キャンオフは学生だけでなく社会人でも誰でも参加できる。しかし、学生として参加できるのは限られた期間の間だけ。大学を卒業するとともにキャンオフから、バイクから離れてしまう人も少なくない。そんな学生最後の彼らにとって「キャンオフ」はどのような物だったのか。終わりでもあり、始まりの時でもあるキャンオフ最終戦の様子をお伝えしたい。

本気の遊びココロが衝突。街乗り日本一は誰だ?!

街乗りクラスとはオフロード走行に適さないマシンで競う単純なレースであり、参加車両はスクーターやカブに、モペットなど何でもOK。取り回しの良い小排気量VS力が正義の大排気量、今年はどんなドラマが展開されるのだろうか。

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スタート共に抜け出したのはXT12000Zスーパーテネレ。そしてそれを追うVTR-1000とKSR。このアウェイ感が街乗りの魅力。

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街乗りクラスに全力を注いでいるキャンオフ東日本学生代表の酒巻将太郎。去年もVTR-1000Fで出場し今年もフィニッシュジャンプを見事に飛んだ。着地時の音は…想像におまかせしよう。彼のこの街乗りクラスに掛ける思いは誰よりも熱かった…

画像: キャンオフ東日本学生代表 酒巻将太郎

キャンオフ東日本学生代表 酒巻将太郎

実は彼はエンデューロにもエントリーしていたのだが、スタート直前にマシンが焼き付いてしまったのだ。「もう何も言えないですよね。でも僕の本命は街乗りクラスなので気持ちを切り替えていきます」とトップアスリートの様な一言。

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街乗りクラスでひときわ目立ったのはやはりこの1台。実はこのライダーはバイク王の大貫さん。街乗りクラスに出るためにmyマシンを持参。パニアケースを付けたまま走っているのにも理由があり、中にはパンク修理キットを準備していたとか。「テネレで少しだけど飛んでしまいました。怖さ半分楽しさ半分で最高でした!やっぱりキャンオフは歳を重ねても良いものですね。」と大貫さん。

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