街乗りから下道ロングツーリングまで楽しめそうなワクワクする仕様
イタリアンブランドのSWMが東京モーターサイクルショー2019でニューモデル「OUTLAW 125」を日本初公開しました。
エンジンは水冷DOHC4バルブの単気筒で、排気量124.7ccです。
ネオクラシック・スクランブラーのスタイリングに合わせ、ブロックパターンのタイヤが採用されています。しかもピレリ製! タイヤサイズは前後17インチです。
倒立フォークを搭載し、前後シングルディスクブレーキを採用。原付二種とは思えない豪華な装備が魅力です。
アップマフラーもスクランブラースタイルを強調する気合いの入ったものですね。
クラスを超えた存在感で、実際に跨ってみても窮屈さは感じませんでした。
また、高速道路には乗れないものの、ロングツーリングに向いているバイクだといえるでしょう。
その理由がまず、燃料タンク。容量が16Lもあります。
そして、僕が個人的にもっとも注目したポイントはここ。グラブバーです。
二人乗りもしやすいですが、これがあると、ソロツーリングで荷物を積みやすいんですよ。
近年、お尻周りをすっきりとさせたデザインが流行る中、SWMの実用性の高さにはツーリング好きとして好感が持てます。
また個人的な話で申し訳ございませんが、最近、自分がどんなバイクが好きなのかというのを言葉で表せるようになりました。
それは、「帆布のバッグが似合うバイク」です!
この「OUTLAW 125」も、帆布のバッグをストレッチコードで積み、のんびりと長旅してみたいなあ、と思わされました。
扱いやすいサイズで、ブロックパターンのタイヤを履いているから、ちょっとしたダートにも気軽に入って行けるでしょう。下道の旅を存分に味わうことができそうです。