車体がコンパクトに、ナローになったうえで、エアボックスが大容量に

画像1: 車体がコンパクトに、ナローになったうえで、エアボックスが大容量に
画像2: 車体がコンパクトに、ナローになったうえで、エアボックスが大容量に

低中速トルクの話が先立ってしまったが、スペックにおけるパワーも十分なアップデートを果たしている。5000rpm以上のピークパワーは、最大0.6kWのパワーアップをしているのだが、大きな要因はエアクリーナボックスだ。旧モデルから1.8Lも増量して4.1Lに変更されたことで、吸気効率を最適化する。

画像4: “まったく別物” 21モデルのCRF450Rが、変わりすぎな件。なんだこの圧倒的スリム感

2020年までのインジェクター

画像5: “まったく別物” 21モデルのCRF450Rが、変わりすぎな件。なんだこの圧倒的スリム感

2021年モデルのインジェクター

加えて、インジェクターの噴射角は、30度から60度に変更。インジェクションは、その噴霧の仕方がどうしても低中速を出しづらいと長年言われてきていたが、この処置でかなりの部分を改善したと報じられている。スロットルバルブに対して対流させる流れをつくることで、吸気の冷却を計るようだ。

画像3: 車体がコンパクトに、ナローになったうえで、エアボックスが大容量に

吸気レイアウトも最適化。近年のモデルチェンジで進みつつある、吸気のストレート化をさらに推し進めた形だ。これは、FIによってレイアウトが自由になりつつあること、それにともなった車体設計が進んでいることによるものだろう。

This article is a sponsored article by
''.