鹿児島県南東部の大隅半島は、交通量が少なく、山や海の豊かな自然に囲まれた絶好のツーリングスポット。現在、フェリーを使って大隅半島を訪れると、豪華景品が当たるチャンスがある『大隅ARスタンプラリー』が実施中だって知ってましたか?

いよいよ大隅半島に上陸、XSR700で走りまくります!

さて、旅の模様が楽しすぎて、長文になりまくってる『大隅ARスタンプラリー』レポートですが、いよいよ大隅半島に上陸した、2日目からの模様をお届けします。

志布志港に到着したのは翌朝の8時55分(曜日により到着時間は異なります)。着岸後、バイクや乗用車の下船開始は、一般の乗船客の方、トラック利用の方の後なので一番最後。バイクの下船開始の目安時間は着岸後から約30分後、とのことだったので、のんびり用意していたら、駐車場に降りた頃には、すでに私のバイク一台を残すのみの状態でした。のんびりし過ぎです(笑)。

そしていよいよ大隅半島を巡る旅に出発! それにしても、フェリーからバイクで降りる瞬間って、なんであんなにワクワクするのでしょうね。

画像: 志布志港を出発前に記念撮影。快晴に恵まれ、東京とは明らかに違う冬でも温かな気温にテンション上がりきってるのですが、自撮りに緊張して(まだ慣れてません)、目が怖いですね(笑)。

志布志港を出発前に記念撮影。快晴に恵まれ、東京とは明らかに違う冬でも温かな気温にテンション上がりきってるのですが、自撮りに緊張して(まだ慣れてません)、目が怖いですね(笑)。

そもそも『大隅ARスタンプラリー』は、さんふらわあの船内&大隅半島各地のスタンプ獲得ポイントで、スタンプを3つ集めれば、豪華景品が当たるチャレンジに応募できます(ただし、同一市町で取得できるスタンプは1種類のみ)。ですがこの旅での私は、せっかく大隅半島まで来たのだから、船内&全市町のスタンプ10個を獲得すること。そして、スタンプをGETするたびにもらえる、“ご当地ゆるキャラフォトフレーム”をフルコンプリートすることを目標に設定しました。

スタンプラリーの詳細は、↓ リンクから!

画像3: www.likeawind.jp
www.likeawind.jp

ざっくりしたルートは、志布志港を出発点に、2日間かけて半島を時計回りに巡るイメージです。大隅地域は半島なので、海の絶景は予想していましたが、こんなにも走り応えのあるワインディングが充実してるとは! 私が訪れたのは週末だったのですが、南に行くほど交通量が少なくなり、峠道を何十分も走る間、1台の車両にもすれ違わない、なんてこともありました。

特にライダー人気の高い国道448号は、カーブの先にキラキラの青い海が広がる壮大な眺めが次から次に堪能できて、何度も何度もヘルメットの中で「うわ~!」「やばいやばいヤバい!」と、語彙力ゼロな雄叫びを上げてしまったほど(笑)。私が初めて訪れた“日本本土四極”のうちのひとつ、本土最南端の佐多岬からの展望も素晴らしかったですが、どこを走っても無造作に絶景が現れるので、たった2日間のバイク旅でも、最高のツーリングエリアであることをたっぷり実感させられました。恐るべし、大隅半島! 最高です、大隅半島!

画像: スタンプラリーの詳細は、↓ リンクから!

それにしても。こんなにも素敵なスポットばかりの大隅半島なのに、旅で出会った地元の方が揃いも揃って「わざわざ東京から来たの? 大隅なんて何もないのに」と笑うのはなぜ!? なんと中には、「大隅よりも薩摩半島に行った方がいいよ」と薦めてくれたおじ様までいたくらいです(笑)。こんなにも魅力的なルートと絶景に溢れているのに、みなさん謙遜しすぎですよ~!

