4st125ほど、多くのダートバイクファンをワクワクさせる分野もないのではないだろうか。普段はモトクロッサーでガンガンに走るライダーであっても、セローでツーリングを楽しむライダーであっても、誰にも等しく「アクセルを全開にして、手の内で楽しめる」パワー感。それに、フルスペックの足まわりがあれば、なおのこといい。

なお、先頃発表されたFANTIC XE125が非常に関心を集めているため、こちらも再掲載しておこう。

このバイクがもう少し軽かったらな…オフロードバイクに抱く思いは、世界共通で「軽さ」は正義。まるで自転車のようなライトウェイトと、パワフルなエンジンをもつ、唯一無二のジャンルこそが2st125ccクラスだ。実は、KTMがEXCシリーズを150ccへ移行してしまってから、この2st125ccのユーロ5を突破するストリートリーガル車は、ほぼBetaのみの独占状態だった。そこで現れたのが、このイタリア娘である。

画像: FANTIC Enduro 125 Competition

FANTIC
XE125

¥1,000,000(税別)
2020年7月生産開始
予約開始中

エンジン: 水冷2ストローク単気筒 124㏄
キャブレター: ミクニ 38㎜
トランスミッション: 6速
ホモロゲ―ション: EURO-5 (公道走行可)
エキゾースト: Arrow by Fantic
点火方式: CDI
(Fanticオリジナルチューニング)
フレーム: アルミ製セミダブルクレドール
タイヤ: 90/90-21(F)
130/90-18(R)
ブレーキ: 250㎜ 油圧式ディスク(F)
245㎜ 油圧式ディスク
サスペンション(F): 48㎜ KYB フルアジャスタブル
ストローク長:300㎜
サスペンション(R): KYB フルアジャスタブル
ストローク長:315㎜
車両重量: 96㎏(ガソリン抜き)
燃料タンク容量: 9.0L
付属品: フルパワーチャンバー
ジェットキット
オプション品: レーシングキット

覚えていらっしゃるだろうか。昨年、EICMAで発表されたこのXE125を。

ヨーロッパヤマハとの提携により、YZ125Xの車体とエンジン供給を受け、エアクリーナボックスやフューエルタンク(どちらも大容量に!)をモディファイ。そこにFANTICイズムを混ぜ合わせた車両こそが、このXE125だ。オプションのレーシングキットを組み込めば、さらにラテン・モディファイが加速するとのこと。

サインハウス車両事業部では、このXEを皮切りに様々なレースシーンにおいてユーザーの手厚いサポートを計画中。

画像1: FANTIC XE125

削り出しのクラッチカバーと、その御御足がまぶしい。

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