公式によると、Red Bull KTM Factory Racingから450MXに参戦。カリフォルニアで開催される5月28日の開幕戦と6月4日の第2戦への参戦が発表されています。引退後はKTM グループの一員として、アドバイザー等の立場からモトクロスの発展に貢献していくとのことでしたが、ライダーとしての参戦が見られるのは予想外の嬉しいニュースです。
また、マシンは22年モデルと公表されていますが、リリースされている450SX-Fはファクトリーエディションと同じ構成。23モデルをデビューさせる目論見もあるのでしょうか。
アントニオ・カイローリ(リリースコメント訳)
「アメリカでレースをすることは僕にとって挑戦してみたいことの一つだったので、今回この想いを実現することができてとても嬉しいです。アメリカのコースが好きで、私自身参戦にプレッシャーは感じていません。世界選手権の時と同じような事前練習や準備は行いませんが、良い成績を残せるように真剣に取り組んでいきます。この経験は僕自身の興味をかき出し、友達との再会や自分の時間を楽しむ良い旅にもなると思っています」
かねてからの夢であったAMA参戦にカイローリ本人も喜んでいる様子。カイローリがどのような活躍を見せるのか、開幕戦から注目が高まります。
KTMといえば、2022年MXGP開幕戦直前に怪我をし離脱を余儀なくされたジェフリー・ハーリングスが、2022AMAモトクロスに参戦するという噂も。ハーリングスの今後の動きにも期待です。