4月29日(現地時間)、テネシー州ナッシュビルのニッサンスタジアムにて、AMAスーパークロス第15戦ナッシュビルが開催されました。
怪我からの復帰後3レース目を迎えたモンスターエナジー・プロサーキット・カワサキの下田丈は、クオリファイリング1はトップ、クオリファイリング2では3番手。
メインイベント進出を決める、6分+1周のヒートレース。ヒート1は、ハイデン・ディーガンとのバトルを制したジョードン・スミスが勝利を収めます。
ヒート2で中央アウト寄りからスタートした下田は、スタート直後の7番手から4番手まで順調に順位を上げ、3番手のジェレミー・マルティンに迫ります。終盤、コーナーでコース脇のクラッシュパッドにひっかかる場面があったものの順位は落とさず、そのまま4位でチェッカー。ヒート2はハンター・ローレンスが優勝しました。
そして15分+1周のメインイベント。イン寄りからスタートした下田は4番手でオープニングラップを抜けると、すぐにマルティンをパスして3番手に立ちます。前を行くスミス、ローレンスを追いかけますが、レース中盤、トップのスミスがフープスでコースアウト。これで下田は2番手となります。後半、ミスで順位を落としていたスミスが下田のすぐ後ろまで追い上げてきますが、下田は逃げ切り2位でゴールし、キャリア5回目の表彰台を獲得しました。
また、今回優勝し今季6勝目を挙げたハンター・ローレンスが、250SX EASTのチャンピオンとなりました。
下田丈コメント
家族、チーム、そして僕を信じてくれたみんなにありがとうと伝えたいです。(シーズン前半の)数ヶ月間苦しい思いをしましたが、表彰台に戻って来れて素晴らしい気分です。この後もひたすらにプッシュし続けます。