みなさん、知ってますか? ハーレーって、ウインカーが自動で消えるんですよ。あと携帯からBluetoothで音楽流せるんです。というわけで噂のパンアメリカに乗ってきました! 最近ハーレーさんのお仕事がとても多いので、実は結構楽しみにしていたのです。そもそも我々オフロードフリークからすると、アメリカってオフロード天国だという認識なんですけど、なんでアメリカのバイクメーカーの代表とも言えるハーレーがアドベンチャーを出していなかったんだって話ですよね。そう考えるとこのパンアメリカ、出るべくして出た、とも言えるのではないでしょうか。

ストレスなく、楽しいエンジン
60度+30度オフセットで90度Vツインの味を実現

画像1: ストレスなく、楽しいエンジン 60度+30度オフセットで90度Vツインの味を実現

ハーレーが新開発したVツイン水冷エンジン。1252cc。ボア×ストロークは105×72mm。最大トルクは152PS/8750rpm。ハーレーっていう先入観から、やっぱりドコドコしたエンジンの鼓動があるのかと思いきや、かなり静かだし、振動も少ないです。

で、実はこのエンジン、挟み角60度のVツインなんですけど、クランクシャフトのコネクティングロッドジャーナルが30度オフセットされていることで、結果として90度Vツインと同じ点火間隔を実現しているんです。じゃあ最初っから90度で作ればいいじゃん、と思うかもしれませんが、それだとエンジンが前後に大型化してしまうんですね。

なぜこの90度Vツインが良いかというと、低中回転域での心地よい鼓動感が味わえつつ、高回転では振動が収まり、気持ちよく回っていくと言われています。ドゥカティのパニガーレV2やスズキのVストローム1050XTが有名どころですね。

正直今回の試乗では、というか日本の道路では普通に走っていると5000回転以上は出番がなかなかないと思うので、そこまで実感はないのですが、低回転の鼓動感の気持ちよさというのは、感じられましたね。BMWの水平対抗のような鼓動も好きなんですけど、慣れないとちょっとビックリしちゃいますので、強すぎず、疲れない感じがグッドです。

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