画像6: エンジンは、ヘッドカバーが浅い形にアップデート。よりヘッドに剛性が求められる形で内部に変更があるか

現行型のサイドゼッケンを使っているが、インテーク部分をカーボンで塞いでいるのが特徴。

画像7: エンジンは、ヘッドカバーが浅い形にアップデート。よりヘッドに剛性が求められる形で内部に変更があるか

内側をみても、この位置にはエアクリーナーボックスがない…のだろうか。

画像8: エンジンは、ヘッドカバーが浅い形にアップデート。よりヘッドに剛性が求められる形で内部に変更があるか

つまりこういうことだろうか、という推察図。現行型が、サスペンションの脇を通るコンベンショナルな吸気経路だったのに対し、新型ではサスペンションの上を通過するような大胆なダウンドラフトへアップデートされているのではないか。

画像: プロト

プロト

画像: 現行(2021能塚車)

現行(2021能塚車)

うっすら見えるインテークの角度をみても、だいぶプロトタイプのほうが上から吸気していることがわかる。なお、現行型をみるとインテークの角度はこのシリンダーヘッドカバーの深さからすると、ぎりぎりなのも見て取れる。このあたり、吸気経路の変更もこのエンジンの外観変更に当然関係のあるところだろう。

画像9: エンジンは、ヘッドカバーが浅い形にアップデート。よりヘッドに剛性が求められる形で内部に変更があるか

カワサキは、250ccにおいてはクラス随一のパワーだと評されてきたが、450ccに関してはどちらかというとパワーデリバリーに分があるという評価である。ピークパワーに大きな差はなく、バランスの良さで多くのライダーを勝利へ導いてきた。ダウンドラフトを強くすることで、よりピークパワーを追い求めることもでき、パワーデリバリーに余裕が生まれてくるはずだ。

画像10: エンジンは、ヘッドカバーが浅い形にアップデート。よりヘッドに剛性が求められる形で内部に変更があるか

開幕戦では、残念ながらヤマハに水をあけられた形になってしまったが、富田は「やはり能塚が速い」と評している。能塚自体も、深くは触れないものの、マシンの仕上がりには自信を持っていて、上がり調子。2023のKX450は非常に愉しみだ。

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