最近何かと話題になっている電動キックボード。ほとんどの商品は、中国など海外からの輸入品であるが、今回ここで紹介するのは株式会社KINTONEによる、国産・廉価という珍しいモデル「Model One S」だ。
レポート:スマートモビリティJP編集部
※この記事はウェブサイト「スマートモビリティJP」で2023年6月13日に公開されたものを一部編集し転載しています。

KINTONEと「Model One S」開発の経緯

製造・販売する株式会社KINTONEは、「人類の移動を超スマートに」をビジョンに電動モビリティ製品の企画、開発、製造、輸入、販売を行っている会社。ジャスティン・ビーバーなど多くのセレブが乗って話題になったミニセグウェイを2015年にいち早く日本に紹介し、累計出荷台数は40,000台を超える人気商品となっている。

画像: ミニセグウェイのクラシックモデル(左)、オフロードモデル(右) kintone.mobi

ミニセグウェイのクラシックモデル(左)、オフロードモデル(右)

kintone.mobi

その後、電動モビリティ時代の未来を見据えて、自社開発の製品もプロデュースするようになり、その一環として原付規格の電動キックボード「Model One」を開発し、その ”特定小型原付” 版として登場したのが、今回発売される電動キックボード「Model One S」だ。また、2020年から安全性と高品質を実現するために、組み立てや部品開発を茨城の自社工場に移行している。

「Model One S」

ハンドル中央にある、LEDディスプレイでバッテリー容量が確認できるほか、その下にあるボタンを押すことで、公道走行・歩道走行モードの切り替えがワンタッチで簡単に可能。公道モード時は緑色で「D」・歩道モード時は白い歩行者マークが表示されるので、視覚的にわかりやすい工夫がなされている。

画像: ディスプレイ中央部に走行モード、下部には電池残量を表示。その下にある丸ボタンで走行モードを切り替える。

ディスプレイ中央部に走行モード、下部には電池残量を表示。その下にある丸ボタンで走行モードを切り替える。

また、バッテリーはLG製のものを使用しており、大容量の36V/9.6Ahバッテリーも用意されているので、「Model One 」よりも60%航続距離がアップした。

【充電時間】5~6時間
【走行距離】18km(標準バッテリー)~30km(大容量バッテリー)
【最高速度】公道走行モード:20km/h 歩道走行モード:6km/h
【バッテリー容量】標準:6Ah大容量:9.6Ah
【サイズ】展開時:1180mm×430mm×1140mm折り畳み時:1180mm×430mm×490mm
【タイヤサイズ】8.5インチ
【重量】14kg
【体重制限】100kg
【保証期間】購入より6ヶ月

茨城県常総市の工場で開発・組み立て

茨城県の自社工場にて、専門的な技術を持ったスタッフにより一つ一つ作られている。商品サイトでは、品質の高さを示す特徴の一つに、滑らかに移動できることが挙げられている。

加速時に発生する電動モーターからの音・振動を少なくし、スムーズで快適に移動することができるように設計されているのである。

また、重量も14kgとそこそこ軽いため、折りたためば片手で持ち運びができるので、使い勝手が良さそうである。

画像: 軽いので持ち運びもラクラクである。

軽いので持ち運びもラクラクである。

2023年6月30日まで先行販売中!2割引のキャンペーンも

現在、先行予約キャンペーンが行われており、100台限定で定価9万9800円の2割引、7万9840円で販売されている。KINTONE公式LINEへの登録で、20%引きが適用されるクーポンが配布されるので、気になる人は早めにチェックしよう。

また、茨城の会社であることから、県内各地のイベントにて頻繁に展示・試乗会を行なっている。茨城や隣県にお住みで気になる人は、実際に乗って乗り心地をチェックしてみることをおすすめする。

レポート:スマートモビリティJP編集部

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