編集部稲垣の筋トレも、4月末で満6ヶ月。先日は、昨年アクシデントで全日本モトクロスのファクトリーライダーから引退を余儀なくされてしまった新井宏彰さんの元へ行ってきた。新井ちゃん(新井「ちゃん」は愛称)は、現在山本鯨・横山遥希つまり2020年チャンピオン2名のトレーナーとしても活躍中なんだけど、パーソナルトレーナーのNSCA-CPT国際ライセンスを取得しており、普段は自宅のジムでパーソナルトレーニングを開講しているのだ。ちなみに、ライダー向けももちろんやってるけど、メインはごく一般のボディメイクしたい人向けだとのこと。
新井ちゃんと言えば、マッスルライダー
Off1.jp所属時ではないけれど、10年以上前に新井ちゃんのコーナリングライテクを取材。そのとき、めっちゃ重たそうなバーベルでスクワットをしていたのをよく覚えている。全日本モトクロスは、20年くらい前から筋トレでムキムキな人ががすごくおおかった。ムキムキすぎて、「あいつは鍛えすぎて、腕があがるようになっちゃったんだよ」なんて話もよくあった。昔のライダーは、身体が太かったよね。でも、今は海外も含めてかなりスリムな時代。
「バイクのことを考えるなら、身体の裏をしっかりつくっていくことを考えましょう。ハムストリングとか、背中、お尻が大事です。バイクはスタンディングをする乗り物でしょう? ステップ荷重とか、身体の裏側をよくつかうんですね」と新井ちゃん。というわけで、パーソナルトレーニングを体験させていただいた。
「まずはウォームアップから。これはBOSUといって、バランスボールを半分に切ったようなトレーニング器具です。これに飛び乗って、前へおりる、飛び乗って、後ろへおりる…」と筋肉を少し暖めてから筋トレへ。
やっぱりビッグ3からはじめよう
「筋トレの基本はビッグ3。まずはこれをはじめるべきなんですが…」と新井ちゃん。
ベンチプレス
実は苦手なベンチプレス。なんせ腕の筋肉がなさすぎて、この時点では40kgが限界だった。筋トレする人って、大抵ベンチプレスの重量をどんどんあげていくことに喜びを覚え始めるんだけど、僕はまだそこまで至ってない感。