そういう私自身も栃木の田舎出身なので、旅人として訪れるのと、地元として長年住んでいるのでは、土地に対する感じ方は全然感違うことはわかるのですけどね…。でも、こんなにも豊かな自然と走りがいのあるツーリングルートが揃ってるなんて、バイク乗りとしては、心からうらやましい限りなのでした。

スタンプ獲得の意味では、1日目に訪れた肝付町の『宙の家』が、まさかの臨時休業という壁に阻まれ(笑)、フルコンプリートまで惜しくもあと一歩だった今回の旅。でも走りの面でも、地元の方々との交流の意味でも、かなりの達成感と満足感を味わえました。でも走りに夢中になりすぎて、大隅半島のご当地グルメをあまり楽しめなかったことは本当に残念…。特に、大隅名産のうなぎをめちゃくちゃ食べたかったのに、時間切れになってしまったのは痛恨の極みでした(それでも執念で、スタンプポイントのひとつ『うなぎの駅』で、お土産用うなぎの自宅配送には成功!)。
ですが遠くない将来に、必ずやXSRで大隅半島を再訪し、今度は絶景&グルメツーリングを実現してやる! 志布志港から『フェリーさんふらわあ』に乗り込む時には、そんな決意を胸にしていた私でした。

そして最後に、今回の旅で印象に残った【ワタクシ的、大隅半島の思い出ベスト6】を紹介させていただきますね!

【ワタクシ的、大隅半島の思い出ベスト6】

画像3: 自分のバイクでこんな長距離ツーリングは初めてかも! “フェリーさんふらわあ”で行く、鹿児島・大隅半島ツーリング!(斎藤ハルコ)
画像4: 自分のバイクでこんな長距離ツーリングは初めてかも! “フェリーさんふらわあ”で行く、鹿児島・大隅半島ツーリング!(斎藤ハルコ)
画像5: 自分のバイクでこんな長距離ツーリングは初めてかも! “フェリーさんふらわあ”で行く、鹿児島・大隅半島ツーリング!(斎藤ハルコ)
画像6: 自分のバイクでこんな長距離ツーリングは初めてかも! “フェリーさんふらわあ”で行く、鹿児島・大隅半島ツーリング!(斎藤ハルコ)

<思い出>
佐多岬

言わずとしれた日本本土最南端! 佐多岬公園観光案内所では「日本本土最南端証明書」を無料で交付してもらうことができます。加えて私は、日本四極巡り『ROUND 4POLES』のコインも購入しちゃいました。この証明書&コインを手にしてしまったら、やっぱり四極到達を達成したくなりますね。ちなみに、観光所スタッフの野口さんはKTM乗り。おすすめツーリングルートの相談にも乗っていただけます! また、公園内の展望台に向かう途中にある本土最南端神社「御崎神社」は、強力なパワースポットとしても知られているそうです。

画像7: 自分のバイクでこんな長距離ツーリングは初めてかも! “フェリーさんふらわあ”で行く、鹿児島・大隅半島ツーリング!(斎藤ハルコ)
画像8: 自分のバイクでこんな長距離ツーリングは初めてかも! “フェリーさんふらわあ”で行く、鹿児島・大隅半島ツーリング!(斎藤ハルコ)

<思い出>
ユクサおおすみ海の学校のチョコ

じつは私は大のチョコ好き。スタンプ取得だけなら大隅到着当日にも行けたのに、わざわざ翌日に海の学校を訪れたのは、鹿児島のクラフトチョコレートブランド『Kiitos』に行きたかったから。チョコレートそのものは東京でも買うことができるのですが、濃厚なカカオの風味を味わえるソフトクリームはここでしか食べられないのです!

