年に一度のエンデューロ大会、ISDE(インターナショナル・シックスデイズ・エンデューロ)に、3年連続で日本代表チームが参戦する。今年は、例年に見ない実力者揃いのチームで好成績が期待されている。
今回紹介するのは、日本代表のレプリカジャージ。代表チームは運営資金を調達するため、この1ヶ月クラウドファンディングを運営してきたが、8月いっぱいでいよいよ完了。この間際になって、レプリカジャージがリターンとして設定された。
ISDE日本代表レプリカジャージ
¥16,000(寄付金込)・8月30日まで
4名各々のゼッケンが入った選手達のレプリカ、あるいはゼッケンの入っていないタイプの5種類。希望者にはサインが記入される。
↓より、様々なリターンを選んで、ファンドに寄付することが可能だ
ISDE 2019ポルトガル
会場:ポルトガル アルガルブ周辺
日程:11月11-16日
欧州の果て、ポルトガルの南西にあるサグレシュ岬付近が舞台。1913年を皮切りに、第94回大会として開催される。6日間の過酷な日程は、完走することも簡単ではないレベル。国代表が争うワールドトロフィーというクラスを戦う。
チームジャパン・メンバー
監督・中嶋宏明
現KTM東海所属、2019年までショップオープンエリア代表。ISDEには日本の黎明期に参戦しており、シルバーメダリスト。サポートとして幾度も日本代表やクラブチームを支えてきた、日本のミスターISDE。
E3クラス・前橋孝洋/KTM 300EXC
2018年全日本エンデューロ選手権チャンピオン。幼少時よりクロスカントリー、エンデューロに取り組んできたライダーで、チーム内唯一エンデューロでキャリアを続けてきた。今シーズン初戦をケガの治療で休戦、第2戦アルコピアから参戦。2017年にISDEに初挑戦、シルバーメダルを獲得。欧州のエンデューロマニアで、ISDEにはチームイチ詳しい。甘党だが、若さゆえ太らない。
E2クラス・釘村忠/Honda CRF450RX
全日本モトクロスでキャリアを積み上げ、ヤマハ、カワサキのファクトリーとして活躍したトップライダー。エンデューロに移行してからは、ホンダのエースとして活躍。2019年のチームジャパン創立に貢献。2018年はRd3-4を自主的に休戦してランキングを落としたが、スピード・テク共に一線級。好きな食べ物はウナギ。好きなことは二人の子供と遊ぶこと。すべてのヘルメットに、DEN&BENIと名前が書かれているほど親馬鹿。
E1クラス・渡辺学/YAMAHA WR250F
ヤマハで育ち、ファクトリーライダーから育成チーム監督まで勤め上げた、モトクロスにおけるベテラン。オンタイムエンデューロには縁が無かったものの、スポット参戦した2018年SUGO大会で圧倒的なタイムをマーク。エンデューロ委員会にてその戦績を鑑みてチームジャパンに推薦。現在も、後進の育成プランとしてTwister Racing・Twister Campを主宰。職業は餃子屋。
E1クラス・馬場大貴/YAMAHA WR250F
それまで取り組んできたモトクロスを、2018年で参戦休止し、今季はエンデューロに集中。クロスカントリーのJNCCにおいて開幕戦を優勝するなど、成長率著しい。当初アサインされていた横澤拓夢が負傷、代役として抜擢された。父のショップババナショックスを継ぎ、オフロードのファン拡大を目指す。ジュビロファン。嫌いなものは魚と貝。