2020 FIMモトクロス世界選手権 MX2チャンピオンのトム・ビアル選手が、2023年のAMAスーパークロス/モトクロスにシリーズを通して参戦すると表明しました。
トム・ビアル選手は現在21歳。FIMモトクロス世界選手権 MX2クラスに参戦し、2020年にチャンピオンを獲得しました。2022年は7月24日に行われた第14戦を終えた時点でランキング2位。常に上位に入る安定した強さで、MX2で2度目のタイトル獲得に迫る勢いを持っています。アメリカの地でどのような活躍を見せてくれるのか、注目が高まります。
以下、トム・ビアル選手のコメント(リリースコメント抄訳)
「2023年はMXGPクラスにステップアップすることを考えていましたが、AMAスーパークロスに挑み、どこまで通用するのかを見るには今がベストだと感じ、AMA参戦を決断しました。私の家の近くにはコースがあって、スーパークロスは私たち家族の伝統なのです(※ビアル選手のお父さんもSXを走ったことのある元ライダー)。2023年に向けて準備をするのは大きな学びになると思うし、まずは自分の実力を見てみたいです。アメリカでロバート・ジョナス(KTMモータースポーツオフロード部門責任者)やピット・ベイラー(KTMモータースポーツディレクター)と話すことができたのはとても素敵な時間でしたし、レッドブルKTMの一員として実現できたことを嬉しく思います。GPチームは私にとってもうひとつの家族のような存在なので離れがたいですが、AMA参戦という新たなストーリーの始まりが楽しみで待ちきれません」