いまや、ニーブレイスブランドとして指折りの地位を固めつつある、PODからスタンダードモデルのK4がリニューアル。SNSで事前ティザーが出されるほどの力の入りよう、早速Off1.jp編集部で着用インプレを敢行してみた。

画像1: ニーブレイスのニュースタンダードとなるか、新生POD K4。軽い着け心地に驚き

POD
K4 2.0 ニーブレース

POD K4 2.0 左右セット
品番: K4024-058
価格: ¥81,000(¥75,000)
サイズ: XS/S ・ M/L ・ XL/2XL
POD K4 2.0 右足用
品番: K4023-058
価格: ¥41,580(¥38,500)
サイズ: XS/S ・ M/L ・ XL/2XL
POD K4 2.0 左足用
品番: K4022-058
価格: ¥41,580(¥38,500)
サイズ: XS/S ・ M/L ・ XL/2XL

ハイエンドグレードのK8 2.0と同等の機能を保ちながら、カーボン→グラスファイバーの材料置換をおこなったK4 2.0。正直なところ、編集部稲垣はニーブレイスが苦手で、ニーシンガード派だったのだけれど、このK4を着用して考えが一変した。

ニーブレイスの苦手だった部分は、なんといってもその重くるしい着けごこちだったけど、このK4 2.0はつけた瞬間に「これならいけるかもしれない」と思わせてくれるものだった。

画像1: POD K4 2.0 ニーブレース

まずもって、見ての通りスーパースリムだ。特に、フレームからニーガードにかけてのラインがスムーズで、モトクロスパンツともひっかかりづらいもの。

画像2: ニーブレイスのニュースタンダードとなるか、新生POD K4。軽い着け心地に驚き
画像3: ニーブレイスのニュースタンダードとなるか、新生POD K4。軽い着け心地に驚き

この通りで、ブーツとの相性が抜群。もちろん太くなるものの、ヒザを曲げてフレームがブーツの外に出て不快…なんてこともない。

画像2: POD K4 2.0 ニーブレース

最も驚かされたのは、ヒザを着いたときだ。ヒザの内側に樹脂があたって痛さを感じるはずが、まったく感じない。フローティングされたニーガードのアタリがとても優しい。少なくとも、ニーブレイスをつけた不快感はほとんど解消された。

画像3: POD K4 2.0 ニーブレース

ヒザの曲がり自体もとても自然。PODでは、このリガメントシステム(人工腱)の強度を高めたとのこと。特に何度も曲げるパーツなので、リガメントが傷みやすいものだが鉄の5倍の強度を誇る『ベクトラン繊維』を心材に柔軟なTPUで覆ったもので、動きも自然。実際、実にスムーズだった。

画像4: POD K4 2.0 ニーブレース

モトクロスパンツを履いても、とても自然に動ける。

ニーブレイスは、これまで3本使いこんだ上で、やっぱり動きづらく、重ったるさに辟易して装着をあきらめていた。K4であれば、おそらくあきらめずに済みそうだ。正直なところ、ニーブレイスが進化することなどあまり考えていなかったので、ここまで違うものになっているとは、と驚いた。当然、ニーブレイスの価値はわかっているし、ニーブレイスせずにヒザを壊すことの恐怖と常にせめぎ合っていたから、僕にとってまさに福音と言える。ぜひ、次はライディング時に試してみたい。

わかりやすく、イージーなPODのフィッティング方法

画像1: わかりやすく、イージーなPODのフィッティング方法

購入時は、ヒザの裏側でサイズを測る。この場合、XL/2XLサイズ。
※本来は素肌で測りますが、お見苦しいためインナーを着用しています

画像2: わかりやすく、イージーなPODのフィッティング方法

ヒザを90度に曲げながら装着すること。なお、PODではKXニースリーブという専用の滑り止め付きインナーがリリースされていて、これを使うとずれづらいし、パンツのライナーにひっかかりづらくなる。

画像4: ニーブレイスのニュースタンダードとなるか、新生POD K4。軽い着け心地に驚き

本来的には、このインナーは上下を折り曲げて使うことでパンツとの擦れを防げる。今回は、ニーブレイスがみえやすいよう、折り曲げずに撮影した

画像3: わかりやすく、イージーなPODのフィッティング方法
画像5: ニーブレイスのニュースタンダードとなるか、新生POD K4。軽い着け心地に驚き

ニーブレイスのバンドは、通常締める順番が決まっている。PODの場合、バンドに占める順番がしっかり振ってあってわかりやすい。

画像4: わかりやすく、イージーなPODのフィッティング方法

上下のベルトは、クイックリリースになっているので、一度長さを決めてしまえば着脱の面倒も半減。

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