鈴木健二がエルズベルグロデオに参戦、シングルフィニッシュを目指す
![画像: 先週末開催されたG-NET Rd.2ブラックバレー広島では、2位。タイヤのチョイスをまちがえたと談](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2020/10/19/94b8b613ca82e048314ce71ff6d676366e5d9647_xlarge.jpg)
先週末開催されたG-NET Rd.2ブラックバレー広島では、2位。タイヤのチョイスをまちがえたと談
実は、この鈴木健二のエルズベルグ参戦は、2019年頃から本人の口から出ていたことだった。「オフロード業界も盛り上がると思いますし、エルズベルグに出たいんですよ」と。モトクロス現役時代よりも、ISDEに2度挑戦したり、大きな海外のビッグレースへのチャレンジを続ける鈴木の思惑は、エンデューロをはじめて以来かわっていない「業界を盛り上げたい」という一心。
参戦するバイクは、YZ250X。南アフリカのライダー達が、エルズベルグにYZ250Xを持ち込んでいることも多いが、ご存じの通りセルはない。昨今、ハードエンデューロのランカーたちは、オールマイティに実力を上げていて、WESSの王者たるマニュエル・リッテンビヒラーは、世界戦ランカーが集まるイタリアエンデューロ選手権でシングルフィニッシュできる実力を秘めている。まずは、鈴木がこの現代のエルズベルグロデオでスピードテストの予選を50位以内にフィニッシュし、1列目で本戦をスタートできるか、が鍵となる。
![画像: 御年48歳。年齢的にも、エルズベルグを完走したら、讃えられるものである](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2020/10/19/cd7abc5cbccbe58c737f5ac883ce28328a61c712.jpg)
御年48歳。年齢的にも、エルズベルグを完走したら、讃えられるものである
鈴木は「10位以内には入らないとね。だって、そうじゃないと完走できない可能性もありますよね? エルズベルグのヘルメットムービーを見る限り、そのほとんどが報道されづらいウッズの難所が多くて、僕らの培ってきたスキルも通用するレベルだと思う」と語る。まずは、早い時間、トップ10くらいの順位でカールズダイナーへ入れるかどうか。そして、そのカールズダイナーを1時間くらいで走破できるか、が鍵だ。
Off1.jp編集部の株アニマルハウスでは、鈴木健二のエルズベルグロデオをマネジメントから手伝い、強力にサポートする。本日、エントリーが完了、いよいよ準備が整ったので発表にこぎ着けた。