台風の影響で、現地入りは土曜日の夕方に!

9月24、25日にモビリティリゾートもてぎで行われたMotoGP日本グランプリ。
3年ぶりの開催でしたが、やはり生の迫力やイベントは格別で、現地で観る事ができてホントによかったです!!

当初は土曜日の朝から現地で楽しむ予定でしたが、台風の影響で金曜日の夕方に乗る予定だった新幹線が土曜日の昼過ぎまで止まり続け、私がサーキットに着いたのは土曜日の夕方でした。

雨の中で行なわれた土曜日の予選は新幹線で移動しながら観ていたのですが、荒れた天候だったので赤旗が出たりも。
私は無事に着くことができるのか、現地で走りが観られるのかもうドキドキで、こんなに行きたいのに行けないもどかしさを感じたのは初めてでした。

実際に到着した時にはもう走行は終わり前夜祭が始まっていました。
駆け足でステージの方へ行くとカル・クラッチロー選手とダリン・ビンダー選手のWithU Yamaha RNF MotoGP Teamトークショーが丁度始まるところでした。
この前夜祭のトークショーは私がMotoGP日本グランプリで1番楽しみにしているコンテンツ。
短い時間ですが、金曜日と土曜日の空いてる時間にライダーがチーム又は1人ずつ登場し、日本グランプリの印象や意気込みを直接聞けて、選手も間近で見られる大事な時間なんです。
前にこのトークショーで好きになったのはカル・クラッチロー選手。娘さんが大好きすぎてトークショーどころではない感じや、その時の感情がとてもわかりやすく、表情や行動が素直で面白かったのです♪
今回も娘さんにTV電話をしながら会場の雰囲気を伝えるところからトークショーが始まりました。

画像: トークショー中です。

トークショー中です。

それぞれのチームや選手によって、淡々とまじめに話すライダーから、最初そっけない雰囲気だったのに急にサービスでプレゼントを投げてくれる選手もいたり、日本の好きなものを沢山伝えてくれたりホントに様々。
私はこの日最近レースを観ていて好きになったエネア・バスティアニーニ選手の登場を凄く楽しみにしていたのですが、予選中の雨や赤旗でスケジュールがおしてしまった為、ちょうど次がバスティアニーニ選手というところで終わってしまいました。
残念ではありましたが、本番は翌日の決勝なので仕方がない。
でも、悔しかったのでトークショーが行なわれた中央エントランスに、開催期間だけ展示されていたパネルのバスティアニーニ選手と沢山写真を撮りました♪

画像: バスティアニーニ選手とパシャリ。

バスティアニーニ選手とパシャリ。

このパネルがあるのもMotoGPにきたー!!って感じます。
広場を囲うように1人1人の選手のパネルがあり写真が撮れちゃうんです♪
どこに誰がいるかなって探すのも楽しいし、気づくとほとんどのライダーと撮りたくなって結局撮っちゃうんですよね。笑
夜はちょっと写真がボケちゃっていたので日曜日の朝も改めて撮りに行っちゃいました(*⁰▿⁰*)♪

全日本とかでもこういうのあったらいいのになぁ。

画像: こんな感じで置いてあります。

こんな感じで置いてあります。

実は選手のパネルだけではなく、「46」と「93」のモニュメントもあります(※説明省略)。まさに撮影スポットのような場所。沢山の人が楽しそうに記念撮影をしていましたよ!
この場所はコースの客席に繋がる入口付近なのですが、その入口のゲートに飾られている横断幕もまたかっこよくて、さすがMotoGPって感じなんです。
もう1つ1つのデザインから"MotoGP"という最高峰のものだぞ!って感じが伝わってくるワクワク感や「わぁ!いいな!」と思わせる作りに見ているだけでテンションが上がります。これを撮れただけでもきた甲斐があるなって感じてしまうのですが、これはまだ入口。ここからです。笑

画像: 入口付近でパシャリ。

入口付近でパシャリ。

肝心の走りが観られたのは決勝のみ。
これをどこで観るか、めちゃくちゃ悩みました。
いつもならフリー走行はここで、予選はここ、このカテゴリーはここかなと観戦場所を分けて見ていたのですが、日曜日しか会場にいられなかったので、ブースを見たりいろいろ楽しみたいという気持ちから走りは各クラスの決勝のみ。
久しぶりのMotoGP観戦だし、もてぎ自体も久しぶりに行ったので、距離感間違えて歩くと走りがちゃんと観られないかもと思い、1か所に決めて動かずそこで全部観ることにしました。

その場所はコースとの距離が少しあるのですが、オーバルコースサイド駐車場近くの自由席。
ここからは、2コーナーから3コーナーに向けて走ってくる直線の途中から5コーナーまでとセカンドアンダーブリッジをくぐってからメインストレートの最初まで観ることができます。
ホントはS字やV字コーナーでも観たいと思っていたのですが、1日で全部を楽しむ為にはなるべく沢山観られて、出店ブースからも近いこの場所かなって思い選びました!

