エキパイだけを販売するというアイデアは素晴らしい

リプレイスマフラーはエキゾーストパイプからサイレンサーまでを全部交換する「フルエキゾーストシステム」と、サイレンサー部分のみを交換する「スリップオン」に大別されるが、新たに注目されているのがエキパイのみを交換する手法。

ノーマルサイレンサーの性能が高くなり、騒音規制も厳しくなった現在、スリップオンサイレンサーに交換しても現実的に得られるメリットは以前ほど多くない。

画像: 価格:エキゾーストパイプ 3万240円/スリップオンサイレンサー 6万2640円

価格:エキゾーストパイプ 3万240円/スリップオンサイレンサー 6万2640円

そこで公道での乗りやすさに拘るSP忠男が開発したのがエキゾーストパイプ部にサブチャンバーを備えたパワーボックス(以下PBと略)パイプ。

「スリップオン・エキパイ」とも呼ぶべき製品だ。

フルノーマル、PBパイプ+ノーマルサイレンサー、PBパイプ+PBサイレンサーの3パターンをテストしたが、驚いたのがPBパイプの威力。

画像1: エキパイだけを販売するというアイデアは素晴らしい

レブルにはタコメーターがないが、体感では2500~5000回転でのトルクが太く、スロットルオン/オフに対する反応もクッキリしている。

高回転域を使わずに高めのギア、低めの回転で乗る人が大多数なので、この恩恵を常に享受できるのも嬉しいところ。

正直、エキパイだけでこんなに変わるのかと感心した。

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PBパイプにPBサイレンサーの組み合わせでは6000回転以上での回り方が軽くなり、気をつけていないとトップエンドまで伸びきってレブリミッターを作動させてしまう。

歯切れのいい排気もが楽しめるし、5000回転以下での乗りやすさもアップする。

画像3: エキパイだけを販売するというアイデアは素晴らしい

街中の乗りやすさを求めるなら、まずはPBパイプに交換し、さらにスポーツ性やサウンドも楽しみたくなったらPBサイレンサーも、というパターンをお勧めする。

Photo:赤松 孝、南 孝幸 Model:梅本まどか

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