各地に甚大な被害をもたらした台風19号は九州地方には大きな影響を与えなかったため、HSR九州での全日本モトクロス選手権は予定通り行われた。予選が行われた土曜はやや風が強く、曇りがちな1日となったが、決勝日は朝から晴れわたり汗ばむ陽気となった。

そして再び表彰台へ

画像1: そして再び表彰台へ

決勝レースはスタート出遅れからの追い上げ展開、途中転倒してしまい、7位フィニッシュ。
「スタート出遅れて焦って追い上げていたんです。途中7位まで順位を上げたところで転倒してしまいました。転倒してからなかなか自分のペースに戻すことができなくて凄く腕も上がってたので厳しいかな、と思って走っていました。ラスト4周まで持ちこたえることができて7位まで順位を戻してゴールすることができました」予選から好調だっただけに転倒が悔やまれる結果となったが、終盤の粘りに強さを感じさせた。

縄田氏は「ヒート1は取りこぼしたようなリザルトでしたが、攻めた結果で転倒があっての7位なので悪くないですね」とコメント。

そしてヒート2、多くの声援が石浦を二度目の表彰台に登らせた。

画像2: そして再び表彰台へ

「途中ややあきらめモードに入ってました。でも、なんとか付いていけてたので最後に何かあるかもしれないという気持ちだけ持って、チャンスを逃さないためにも食らいついていかないといけないと思っていたのと、地元ということでたくさんの応援があったのでこれは頑張らないと帰れないなという気持ちで走りました」(石浦)

画像3: そして再び表彰台へ

ファイナルラップ、最終コーナーを抜け最後の最後で平田選手をパスし、3位でフィニッシュ。「もうちょっと早めにペースを上げられていたらとも思いましたが、最後まで諦めずに平田選手に食らいついていったのは本人の頑張りだと思います。中盤でよく耐えた結果だったのかなと思います」と縄田氏。

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レースを終え石浦は「ヒート1はもったいなかったですけど、ヒート2で表彰台に上がることができたのでいい感じになったかなと思います。来週はSUGOに事前練習に行きますが乗り込みだけかなという感じです、マシンは完成していますね」

縄田氏も「今回はリザルトをまとめられたので、最終戦もまとめて両ヒートで表彰台に立てたらと思っています。1週間しかないので週末に乗って中身の濃い事前準備をしていきます、マシンについては大幅な変更などはないと思います」とコメント。

2018レディスクラスチャンピオン畑尾樹璃が残り二戦に参戦

画像1: 2018レディスクラスチャンピオン畑尾樹璃が残り二戦に参戦

今シーズン世界選手権のウィメンズクラスに参戦した畑尾樹璃がスポット参戦。全日本へ向けて「久しぶりに走るなぁって感じです」とコメント。レディスクラスの予選は1組のため実質的に決勝のシミュレーションとなる。予選を4位で終えた畑尾は「スタートが悪すぎました。世界戦でも中盤で埋もれていた感じでしたので、今回もそれと同じ感じだったかなと思います。とりあえずスタートさえ出ることができればいい勝負ができると思っているので頑張りたいと思います」

マシンについては「フルノーマルです。サスペンションだけ東福寺さんにアジャストをお願いしました」とのこと。

画像2: 2018レディスクラスチャンピオン畑尾樹璃が残り二戦に参戦

畑尾は久しぶりの150でのライディングに手間取ったようだ
「ひと言でいうと惨敗という感じですね。150にずっと乗ってる選手は速かったですね」と7位フィニッシュに悔しさを覗かせる。次戦にむけては「あまり時間がないけど、しっかり準備してがんばります」とのこと。

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