画像: 赤丸のところです。

赤丸のところです。

画像: 観戦場所の近くにお手洗いと自販機があるのもポイント。

観戦場所の近くにお手洗いと自販機があるのもポイント。

コースとの距離はありましたが、それでもMotoGPのトップカテゴリーが走った時の音の大きさとスピード、迫力の違いはわかります。「ついに大物がでてきました!!!」ってガラリと雰囲気が変わったように感じたのは会場でしか伝わらない空気から伝わるものだなと思いました。

この場所から観ているとスタート位置も遠くはないので、スタートした時の雰囲気を感じられたり、1.2コーナーを曲がって隊列ができてから観えるので順位の確認もしやすいんです。
コーナーも観られて、そのあとの5コーナーに向かう直線のラインを通る後ろ姿も観られるのですが、意外と「あれ?この選手だけラインが違うな」って発見もあったりして面白いんですよね♪

画像: 奥の5コーナーまでのこのラインです。

奥の5コーナーまでのこのラインです。

モニターがないので目の前でバトルしないとTVのようにいい所を見逃すことはありますが、だいたいは実況の声やそこにいるお客さんの熱気が意外と空気で流れて伝わってくることもあるので自由席でこの場所はかなりお得感がありました。

しかも今回はちょうどMotoGPクラスでバニャイア選手の攻めの走りからの転倒というバトルが3.4コーナーで行なわれたので、それを目の前で観ることができて、ここで観て正解だったなって。目の前で観るバトルや攻めの走りはたまらないですからね♪

画像: めちゃくちゃ熱いバトルでした。

めちゃくちゃ熱いバトルでした。

あとMOTO2クラス!!!
私は初めて日本人選手が優勝したレースを現地で観ることができました。
あの日本国歌が日本で流れるという、小椋藍選手が優勝したレースを現地で観ることができ、ホントに感動しました。
今年チャンピオン争いもしているし、期待は高まっていましたが、しっかり確実に作戦を立て、トップになってからライバルが2番手に上がってきたらしっかりペースを上げて逃げ切る走り。もうドキドキが止まらず、最後の方は目の前を通るとみんなで拍手するあの空気感。
この場にいる事ができて、目の前で走りが観られてホントに良かったなと思いました。

画像: 小椋選手のラストラップです。

小椋選手のラストラップです。

世界選手権でMoto2というクラスですが、なかなか日本の選手が優勝するレースを生で観られるってことはないので、ホントにホントに嬉しかったし、観に来てよかったなと感じました。

世界で戦ってる日本人選手の走りを映像ではなく自分の目で観るとまた違って見え、MotoGP日本グランプリで沢山の日本人ライダーが走っているところが観られて、沢山応援する選手がいることが嬉しかったです。

こんなに来てよかったと思えたのは今年日本グランプリが3年ぶりというのもあるけれど、今それだけ日本人ライダーが活躍していたり、観なくちゃ損と思えるくらいレースが熱いから!
今年はMotoGPのアプリを登録して、レースを観たりもしていたのですが、やっぱりバトルだったり、あの音・スピード・迫力って現地でしか伝わらないものは必ずあるなと改めて日本グランプリを見て感じました。

またレースが終わったあとに、誰でも参加できるコースウォークもたまらなかったです!
レースが全部終わったあとに、グリッドで写真が撮れたり、PITがあいていたら中を見ることができたりもします。
またPITもMotoGPは選手の名前と顔写真があってカッコいいんですよね。
選手はいないのに撮りたくなっちゃう。笑

画像: 優勝したジャック・ミラー選手のPIT。

優勝したジャック・ミラー選手のPIT。

このコーナーでこんな風にしてたなぁとか、意外と傾斜があるとか観てるのと実際そこに立つのでは全然見え方も違って、前に歩いた事があってもそのレースの後だと毎回違って見えるんですよね。ホントに貴重な幸せな時間でした。

画像: グリッドでスタートしようとしてます。笑

グリッドでスタートしようとしてます。笑

画像: マネしてみました。

マネしてみました。

自由席券は9500円なので、この値段で世界の走りやバトルが観られてこんなにも楽しめちゃうなんて、やっぱり来なきゃ損だなと改めて感じた2022年、日本グランプリでした。

