ダンロップのモトクロスタイヤのうち、ミディアムハードが新世代へ進化。これまでのMX52からソフトな路面までカバーするワイドレンジなタイヤへ。
DUNLOP
MX53
フロントタイヤはMX52からエッジや、ブロック個数を見直して大幅にパターンを変更。ソフト路側へのワイドレンジ化を達成しているとのこと。また、ブレーキグリップ、直立時の接地感の向上を目指した。
リアタイヤはMX52のパターン配置を最適化することでハード路側性能を維持したまま、ソフト路側へのワイドレンジ化を実現。一見非連続に見える微妙なズレ具合は、意匠としても新しいモノと言える。
ブロック表面に二段ステップ形状を採用。エッジを増やすことで硬い路面や旋回時のグリップ、加速時のトラクションの向上を意図している。
対応範囲イメージ図からすると、MX33の範囲にかなり食い込んでおり、たとえばサンドコースでも30分の長いヒート中に路面が変わってきてしまうような場合、後半につれてさらにタイヤが活きるような作戦を立てられる。
ラインナップ
サイズ | フロント/リア | タイプ |
60/100-10 33J | フロント | WT |
60/100-12 36J | フロント | WT |
60/100-14 29M | フロント | WT |
70/100-17 40M | フロント | WT |
70/100-19 42M | フロント | WT |
80/100-21 51M | フロント | WT |
70/100-10 41J | リア | WT |
80/100-12 41M | リア | WT |
90/100-14 49M | リア | WT |
90/100-16 51M | リア | WT |
100/100-18 59M | リア | WT |
110/100-18 64M | リア | WT |
120/90-18 65M | リア | WT |
100/90-19 57M | リア | WT |
110/90-19 62M | リア | WT |
120/80-19 63M | リア | WT |
120/90-19 66M | リア | WT |
モトクロスタイヤの中でも、極めて標準的に使われるタイヤであることから、10インチの小径からラインナップ。また、エンデュランサーの18インチも100〜120まで幅広く選べるサイズが魅力だ。