2019/2020年全日本モトクロス選手権IA2クラスチャンピオン横山遥希が、2023年もオーストラリア選手権に参戦することを発表しました。来シーズンは、2022年の所属チームEmpire Kawasakiと直接契約を結んで挑みます。参戦は今シーズンに引き続きMX2クラス。開幕は2023年3月5日予定です。
なお、横山遥希は2021年に拠点をオーストラリアに移し、2022年よりオーストラリア選手権に参戦。同大会第5戦ではMX2クラスで3位入賞を果たし、自身初の表彰台を獲得しました。また、10月〜12月に行われたオーストラリアスーパークロスでは、開幕戦から肩を脱臼するアクシデントがありつつも、SX2クラスでシリーズランキング12位という結果を残しています。
横山遥希コメント
「これまでを振り返ると、渡豪当初の2021年はコロナの影響でレースが途中でキャンセルになってしまい、全くレースができませんでした。レースができず苦しい時期ではありましたが、ポジティブに考え有効に使いました。せっかく海外にいるのだから現地のライダーと走りたいと強く思い、AUSトップライダー達が雇っているライディングトレーナーやフィジカルトレーナーのグループに自分も加わり練習に参加しました。2022年のオーストラリア選手権では、初めはTop10に入る事は難しいとトレーナーから言われていました。しかし、2022年シーズンを通して行く中でトレーナーからも間違いなく成長していると言われたのは自信になりました。16ヒート中Top10が12回、ベストリザルト3位と1年目にしては思っていたよりも悪くなかった結果となりました。
2023年からAUS現地チームと契約ができたことは、今までと違う新たな一歩を踏み出せたと思います。2022年のレースを通して、レースの進め方、コースへの適応、チームの雰囲気など全てにおいて経験できたので、来年はさらに良い成績を残せるのではないかと思っています。SXシーズンを終えたばかりですが、すでに来年のMXシーズンに向けてトレーニングを開始しています。開幕が3月5日とあまり時間はありませんが、優勝を目指し日々努力して参ります!」