画像9: 自分のバイクでこんな長距離ツーリングは初めてかも! “フェリーさんふらわあ”で行く、鹿児島・大隅半島ツーリング!(斎藤ハルコ)
画像10: 自分のバイクでこんな長距離ツーリングは初めてかも! “フェリーさんふらわあ”で行く、鹿児島・大隅半島ツーリング!(斎藤ハルコ)

<思い出>
雄川の滝

大河ドラマ『西郷どん』のオープニング映像で有名になった、エメラルドグリーンに光る滝つぼが美しいスポット。滝を上から眺める展望台もあるのですが、佐多岬公園観光案内所の野口さんに「見るなら遊歩道を歩いて、下から見上げた方がきれいだよ」と教えていただきました。1200mの遊歩道は軽いトレッキングレベルの山道ですが、滝にたどり着いた時の感動は格別!

画像11: 自分のバイクでこんな長距離ツーリングは初めてかも! “フェリーさんふらわあ”で行く、鹿児島・大隅半島ツーリング!(斎藤ハルコ)

<思い出>
地元の方の優しさ

大隅半島で最初に訪れたスタンプスポットの志布志駅。観光案内所のお姉さんが「まあ東京からバイクで来たんですか」と驚きながらも、すごく親切に大隅半島の道を教えてくれました。まだスタンプラリーが始まって間もない時期でしたが、「もう100人以上の人がスタンプを取得しに来てくれましたよ」とのこと。とても暖かく迎えてもらえて、大隅旅の始まりからいきなり感動したことが思い出です。

画像12: 自分のバイクでこんな長距離ツーリングは初めてかも! “フェリーさんふらわあ”で行く、鹿児島・大隅半島ツーリング!(斎藤ハルコ)
画像13: 自分のバイクでこんな長距離ツーリングは初めてかも! “フェリーさんふらわあ”で行く、鹿児島・大隅半島ツーリング!(斎藤ハルコ)

<思い出>
荒平天神

県道68号を走行中、海に突き出た島に建つ赤い鳥居を発見。いちどは通り過ぎたものの、どうしても気になり、わざわざ道を戻って参拝したのが、こちらの荒平天神でした。岩山に建つ拝殿への急な階段を、ロープを使って登るのもインパクトが強かったです。映画『チェスト!』のロケ地にもなった“映える”神社です。

画像14: 自分のバイクでこんな長距離ツーリングは初めてかも! “フェリーさんふらわあ”で行く、鹿児島・大隅半島ツーリング!(斎藤ハルコ)

<思い出>
大隅のライダーさんたち

関東を走ってる時は、あまり話しかけられることのない私。友人には「デカいし、黙ってると圧が強いから話しかけづらい」と言われるので、それが当たり前だと思っていたのですが、大隅半島では何人ものライダーさんが話しかけてくれました。みなさん、私が東京から来たと言うと、「あそこは行った?」「ここのご飯が美味しいよ」と大隅について優しく教えてくださったのが、とても嬉しかったです。写真は道の駅で会ったZRXとCB750F乗りのお2人。

東京~大阪間の移動距離が効いて、3泊4日の総走行距離は1432.6km。愛車のジョン卿(XSRの個人的愛称です)と一緒に、大隅半島を走ることができて、大満足の旅でした!

画像: 【ワタクシ的、大隅半島の思い出ベスト6】
画像15: 自分のバイクでこんな長距離ツーリングは初めてかも! “フェリーさんふらわあ”で行く、鹿児島・大隅半島ツーリング!(斎藤ハルコ)

齋藤ハルコ
フリーのライター。愛車は現在もばりばりローン支払い中のヤマハ・XSR700。今回の旅では「愛車で鹿児島に行ける!」とテンションアゲアゲ状態でしたが、編集部を出発時に初の自撮り棒撮影に挑戦するも、不慣れすぎてブレブレなのが情けなかったです…。

スマホで参加!大隅ARスタンプラリー

<来県されるお客様へのお願い>
○緊急事態宣言の対象地域を含む感染拡大地域からの鹿児島県への来訪について
は,お住まいの自治体の要請に従って対応していただきますよう願いします。
○鹿児島県へ来県される場合は,「新しい旅のエチケット」を十分に御理解いただき、
体調管理をしっかりした上で,手洗いやマスクの着用,人と人との距離の確保など基本的
な感染防止対策を徹底していただくようお願いします。

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