北米ヤマハから「This August, a new day is coming」と題されたティザームービーがドロップ。音とほんの少しだけ映るモトクロッサーらしきバイクが意味深だ。

画像: This August, a new day is coming. youtu.be

This August, a new day is coming.

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画像: USヤマハ、意味深なモトクロスバイクのティザーをリリース

映像に出てくるのは、スーパークロスのようなテクニカルコース。ここをプロライダーが攻め立てるという内容で、その排気音は軽めの4ストローク。ヤマハだけでなくモトクロッサーを製造するメーカーは、フレームを含むフルモデルチェンジを4年サイクルで実践してきた。YZ450Fがフルモデルチェンジしたのは2017年発表の2018年モデル。コロナ禍の影響か、4年サイクルがずれて6年目になっており、このティザーがニューYZ450Fを示唆している可能性は十分に高いといえるだろう。

ちなみに当Youtube映像のコメントには、軽めの音から350ではないかという推測が飛び交っている。真偽の程はいかに。

モトクロッサーマーケットの主戦場である北米では、コロナ禍を経て市場の反応がだいぶ変わっているのだという噂バナシを聞いた。たとえば、これはFOXの広報であるマーク・フィンリーから聞いた話だが「昨今ではアメリカ人はだだっぴろいオープンエリアでバイクを乗るのではなく、トレイルを楽しむ人が増えている。だからナンバー登録が必要で450ccクラスのエンデュランサーは人気だよ。それとレースよりもふらっとフリーライドでモトクロスを楽しむベテランが多いのさ。彼らは2ストの300ccや4ストの450ccを好む」とのこと。

画像: A new day is coming. www.youtube.com

A new day is coming.

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なお、6月15日にもやはりティザーが出ていてOff1.jpにて既報。こちらのほうが濃厚な映像になっているのだが、今日7月14日に発表されたものは、「August」8月を強調したい…ということなのだろうか。

謎がのこる全日本モトクロス

画像: 謎がのこる全日本モトクロス

今年に関しては謎も多い。フルモデルチェンジの年は全日本モトクロスで開幕からプロトタイプが走るのが通例だったりする。しかしみてのとおりヤマハファクトリーマシンYZ450FMのフレームには、ファクトリー車である0Wからはじまる車体番号が刻印されているが現行モデルがベースとなっている。

ヤマハは2021年に17年ぶりの2ストロークYZのフルモデルチェンジを敢行した。国内4メーカーのなかでもモトクロスやクロスカントリーの開発にもっとも力をいれているヤマハが、しっかりティザームービーまで用意してきた新モデル(?)。期待せざるをえないではないか。

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