☆自由席 3日間通し 一般9,500円
          中学生3,800円
          小学生3,200円
          
指定席は12,300円からで場所によって違います。
駐車場 前売り 3日間通し 4輪 3,100円
              2輪 600円
   ※当日は日によって違いました。

画像: 駐車場料金です。

駐車場料金です。

出店ブースや食べ物もMotoGPならではのものが沢山あり楽しみました♪
いろいろあったのでその様子はアルバムからチェックしてね。

今回日曜日しか見られないけど他に何か面白そうなコンテンツないかな?!と行く前にSNSをチェックしたら「Mini GPトークショー」というものがあるというツイートを発見!!
何かよくわからなかったけど、とりあえず日曜日の朝、空いてる時間だったので行ってみることに。

画像: これを見つけました。

これを見つけました。

全日本ロード選手権で走られている渡辺一馬選手と秋吉耕佑選手のトークショーとMini GP日本シリーズの1.2.3位になった選手が登場するイベントでした。
Mini GPというものをここで初めて知ったのですが、10歳から14歳までのライダーが5大会10戦でシリーズを戦い、シリーズチャンピオンと2位の選手にはFIM ™️ Mini GPワールドファイナルに参戦できる権利を得られるそうなんです。

海外ではここからMotoGPライダーが生まれるくらいヤングライダーの登竜門と言われているみたいで、その日本シリーズが今年行なわれていたのです。
今回イベントに参加した3選手は特別にMotoGPライダーに質問する機会もあったそうで「緊張して上手く言えなかった」と恥ずかしそうに話す選手もいれば、「上手くできた」とまだ若いのに冷静に淡々と話す選手もいて、もう個性の強さが出ていてトークも凄く面白かったです。
デモ走行も行なわれ、走りになるとガラッと雰囲気が変わったのも見ていて凄いなと思ったのですが、この日本グランプリでこうしたヤングライダーの活躍を知ることができたり、トークショーが観られるのは凄くいいなぁ、見れてよかったなと感じました。

又、参加されていた一馬選手や秋吉選手の現役ライダーからヤングライダーへのアドバイスの言葉も深く、中でも1番印象に残っているのが「苦手なことも頑張らなくちゃいけないけど、得意な事をしっかり自分のものにするのもとても大事。ここだけは!って自分のやりやすいものを増やす事によって居心地がよくなったりすることもあるからそれも大切にして欲しい」というような内容の言葉を一馬選手が送られていたんです。

一馬選手らしいというか、全日本ロード選手権の戦い方やトークショーでの一馬選手を見て私が感じていた部分をそのままアドバイスとして話されていて、改めて凄くそこを大事にされているんだなと感じたし、その話している時の普段ライバル達のいる時とは違う、温かく見守っている一馬選手の表情がホントに印象的でした。

画像: トークショー中の様子。

トークショー中の様子。

画像: 一馬選手とパシャリ。

一馬選手とパシャリ。

また、これから世界戦ということで英語も勉強しているというお話も出ていました。
トップライダーになる為には走りだけじゃなくて、言葉やコミュニケーションもとても大事なんだと感じる会話も多く、まさかここで改めてそういう努力を沢山している事を深く感じるとは思っていなかったのですが、逆にこうやってステップアップしていく姿や過程も知れるのはより身近に感じられる部分も多く、知れる事が増えるのでとてもいいなと感じました。

このコンテンツを観に来ている人も沢山いて、同じ年代の子たちが多かったのも印象的でした。
来年も日本シリーズがあるみたいなのでどんなレースをしているのか、他にどんなライダーがいるのか見てみたいと思いました。

画像: デモ走行を見守る一馬選手と秋吉選手とMCさくらさん。

デモ走行を見守る一馬選手と秋吉選手とMCさくらさん。

この近くには2輪駐車場があり、そこには沢山のバイクが止まっていたり、移動しているとマルケスのヘルメットを被りながら歩いている子がいたりと、台風の影響はありましたが沢山の人が楽しまれている姿が見られました。
私自身も1日とちょっとしか現地に居られなかったのですが、それでも凄く濃くて見れてよかったと思えるものばかりで、ホントに楽しかったです♪

世界戦に日本グランプリがあることも嬉しいですが、せっかくなので来年は金曜日から来て思い切り楽しみたいなと思いました!

画像: めちゃくちゃ楽しかったです♪

めちゃくちゃ楽しかったです♪

This article is a sponsored article by
''.