羽田空港国内線を利用した時に、たまたま面白い乗り物を発見した自動運転車椅子。無料で誰でも利用できる説明書きにあったので、改めて取材許可をもらい、さっそく試させてもらった。
レポート:スマートモビリティJP編集部
※この記事はウェブサイト「スマートモビリティJP」で2023年4月5日に公開されたものを一部編集し転載しています。

羽田空港国内線ターミナルにある謎の車椅子

画像: 通路途中のスペースに鎮座している。

通路途中のスペースに鎮座している。

羽田空港の国内線用保安検査場を抜けて、搭乗ゲートへと向かっていた矢先。何やらシニアカーのような見た目の乗り物が視界に入ってきた。

空港内での移動距離は思った以上に長く疲れるもの。そんな足腰に不安のある人を搭乗ゲートまで案内するための電動車椅子かと思っていたのだが、よく見てみると「無料」、「自動運転」、「返却不要」と、筆者の好奇心をくすぐるワードが並んでいる。

また、乗車制限も身長140cm以上、体重135kg以下、手荷物10kg以下であれば利用できると書いてある。ただし、ペースメーカーまたは酸素ボンベを使用している人は利用できないようだ。

画像: タッチパネルで行き先を指定すればあとは全部自動。まさに、スマートモビリティな一台である。

タッチパネルで行き先を指定すればあとは全部自動。まさに、スマートモビリティな一台である。

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