては陽が沈んでしまうので、竜飛崎へ進路を取ります。

ただ、どうせ東京からはるばる来たなら寄り道くらいしたいもの。

そんな折に立ち寄ったガソリンスタンドで“つがる市散策マップ”というものをもらいました!

画像2: メロンロードで津軽半島を北上し竜飛崎へ!

個人的にベンセ湿原という公園が気になりましたが、スタンドのスタッフさん曰くこの時期に行っても何もないとのこと。

それよりも高山稲荷神社の方がおすすめとのことで、ひとまずそちらを目的地に定めます。

津軽半島の沿岸部には「メロンロード」という南北を結ぶ道路が走っていて、ベンセ湿原も道中に位置していたので一応立ち寄ってみることに。

画像3: メロンロードで津軽半島を北上し竜飛崎へ!

しかし、熊出没の看板を目にして下車することなく後にしました……。

まぁ、そうそう出くわすことはないと思う(思いたい)ので、津軽岩木スカイラインのリベンジを含め、ベンセ湿原の見どころである「ニッコウキスゲ」が一面に咲き誇る季節にまた足を運びたいものです。

画像4: メロンロードで津軽半島を北上し竜飛崎へ!

その後は沿岸沿いに連なる風車群に感嘆しながらメロンロードを北上し、おすすめされた高山稲荷神社へ。

到着すると大きな鳥居に出迎えられ、これだけでもあまり体験できないのでちょっと感動。

画像5: メロンロードで津軽半島を北上し竜飛崎へ!

首都圏に近い場所だと、埼玉県の小鹿野神社に『アドレス125』で行った際に大鳥居を潜りましたが、市街地だった小鹿野に対し、周囲を緑に囲まれた高山稲荷神社はなんだかスピリチュアルな雰囲気が漂っているように感じます。

バイクを降り、階段を上るとすぐに拝殿に着き、早速お賽銭して明日は晴れますようにとお祈り。

画像6: メロンロードで津軽半島を北上し竜飛崎へ!

その後参道に沿って奥へと足を踏み入れていくと、高山稲荷神社の見どころである「千本鳥居」が!

過去にもこういった連なる鳥居のある神社に足を運んだことはありますが、綺麗な庭園に鳥居が連なる様は過去一感動的な光景でした!

画像7: メロンロードで津軽半島を北上し竜飛崎へ!

津軽岩木スカイラインは走れなかったものの、おかげでこの光景に出会えたと思えば悪い気もしません。

むしろ道路と違ってめったに体験できないので良かったかも?

やっぱり現地のことは現地の方に聞くのが正解ですね! ガソリンスタンドのスタッフさんに感謝です……!

画像8: メロンロードで津軽半島を北上し竜飛崎へ!

あれ、もしかしてツーリングの楽しみかたってこういうこと……?

何かをつかみかけたところで時計を見るとそろそろ時間も差し迫っていることに気が付き、庭園最奥の社で参拝を済ませ足早に『GSX-S1000GT』のもとへ。竜飛崎を目指します!

竜飛崎で「北海道目視」の目標達成!

画像1: 竜飛崎で「北海道目視」の目標達成!

時間が差し迫ってきたこともあり、国道339号線別名「竜泊ライン」を通って足早に竜飛崎へ。

途中「七ツ滝」という滝が急に現れたため思わず停まって激写しましたが、すぐに再出発。でも、こういうのも楽しいかも。

なだらかな丘の上をワインディングの続く竜泊ラインは信号も少なく、『GSX-S1000GT』でクルージングするにはもってこいな環境!

画像2: 竜飛崎で「北海道目視」の目標達成!

夕方で車通りも少なく、道幅が広く適度な直線とコーナーの続く道では、夕日を眺めながら『GSX-S1000GT』のパワフルな走りを楽しむことができ大満足!

そして高山稲荷神社から1時間半、東京出発から15時間かけてのこと。 ようやく目的地である竜飛崎に到着しました!

竜飛崎到着で歓喜のあまり踊り狂い、き〇らジャンプをしてスマホを落としたりしていましたが、目的は北海道の大地を拝むこと!

薄暗くなり始めた曇天の下、海の向こうに佇む北海道を目撃!

画像3: 竜飛崎で「北海道目視」の目標達成!

…………。

……あれ、本当に北海道だよな?

間違えて下北半島を拝んでいては間抜けも良いところなので、案内板を見て北海道であることを指差し確認。

ヨシ!

本日のタスクを無事完遂したのでした!

画像4: 竜飛崎で「北海道目視」の目標達成!

……次は絶対そっちに渡ってやるからな!!!

『GSX-S1000GT』だからできた900km越えの大移動!

画像1: 『GSX-S1000GT』だからできた900km越えの大移動!

その後、竜飛崎から青森市街の宿まで日の暮れた道を進みます。

道中再び雨に降られたりもしましたが、何とか無事宿に着くことができました。

時刻は19時、かけた時間は16時間半で、1日目の走行距離は925.0kmを記録。

画像2: 『GSX-S1000GT』だからできた900km越えの大移動!

今まで自分で走ったツーリングの中では、間違いなく大幅な記録更新です!

今回は記事内で『GSX-S1000GT』に関するお話がほとんどなかったですが、1日で長時間走った上でこれだけのアクティビティーをこなせたのは体力ロスが少なく快適に走行できたこのバイクだったからこそでしょう。

なんなら竜飛崎にある日本唯一の「階段国道339号」では、バイクの代わりに自分が走っていましたが、『GSX-S1000GT』じゃなかったらここで走る気力と体力なんて残っていなかったと思います……。

そして、一日の終わりは青森市街で海鮮を堪能!

ここまで来たら大間のマグロを食べなきゃ帰れない!

画像3: 『GSX-S1000GT』だからできた900km越えの大移動!

お味は……

うん、とにかく美味しかった!

いやね、美味しいもの食べ慣れてないから上手く言えないけど、この前スーパーで買った夜間特価品の刺身より何百倍も美味しく感じたのは確かです!

真相は是非、現地で実食して確かめてみて!

画像4: 『GSX-S1000GT』だからできた900km越えの大移動!

そして、大笑いしてしまったのがこのデカすぎるビールジョッキ(笑)。

もしかして、この辺りはこのサイズがデフォルトなのか……?

そんな馬鹿な、などと考えつつ海鮮とビールで1日目を締めくくり、2日目に備えて早々に宿のベッドにダイブしました。

(下に続きます)

北海道の存在も確認でき無事に1日目を終えることができた青森弾丸ツーリング。

高山稲荷神社でお願いもしたから、きっと明日は晴れるハズ!

2日目は早々に青森を後にし、岩手県と秋田県を跨ぐ人気ツーリングロード・八幡平アスピーテラインに向かいます。

津軽岩木スカイラインは走れなかったので、八幡平でリベンジ!

……のハズが、いろいろ上手くいかないのが今回のツーリングで……。

To be continued……

【文/石神邦比古(モーターマガジン社)】

青森弾丸ツーリング2日目! 八幡平アスピーテラインを目指す!

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