北米現地2月23日、スーパークロス第8戦アーリントン。下田丈にとってのデビュー2戦目が終了、初のシングルフィニッシュを果たした。

開幕のように好スタート決まらず、追い上げのレースに

画像1: 写真はRd.7 タンパラウンド

写真はRd.7 タンパラウンド

ここアーリントンは、通常のヒート1・ヒート2の上位9名+ラストチャンス(敗者復活)4名が、メインレースを1つ戦うフォーマットではなく、トリプルクラウン。トリプルクラウンは、予選をタイムドプラクティスだけでおこない、メインレースを3ヒートおこなう。ポイント制でそのラウンドの順位を決めるため、ギャラリーも見応えあふれるもの。ポイントランキング的には、ヒートの重みは1/3になってしまうものの、3度結果を残せるチャンスがあるという見方もできる。

開幕戦では、スタートをうまく立ち上がれた下田丈だが、今回タイムドプラクティスの結果は芳しく無く13番手。ある程度有利にグリッドが選べた開幕とは、条件が違った。そのためか、メインレースでのスタートは、集団に飲み込まれがち。

画像2: 写真はRd.7 タンパラウンド

写真はRd.7 タンパラウンド

レース1・序盤で順位を大きくさげるくるしい展開

オープニングラップは10番手でまわるものの、3周目で20番手までダウン。ぐいぐいと追い上げて、結果的に14位でのフィニッシュ。

レース2・後半でタイムを短縮

フープスの形状があれてきたレース2、スタートはやはりくるしく14番手での立ち上がり。10位でのフィニッシュだが、後半のペースが上がり、レース3へ期待がかかる。

レース3・バトルを制して8位へ

15番手スタート、中盤までにスムーズに10番手まで浮上。前を走る7番手争いの集団を追い込み、ラスト2周で8番手だったジャレク・スウォルとのバトルを制して8位。下田丈史上、スーパークロスプロクラス初のシングルフィニッシュを決めた。

結果、この日のオーバーオールは10位と、開幕と同順位。

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