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CRシリーズでは見たことのない細身のアルミフレームは、横剛性を25%も落としたものだと言う。ほうほう、ずいぶん柔軟性を手にいれて、これならアマチュアにも乗りやすいだろう、と思っていた。だが、オフロードヴィレッジのトラックに入っていった瞬間、とてもではないけれど、乗り切れないと思った。なんという、強烈なバイクなんだ。レスポンスフルなエンジンに、ガッシリした車体(どこが柔らかいんだ!)。自分に足りないものはたくさん見えてくる。だが、40歳間近のアマチュアにはそれをうめることは敵わなそうだ。
画像2: 思い通りにセットアップ可能なデバイス

Honda
CRF450R 2021年モデル

メーカー希望小売価格(消費税込み)
1,034,000円

※受注期間 2020年12/31

すでに熟成しきった感のあるモトクロッサーでありながら、この21モデルでは実に2kgもの軽量化を果たした上に、フロントフォークのストロークを5mm延長し、戦闘力を底上げしている。

画像1: Honda CRF450R 2021年モデル

これまでどおり、合志技研で生産されるスイングアームは鍛造のスウェッジ製法。形状を変更したのは、ワダチにおけるスムーズさを確保するためだという。

画像2: Honda CRF450R 2021年モデル

サスペンションのリンク比は、MXGPスペックを導入した。

画像3: Honda CRF450R 2021年モデル

徹底的に磨き上げられたユニカム450ユニットは、デュアルエキゾーストからシングルエキゾーストに戻された。エキゾーストのアウトレットは、楕円形に変更。エアクリーナボックスは1.78倍の容量となり、さらなる出力向上を果たしている。細かいところだが、この21モデルから油圧クラッチへ変更したのは、その出力向上によるクラッチ容量増大に耐えるための措置だという。

また、ストールタフネスを向上させるため、デコンプを再設計している。

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